TM NETWORK 単語

3800件

ティーエムネットワーク

3.4千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
 ネタバレ注意

【 注

この項音楽ユニット「TM NETWORK」について記述しております。 IKZOとのコラボに関する事項を熱望される方は「TaneMaki NETWORK」の項をご覧ください。

 

TM NETWORKとは?

TM NETWORKとは、小室哲哉シンセサイザーキーボード)・宇都宮隆ボーカル)・木根尚登ギターキーボード)の3人で結成された日本音楽ユニットである。現在ソニー・ミュージックダイレクトに所属。

概要

来歴

1980年木根尚登宇都宮隆が在籍していたバンドSPEEDWAY」に小室哲哉が加入。当時小室バックバンドへの参加などセミプロ的な活動をしていたためにSPEEDWAYにはそれほど深く関わることはなかったが、しばらくして小室が木根に新ユニット企画を打診したことが結成のきっかけだという。当初は外国人女性ボーカリストを起用する予定だったが、彼女は滞在ビザが切れて強制帰させられてしまった。そのため木根の薦めで宇都宮を誘い、3人でTM NETWORKが正式に結成された。

ユニット名は、当時の3人の居住地であった多摩地区小室府中、木根と宇都宮立川)を取り入れたいという小室の提案を織り込み「多摩ネットワーク」となりかけたが、「多摩」の部分が格好悪いということで、多摩TAMA→TMと略し「TM NETWORK」となった。ちなみに「NETWORK」部分は木根による考案で、呂はオーストラリアバンドメン・アット・ワーク」からヒントを得たという。

その後、デビューが決まった頃にレコード会社のプロデューサーからパッとしない名前だと摘を受け、ユニット名の再検討が行われる。最終的に小室の発案で「TM」の部分を「TAMA」ではなく「TIMEMACHINE」の略だと意味を変更し、公式には“TIMEMACHINE NETWORK(の略)”というコンセプト(設定)になった。

1983年TBSラジオ日本コカ・コーラ催のバンドコンテスト、「フレッシュサウンズコンテスト」で最優秀グランプリを獲得し、翌年4月21日EPICソニー(現・エピックレコード)からシングル金曜日ライオン』とアルバムRAINBOW RAINBOW』でデビュー。この年にはテレビ西日本に楽曲『FANTASTIC VISION』を提供し、現在でも天気予報BGMとして使われている。

なかなか大きな芽が出ない中で小室ヒットが出ない状況に苦し、方向性を模索する。1986年FANKS」なるキーワードを提唱。これはファンクミュージックFUNK)、パンクロックPUNK)、ファンFANS)の言葉を掛けあわせた造語で、新しい音楽性を見出していく概念であったが、前面に出されたのは3rdアルバム『GORILLA』ぐらいであった(のちにリミックスアルバムDRESS』で「FANKS '89」として再提示される)。その後「FANKS」はTM NETWORKのファン自体をす言葉にもなっていく。

1987年2月、『夜のヒットスタジオ』に出演し『Self Control(方舟にかれて)』を演奏。これがきっかけとなり同曲がスマッシュヒット。これを弾みに同年4月リリースし、アニメシティハンター』のエンディングとして使用されたシングルGet Wild』がヒット。TM初のオリコントップ10入りを果たす。初のベストアルバムGift for Fanks』のリリース、及び日本武道館での演も果たす。

1988年には『NHK紅白歌合戦』へ初出場。『COME ON EVERYBODY』をスペシャルバージョンアレンジして紅白史上初の6分の時間を演奏

1990年、“リニューアル”として名称を「TMN」とすることを発表。

1994年、「プロジェクト終了」と銘打ち、同年5月18日・19日の東京ドームでのライブをもって一旦活動を停止。

1999年、再び「TM NETWORK」として『GET WILD DECADE RUN』をリリースし、活動再開。

2008年11月4日小室詐欺容疑で逮捕され、事実上の活動停止状態になる。

2012年3月幕張メッセで行われた米米CLUBPRINCESS PRINCESSとの共演ライブにて再び活動再開。同年4月日本武道館2DAYSの単独ライブを果たし、同ライブ2日4月25日ニューシングル『I am』をリリースした。

音楽性・ライブ・ビジュアル・サポートメンバー

デビュー当時から、小室の嗜好やセンスであるシンセサイザーを多用したデジタルサウンドを基調としていた。

一方の木根はアコースティックバラード系の曲を得意とし、小室とは違う嗜好・センスを用いてその才を発揮していた。

それらの上で、バンドとしての楽曲スタイルとしては、その時期ごと(アルバム単位)に変化がみられる。特に『GORILLA』以後はその時ごとのコンセプチアルな姿勢がよく分かり、アルバムライブにおいて楽曲以外の要素(世界観)も楽しむことができるのがTMの特徴のひとつといえるだろう。

ライブでは原曲の基をとどめないアレンジ演奏されることが多かった。また、同じ曲であっても各演によって違うアレンジが施されていることもあった。特にTMNへ称直後の『RHYTHM RED TOUR』ではハードロックメタル調のサウンドとなり、TM史上で最も異色ともいえるアレンジとなった。

パフォーマンス舞台演出も凝り、アンコールも行わない(当初)など制限や演出で世界観を出していた。

ビジュアル面でも例えば小室と木根はヘッドセットマイクを使用する、使用しない機材も置く、あまりしゃべらない…などアイコン・絵作りをしてインパクトを与えていたり、イメージを作っていた。

1999年の再始動以降のライブでは、較的原曲に近いアレンジであったり、小室・木根もスタンドマイクを使用するなど、年齢相応のスタイルとなっていった。

バックバンドサポートメンバーからは松本孝弘B'z)、浅倉大介access)、久保こーじFENCE OF DEFENSEらを輩出している。

ニコニコ動画におけるTM NETWORK

ニコニコ動画においては、PVライブ映像以外にも多数の関連動画投稿されている。中でもIKZOIKUZO)とのコラボ、『シティーハンター』のエンディング手法を用いたMAD話題になった。また、ファンの性質ゆえからか「演奏してみた」系のカテゴリーカバーも多数投稿されている(VOCALOIDに歌わせたりするものは「HM-NETWORKタグが付いている)。他にも「TM@SNETWORKタグゲームアイドルマスター』の映像と合わせるMADも多い。

関連動画

関連項目

アニメCAROL』とアルバムCAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜』


ゲームファミコン)『TM NETWORK LIVE IN POWER BOWL』と、 例の曲(上のアルバムCAROL~にも収録』)


ゲーム?(PS)『ガボールスクリーン

関連生放送

ファンコミュ(更新停止らしい)

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/24(水) 13:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/24(水) 13:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP