U-15とは、以下のことを表す。
世界各国で人生の区切となる年齢は異なるが、日本では15歳で中学校を卒業し、同時に義務教育を修了することから、ひとつの大きな区切として、サッカー界や(主に女性)アイドル界でよく使われる。
アイドル界でこの呼称が定着したのは、しほの涼や入江紗綾らが注目を集めるようになった2005年頃とされている。
それまでにも、杉田かおるや安達祐実など、子役タレントがほぼ周期的に話題を呼び、子役を主役に据えたバラエティ番組が支持された1990年代には、チャイルドとアイドルをかけあわせた「チャイドル」なる造語も生み出されたが、いずれも一過性のブームで終わっている。
2000年にモーニング娘。へ加入した4期生の辻希美と加護亜依が、年齢相応の無邪気さと天真爛漫ぶりで一躍スター化したあたりから再び需要が高まり、中学生のうちからグラビアモデルとしてデビューする者も現れるようになった。
中でも、2002年春、小学校卒業と同時にデビュー写真集をリリースした桐村萌絵は、早熟気味の体型と、平成生まれ初のグラビアアイドルというインパクトが併せられて大きな話題を呼んだ。
そして、2003年夏にはavexからsweetsが、2004年春にはハロー!プロジェクトからBerryz工房がデビューした影響からか、市場がさらに活気を帯び、出演モデルをこの世代に限定したグラビア雑誌も創刊されるなど、ただのブームではなく、カテゴリーの一種としてアイドルファンに認知されるようになる。
2006年頃からは、年齢を重ねてなお正攻法のグラビアで人気を集めていたほしのあきなどとの対極に位置するように、中高生モデルを起用しての、衣装と呼べないような露出過多、場合によっては性行為を容易に連想させる(いわゆる着エロ)イメージ映像が作られるようになり、一時社会問題化。若年着エロ路線で勢いをつけていた藤軍団が摘発されてからは、ややマイルドな方向へ修正されたもよう。
このカテゴリーを牽引してきた1990年代前半生まれのアイドルたちが、のきなみ高校卒業、および成人していく近年では、小倉唯、福原遥などが次世代の核として期待されているが、AKB48、および姉妹団体に雑誌、CMといった主要メディアを制圧されてしまった現状では、やはり中期的なブームで終わってしまいかねない予感も醸し出しつつある。
ニコ動ではR18タグとセットになっている場合もあるので割愛。
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最終更新:2024/04/18(木) 17:00
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