TVアニメ版ステラ女学院高等科C3部作中のサバイバルゲームと現実のゲームとの相違点 単語

テレビアニメバンステラジョガクインコウトウカシーキューブサクチュウノサバイバルゲームトゲンジツノゲームトノソウイテン

5.1千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ステラ女学院高等科C3部(しーきゅーぶ)とは、 2013年7月からTBSほかにて放送されるガイナックス制作サバイバルゲームを題材にしたTVアニメ作品である。 原作2012年5月からヤングマガジンにて連載されている『特例措置団体 ステラ女学院高等科C3部』。 ただし、原作アニメ版は登場人物や一部設定は同じくするもストーリー、一部登場人物の性格・設定、サバイバルゲームのルール、マナー描写等が異なる点は留意されたい。

本作における作中のサバイバルゲームでは演出のため、現実サバイバルゲームにおいてのルールマナー等に基づいておらず、大きな相違点が存在するため本稿に記す(以下に示すルールマナー、用語等は現在日本ける一般的な慣習に基づく。これらは時代や地域によってもかなりの違いがあることに注意)。

大まかな相違点

1. 手榴弾の取り扱いについて

C3
重量物であるシミュレーションハンドグレネード手榴弾)の投擲許可

現実
勢いよく投げられたシミュレーションハンドグレネード手榴弾)が人体に命中した場合、死傷事故を引き起こす可性があるため投擲禁止。危険性がいよう転がして使用する。また、ブービートラップとして活用する場合、ワイヤーや紐の使用は(足を引っかけて転倒する等の原因となる為)安全性の観点から禁止される場合が多い。
一部のサバイバルゲームフィールドミリタリーショップメーカー等の催する定例会や大会等では使用禁止となる場合がある為、使用者レギレーション事前確認を推奨する。

2. 身体の接触について

C3
相手のに掴みかかる、床で殴り掛かるなどの格闘行為の許可

現実
基本的には敵味方同士、装備品を含む身体への接触は厳禁。レギレーションによっては接触した者同士、ヒット状態と判断されお互い失格としてフィールドアウトしなくてはならない場合がある。
ただし、特殊レギレーションとしてフリーズタッチが認められる場合もある。

3. 射撃方法の規制

C3
射撃標を視認せずに射撃する盲撃ち(ブラインドショット)の許可

現実
不特定多数の人が参加するサバイバルゲームフィールドミリタリーショップメーカー等の催する定例会や大会等では、射撃標を視認せず射撃する事は思わぬ事故の元となるため、盲撃ちは禁止行為とされる事が多い。現実誤射や至近距離急所撃ち、オーバーキル銃器に被弾した際に気が付かずゾンビ行為の温床となる等の原因の一つとなっている。ただし、個人のゲームについては規制はなく、参加者各人の安全意識とモラルに委ねられる。

4. 行動規制

C3
負傷する恐れのある木登りや、飛び降り、登攀行為の許可

現実
過去に安全性を無視した木登りや、飛び降り、登攀行為で負傷事故があり、サバイバルゲームフィールドでは禁止行為としている場所が多い。規定があるフィールドで違反した場合、失格及び退場処分となる場合があり、フィールド出入り禁止措置が取られる恐れがある。
ただし、個人の敷地内で個人的に行われるゲームについては規制はなく、個人の安全意識とモラルに委ねられる。なお、飛び降り行為については自らのみならず、下にいる人間をも巻き込みかねないため特に推奨できない。

5. フィールド内の仮設物の取り扱いについて

C3
障害物、備品等のフィールド仮設物の持ち出し、移動、破壊の許可

現実
サバイバルゲームフィールドでは障害物、備品等のフィールド仮設物の持ち出し、移動は基本的に禁止。ただし、レギレーション許可を受ければ可もちろん破壊行為については厳禁である。個人の敷地内で個人的に行われるゲームについては規制はない。

6. 言動の規制

C3
暴言について特には規制の模様。

現実
相手や周りが不快になりトラブルの原因となる惧れの有る暴言は、いかなる状況であっても許されない(ただし、映画漫画パロディとしてのセリフ等、参加者同士で認識され共有されているなどで全く問題にならないレベルのものは除く)。違反した場合、失格及び退場処分となる可性があるし、不特定多数の人が参加する定例会等で行うと、フィールド出入り禁止措置が取られることもある。

