WILLER TRAINSとは、京都丹後鉄道を運営する鉄道事業者である。
大手高速路線バス会社であるWILLERが鉄道を運営する目的に子会社として設立した企業である。
英語表記だけの企業としては初めての日本の鉄道事業者となる。
北近畿タンゴ鉄道が運営・所有する2路線の運営を上下分離方式によって、2015年4月1日にも北近畿タンゴ鉄道から引き継いだ(経緯については「北近畿タンゴ鉄道」の項目参照)。これにより、WILLER TRAINSが第二種鉄道事業者となり、北近畿タンゴ鉄道は第三種鉄道事業者に移行した。
運営を引き継いだ後は運営路線は3路線となり、愛称鉄道名として「京都丹後鉄道」が使用されている。
WILLER自体には鉄道を運営するノウハウが備わっていないため、北近畿タンゴ鉄道の社員を全員継続雇用するとしている。
なお、上下分離方式の運営事業者に応募した時の提案では、外部の専門家で構成される安全評価外部委員会を設置すること、全車両にドライブレコーダーを設置してデータ解析を行うことを提案している。また、地元バス会社(丹後海陸交通など)と連携して鉄道とバスの接続を強化することも考えているようである(WILLERが新規にバス事業を展開するよりコストが安い)。
このほか、「沿線地域公共交通網形成計画」では、京阪神方面とのアクセス強化、関西国際空港からのアクセス改善、普通列車の時間短縮、クルーズ船との連携などが掲げられている。
道の駅「丹後王国『食のみやこ』」を運営する丹後王国と提携し貨客混載事業を開始した。「食のみやこ」に出荷していた生産者が最寄り駅へ農産物を運搬。定期列車で輸送している。峰山駅から丹後王国のスタッフが荷卸しと納入を行っている。これにより高齢者の多い生産者らの負担が大きく軽減されている。
「京都丹後鉄道」を参照のこと。
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最終更新:2024/04/20(土) 12:00
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