YuNiとは (ユニとは) [単語記事]

YuNiとは、主にYouTubeで活動する(自称)世界初のバーチャルシンガーである。

概要

2018年 5月30日にTwitterで活動を開始し、翌31日にはVtuber 支援プロジェクト「upd8」への参加を発表。はじめてYouTubeに投稿された6月14日の動画では、”わたしなりの自己紹介”として『プラチナ』のカバーを披露した。

衣装は、下がパステルグリーンのミニスカート、上がピアノ柄のポケットが付いた黒地の服で、セーラー服風の襟から肩を出している。髪型はワンポイントに三つ編みが入った銀髪のボブカットで、左頭頂部には2本の短い角を思わせる髪ハネがある。ファンの名前は「ゆにチル」

ちなみに、一緒にいる小さなユニコーンは「乙女丸」という名前で、おっさん丸こと「清らかな乙女丸」、編集が得意な「素直な乙女丸」など複数の個体が確認されている。『打上花火』のカバー動画では歌の上手い「イケボな乙女丸」がYuNiとのデュエットを披露したが、当時は乙女丸という名前も不明で、声を出したことすらなかったため、多くの視聴者が衝撃を受けることとなった。

「バーチャルシンガー」という肩書きの通り、投稿するのは歌動画が中心で、他Vtuberとのコラボ動画や月1回の生配信以外ではほとんど喋り声を聞くことができない。歌唱力が高いのはもちろんのこと、動画の編集も凝られており、まさしくバーチャルな歌姫の様相を呈している。

YouTubeでの初投稿から約2か月後の8月26日にはチャンネル登録者数10万人を達成。9月1日には『シャルル』のカバー動画が200万再生、10月6日には300万再生を突破し、YuNiの名を世に知らしめた。

2018年 10月12日、YuNiは『Ultra Soul』のカバー動画を投稿した後、YouTube チャンネル、Twitter アカウントのヘッダーを謎の2進数が書かれた画像に変更し、乙女丸とともに別れを思わせるような意味深なツイートを残し消息を絶った。

その後、二人(一人と一匹？)はYouTube、Twitter共に一切の活動を停止し、ファンだけでなくキズナアイや響木アオ、織田信姫など他のVtuberからも心配の声が上がっていたのだが、いなくなってから10日以上が経った23日、YuNiのTwitter上で突然に動画が公開された。

ツイートを読み込み中です
 https://twitter.com/yuni_vsinger/status/1054677161645240320

「yunion.wave」と書かれた音楽プレイヤーで、YouTubeにも投稿された3曲のカバーとともに『透明声彩』という謎の曲がそれぞれ断片的に再生され、最後に「10.26 START」という文字が表示されるという内容である。

その日はそれ以上の情報公開はなかったのだが、26日の午前0時、YouTubeにて「YuNi 最新速報」というタイトルの動画が投稿され、上記のTwitter 動画でも流れた『透明声彩』がiTunesなどの音楽配信サービスでリリースされることが明らかとなった。また、同日の20時に行なわれた生放送ではMVも公開された。YuNiのプライベートレーベル「yunion.wave」からのリリースで、YuNi初のオリジナル楽曲である。作詞・作曲・編曲はYUC'eが担当した。