7. ヒット判定について

C3
フィールドの備品等を簡易防弾として使用する行為の許可。つまりは身に着けている装備品の一部に被弾判定がい。

現実
全身ヒット制が基本ルール身に着けているあらゆる装備品に被弾判定がある。ただし、レギレーションにて特別に認めた場合、その限りではない。

8. 至近距離での攻撃法の規制

C3
ナイフアタック許可

現実
ゴム製等のトレーニングナイフであっても、急所に向けて突き刺す等、使用法を誤れば死傷事故を引き起こしかねないため、ナイフアタック自粛される事が多い。そこで代替案としてフリーズコールが存在し、現在はそちらが流。なお、不特定多数の人が参加する、サバイバルゲームフィールドミリタリーショップメーカー等が催する定例会や大会等では、ナイフアタックフリーズコールは共に禁止行為とされる事が多い。前者はに危険性から、後者は要らぬ係争と至近距離の撃ち合いへの発展を防ぐためである。ただし、個人のゲームについては規制はなく、個人の安全意識とモラルに委ねられる。

9. 類の所持制限

C3
特に規制い模様。

現実
ナイフアタックが認められる場合はトレーニングナイフ等の安全性が取れた物は論所持可ナイフアタックが禁止されている場合でもファッションとして所持が認められる場合はあるが、類の形状をした物事態、所持が禁止されているフィールドも存在する。ファッションとして所持が認められる場合も身に取り付けて銃剣とする事は安全性の観点から禁止される事がほとんど。
を持つ物は所持厳禁(ノコギリ等も含む)。

10. 他者に対するヒットの判断

C3
対戦相手を射撃後、相手のヒットコールい状態で相手のヒット判定を自身で判断し、クリア(敵排除、制圧の意)と叫び、結果として間接的にヒットコールを要する描写がある為、念のため言及する。

現実
基本的にはヒット判定は射撃した側ではく、被弾した側が行うものであり、自らに命中させた確信があっても、相手側からのヒットコールい以上はヒットとして扱ってはならない。 さらに、相手からのヒットコールい状況で、相手に対してヒットコールを強制させるような発言は意図的かどうかに関わらず慎むものである。
明らかに被弾しているにも関わらずヒットを宣言せずにゾンビ行為をする違反者がいるが、その場合は係争を防ぐために自身の判断で違反者に抗議してはならない。違反者を発見した場合はゲームの管理責任者に相談・報告するに留める。
ただし、ゲーム管理者が定めた審判員が命中を視で確認、ヒットと判定した場合は、判定を受けた者は速やかに示に従わなくてはならない。

11. サバイバルゲームに対する思想、姿勢

C3
一部に勝利条件のためにルールマナーを意図的に無視しても良いとの考えを持ち、尚且つ人間関係を省みず、不和を起こし、係争を引き起こす者がゲームに参加している。

現実
サバイバルゲームは同好の趣味を持つ者の集いであり、お互いが楽しむ事を的としたスポーツ、遊びである。自分のプレースタイル、思想によって他者に迷惑、不快感を与えてはならない。特にルールマナー違反は以ての外である。(ルールマナーはお互いと周辺配慮のためにある。よって厳守がめられる。)
現実として、定例会等で自身の失格原因や敗北の原因を見ず知らずの人に問う者(しい仲でも問題だが。反省と咎めは別物であることは留意されたい)が時々いるが、それは重大なマナー違反である。他者との係争、不和を起こす者はルール及びマナー上に図いてゲーム管理者により排除される。
 

12.重大な負傷者の発生、負傷者発生の予見、もしくはそれが起こり得る状況に陥った時の対処

C3
負傷者が予見される状況でそのままゲームを続行している描写がある。

現実
プレイヤーフィールドスタッフ、第三者問わずかしらに負傷者が発生した場合、または負傷者が予見される場合、あるいは負傷者が発生し得る状況に陥った場合、即座にゲームは中断される。各人ともに負傷者の救護と全員の安全を優先させなければならない。

