Today is Friday in Californiaとは、『忍者戦隊カクレンジャー』のセリフ及びそれをネタにした海外memeである。
台詞の出展はスーパー戦隊シリーズ作品『忍者戦隊カクレンジャー』の第46話「新春まんが地獄」の一シーンより。
2021年2月15日にYouTube上に「Today is Friday in California」という切り抜き動画がアップロードされると、癖になる訛りっぷりと前後の映像のカオスさ、妙なテンポの良さが受け、多くの海外YouTuberたちがこれを真似た動画を作成して上げ、memeへと昇華した。
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https://twitter.com/fridaypacific/status/1626575222022217728
なお、実際のセリフは「Today is fine day in California.」なのだが、「Friday(多くのアメリカ人労働者の給料日)」に変えることで、給料日に浮かれて発砲事件が多く発生するアメリカの銃社会を皮肉ったシニカルなセリフとなっている。というか訛りが強すぎてこう聴こえるらしい。
霧隠才蔵の子孫であるニンジャブルーことサイゾウは、狸の妖怪ムジナの作ったマンガの中に閉じ込められ、バイクに乗った殺し屋の襲撃にあい、救急車で病院送りにされる。
病院の手術室に運ばれたサイゾウだが、その中では外科医が巨大な刃を打ち鳴らすなど、とても手術どころではない。
そして、ゆっくりと診察台で起き上がった警官が「Today is Friday in California」と酷い訛りの英語を話したかと思うと、その警官は困惑しているサイゾウに向け「shoot!」の言葉と共にピストルから弾丸を発射する。
銃弾は命中せず、半狂乱になったサイゾウは逃げ出し、何度も何度も同じようなドアを開けながら、人がいないヒーローショーの舞台へとたどり着く。
ちなみに、このエピソードは冒頭の初詣の際にサイゾウがおみくじで大凶を引き当ててしまった事を皮切りに、彼にとっての最大の不幸が次々と起こる内容になっていた。
例の病院での一幕や「Today is fine day in California.」の一言はその不幸の一つでもあるのだが、「大吉」に引っ掛けた「fine day」の直後の発砲は、文字通り「大凶」という意味合いになっていると言える。
カクレンジャーの次回作である『超力戦隊オーレンジャー』では第24話「笑う懐かし男!!」が放送された。
ちなみに、同エピソードが放送された時期は「新春まんが地獄」からわずか半年後の夏休みであった。
このエピソードはプンスカプンさとう珠緒氏演じるオーピンク/丸尾桃が主役を務めているが、登場怪人のバラカッカの演者が妖怪ムジナと一緒だったり、桃が異世界に閉じ込められたり、ロス警視よろしくバラカッカが様々な姿に変身したり、あと怪人の変身態の一人で岡本美澄が出演と、まるで「新春まんが地獄」をなぞった様な展開が特徴的であった。というか、ほぼ焼き直し。
「新春まんが地獄」では世界的に有名になった台詞が生まれた一方、残念ながら本エピソードからはその様な台詞は(いまのところは)見られていない。
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最終更新:2025/04/28(月) 01:00
最終更新:2025/04/28(月) 00:00
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