Xボンバー 単語

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エックスボンバー

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Xボンバー(エックスボンバー)とは、永井豪原作テレビ番組漫画およびに作中に登場する宇宙名前である。

とかくXボンバーをてっきり登場する巨大ロボット名前思い込む例もあるがそちらはビッグダイエックスっていう立名前があったりします。

概要

じんプロダクションからの依頼コスモプロダクション日本国外での展開を念頭に置いた番組制作を請け負った。
原作キャラデザ永井豪メインライター永井豪推薦藤川介となった。
当時のロボット宇宙モノが徐々にアニメーション制作に移行している中、人形劇での放送、コミカライズされ人気があったと思われるだろうが、実は電子戦隊デンジマンの裏番組かつ料理天国などの長寿番組の時間帯の放送だったのでかなりマイナーで視聴率には恵まれなかったがカルト人気を集め、放映から十数年後に限定発売でLD化、その後DVD化もされた。

ただテレビ放送は相当変則的だった。放映第一回の「宇宙マシーンXボンバー・発進準備了」は、当時の放送局では最新機器だったVTRの特別番組だった。その次の放送分からフィルムとなり、25話放送された。
LDDVD共に収録されているのはこの25話分であり、放映一回パイロットフィルム映像化はされてない。
しかも撮は初のマリオネット番組のため不慣れで遅滞し、一ヶで3本しか作れずその都合で1回が特番に、その後総集編を3回挟むことになった。

一方で海外ではテレビでの人形劇の放映というのは一般的な物であり、その関係もあって普通大人気
クイーンギタリストであるブライアン・メイソロアルバムカバーしたりもしている。

ちなみに内容はと言えば、「戦争が終わって落ち着いた太陽系ゲル帝国という組織がやって来て、火力に物言わせて冥王星基地を制圧して一気に攻め込んで来たけどまともに対抗できる宇宙いから、ちょうど"こんなこともあろうかと”思って作ってたXボンバーを試験航行”も兼ねて”出撃させた。」という感じで始まった。
(番組が放送された当時まだ実の冥王は太陽の惑星として認知されていた。)
ついでに言うとXボンバーは1話冒頭ではまだ未完成で内部装も一部が終わっておらず、制御プログラムも入ってなかった。それを着任したばかりの新米パイロット達に理矢理作業させる鬼畜ぶりであった。

人形劇に肘の曲がらない巨大ロボ着ぐるみで登場とかかなりダイナミックな仕上がり。同時期放送のNHK人形劇プリンセスプリンプリン物語」が人気を集めていたとはいえ、あえて人形劇でとかやっちゃう辺りから解るとおり野心的な部分も多く、敵幹部を巨大ロボで直接殴り殺すとか、「流石はこの時代の子供向け番組だよね」ってぐらいにはエグイ描写も多い。なお人形劇になったのはスタジオ美術予算の縮小を模索したため。

そんな一方海外版はとんだ手違いが発生してしまった。人形劇文化が浸透していて安定した人気を保っていたものの、日本語版と違い主人公ベン博士になっており、このベン博士シリーズの途中で死んでしまうキャラだという事がイギリス配給会社との打ち合わせの時に伝わっておらずシリーズ後半は主人公がすでに死んでいるという事態となってしまった。フランスでも放送されたが、多分同じ事態になったと思われる。

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最終更新:2025/03/28(金) 13:00

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