上記用語の補足

シミュレーションハンドグレネード

ゲーム用に開発された手榴弾ガスBB弾発射器、および軍事訓練用に開発されたガス、ビニール風船キャップ等を利用した音響弾(爆音を安全なレベルまで落としたもの)、またはダミーグレネードの事。
参考までに野球の硬式球は141~148g程度、現在流である「エアソフトイノベーション社製トルネードグレネード」のガスBB弾未装填重量は240g前後である。

ナイフアタック

ゴム製等、非殺傷性の模造で攻撃する事。ナイフ先に接触したプレイヤーBB弾の被弾と同様、ヒットとして失格となる。
基本的にレギレーション確認時に言及がい場合、禁止となっている場合が多いので注意。

フリーズタッチ

至近距離において、相手に気づかれず、明らかに自分の優勢が保たれている場合に、相手の肩等にタッチして攻撃する事。フリーズタッチを受けたプレイヤーBB弾の被弾と同様、ヒットして失格となる。つまりは武器の使用を禁止したナイフアタック
基本的にレギレーション確認時に言及がい場合、禁止となっている場合が多いので注意。

フリーズコール

至近距離において、相手に気づかれず、明らかに自分の優勢が保たれている場合に、攻撃態勢を整えた上で「フリーズ(動くな)」とをかけてヒットを要する行為。ただし、要された側には反撃の権利があるため、至近距離の撃ち合いに発展する危険性がある。
仮にフリーズコールをされた場合にヒット宣言する事を義務化してしまうと、優勢かどうか曖昧な状況下や十二分に反撃可な状態でも失格となり性に欠ける。よって要された側には反撃の権利が認められる。

オーバーキル

既にヒットコール及びヒットジェスチャーを行っている者に対し、必要以上に射撃する事。故意に行うのはマナー違反である。ただし、サバイバルゲーム失格者が優先ではい為、失格者がゲーム続行中の射撃者の射線上にされている場合(例えば、生存しているプレイヤー達が失格者を挟んで交戦している等の状況)、速やかに退避する事。万が一、負傷等の理由で退避できない状況ならば、ヒットコールと共にその状況を伝える事。

ゾンビ行為

飛翔するBB弾の被弾、あるいはレギレーションにて特別に認めた攻撃方法で攻撃を受けた場合、受けた者はヒットを宣言し失格とならなければいけないが、これらを無視してゲームを続行しようとする違反行為。
もちろん、ゲームイベントが「『バイオハザード』のようなゾンビとの対戦」といった趣旨のものならば、そこでのレギレーションに従う範囲にいてはこの限りではない。

関連項目

現実のサバイバルゲーマー(筆者)からのお願い。

最後に。サバイバルゲームを知らない視聴者の方へ。

サバイバルゲームとは同好の趣味を持つ者同士が集い、お互いが楽しく遊ぶためのスポーツです。

スポーツとは歴史に生じてきた非暴力化(文明化)の傾向を直接身体で表する実践形式の一つでもあります。よって、サバイバルゲームを単純に戦争真似事で不謹慎と揶揄する事は適切とは言い難いものです。
(一般的には「戦争ごっこ」と言えば伝わりやすいのは確かな事実です。しかし、あくまで「ごっこ遊び」なのであって戦争を賛美しているわけで無く、戦争の準備として真似ているわけで無いのです。ごっこ遊びと争い事は別物です。)

もしも、不適切な言動が飛び交い、相手を蔑ろにしたプレーが横行すれば、それは遊びであるサバイバルゲームではなく、本当の意味での戦争真似事となってしまいます。

あくまで遊び、遊びであるが故にスポーツなのです。対戦相手への敬意と思いやりを忘れずにプレーをする。それが本来のサバイバルゲームの正しい姿なのです。
サバイバルゲーマーの多くがサバゲー紳士淑女と呼ばれる所以はここに尽きます。

TVアニメステラ女学院高等科C3部』はエンターテイメント作品であり、製作が構想した物語の演出上の都合の為、その点が意図的に除去されています。その点を留意して頂けると幸いです。

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
田中美海[単語]

提供: ティチャ

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/04/03(木) 12:00

ほめられた記事

最終更新:2025/04/03(木) 12:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。