490
271 ななしのよっしん
2017/01/31(火) 07:33:33 ID: qy9XW+nmLp
両方大好きな作品なのに今更気づいたんだが、森薫の乙嫁語りに似てるんだな
ある女性の嫁入りを主軸にした生活漫画
基本は地を這うような日常をひたすら描き、世界の大きな所は登場人物を通した断片しか解らない
それでも不穏な大きな影は見え隠れしてて、その暴力が突然襲ってくる
まぁあちらは幾らかヒロイックだから、作風は違うんだけど、この世界の後だとなかなか新鮮な気分で読めそう
272 ななしのよっしん
2017/01/31(火) 07:41:20 ID: qy9XW+nmLp
恋愛漫画として観ると旦那より、義理の姉とラブコメしてる変化球なのがミソ
周作より径子さんとのコミュニケーションが成就した時のが明らかカタルシスが大きいんだよな
273 ななしのよっしん
2017/01/31(火) 21:07:44 ID: TSD7jxlbgU
ねんどろいど北條すずとは一体……。
キャプテンアメリカやアイオワ相手に戦わせたり、右手をロックバスターにしろと?
274 ななしのよっしん
2017/02/05(日) 12:55:08 ID: ix/loYZd1b
ちょうど出たありがとう動画にもすずさんの戦闘シーン出てくるし参考にしてはどうか
すずさんのありがとう
https://
>2017/02/02 に公開
>映画『この世界の片隅に』は、皆さまの熱い応援により大ヒットしています。
>主人公すずさんから、皆さまへの「ありがとう」をお届けします。
275 ななしのよっしん
2017/02/05(日) 12:56:20 ID: ix/loYZd1b
「留まっては飛び去る正義、どこにでも宿る愛」とか
原作で呉工廠史を美しく描いた後に「それは確かに誰かの夢、誰かの夢であり、同時に誰かの悪夢でもある」とか
映画の空襲の前に歌ってるのが実は空の神兵だったりとか
反戦かはしらんが賛美でないのは分かる
276 ななしのよっしん
2017/02/06(月) 23:30:38 ID: DpcaIJYIPM
ポストジブリ、ポスト宮崎駿に上がる名は幾つあれど
ポスト高畑勲は片渕須直を於いて他はいない、と思ったり
277 ななしのよっしん
2017/02/07(火) 02:49:46 ID: YvpkU23iSR
>>276
インテリゲンチャの高畑さんと、学者気質の片淵さんだと、ちょっと、というか結構違う気もするが……
両監督の作品とも好きだし、どっちも頭の良い方だと思うけどね。
278 ななしのよっしん
2017/02/07(火) 03:21:16 ID: FBNY7I7qcx
戦争をリアルに描いた時点で反戦ぽくなるのはしょうがない
こんな状況になるのは普通に嫌だからな
279 ななしのよっしん
2017/02/09(木) 05:40:18 ID: DT+TcP9Dxi
>>278
まあリアルなのもそうだけどなんと言っても舞台が太平洋戦争末期の広島だからねえ
逆に反戦ぽくなくする方が難しいわな
無論この映画はありきで作られたわけじゃなくて、戦時中の日常のリアルを追及した結果そういう色を帯びているって事なんだけどさ
280 ななしのよっしん
2017/02/10(金) 06:34:27 ID: 2tQGLIbYYo
終盤に出てくるセリフ「哀しんでいるより笑わなきゃ損(※うろ覚えのため正確なセリフでは無いかも)」
このセリフこそまさに今作を象徴している言葉だと思う
日常が戦争の足音によって崩壊していく中で、それでも家族は明るく乗り越えようとしている
無論、戦争の代償として姪が亡くなったり絵描きとしては致命的な利き腕を欠損するといった災難に遭う訳だが
それでも、最後は家族が笑って終わっている
俺がこの作品が気に入っている所は、悲惨な場面に遭っても挫けそうになっても、最後には立ち上がる所
これは主人公のすず以上に旦那や娘を亡くした義姉の経子に感じたな
「自分で選んだ道じゃけえ後悔はない(※ここも正確なセリフではないため注意)」のセリフとか
最後にすずに優しい言葉をかけてくれた所は前に向かっていく感じがして凄く良かった
同じく戦争をテーマとした「はだしのゲン」とこの作品は、一見すると全然違う反戦作品のように思えるが、根底にあるのは逆境を笑って吹き飛ばす「人間賛歌」にあると思う
だから俺はどっちも好きだし、はだしのゲンを左翼漫画扱いしてこの世界の片隅にを持ち上げている奴には反吐が出る
281 ななしのよっしん
2017/02/10(金) 17:42:59 ID: nQFI5nw+Xr
『この世界の片隅に』は男女の描写も良い。
当時の習慣を反映した部分も大きいけど、淡い好意、
女性を洞察できない不器用な男心、
気持ちに整理がつけられない女心、
未成熟故にすれ違う気遣いの方向など、普遍的な男女の表現とその演出も巧みだし、
稚拙な妄想ではなく現実的な愛。
282 ななしのよっしん
2017/02/13(月) 22:19:57 ID: iWtQSHG23l
はだしのゲンは実際いろいろアレでしょ
まあはだしのゲンみたいなのをいちいち引き合いに出して
この作品を持ち上げるなということなら分かるが
283 ななしのよっしん
2017/02/13(月) 22:34:17 ID: FBNY7I7qcx
アレの一言で片付けちゃうのがアレでしょ
はだしのゲンは戦争経験者にしか描けない作品で
これは戦争未経験者にしか描けない作品という感じ
284 ななしのよっしん
2017/02/13(月) 22:38:22 ID: TRHNmz3lkg
内容以前に描かれた年代が全然違う物比較して優劣語られてもなぁという気がする
70年80年代って今のマンガと比べたらかなり未成熟だし
285 ななしのよっしん
2017/02/18(土) 11:10:14 ID: J3vhxPmyKr
>>280
「いつまでも泣いとっちゃあもったいない。塩分がね」
286 ななしのよっしん
2017/02/19(日) 21:25:12 ID: WMDQh30nOr
はだしのゲンは原爆の怖さに焦点置いてる作品だから別物だよ
作者もハッキリ言ってる
それに掲載誌が変わってからは思想性政治色が強くなりすぎてる
287 ななしのよっしん
2017/02/19(日) 21:30:40 ID: WMDQh30nOr
同じ戦争体験者の作品だと
水木しげるの「昭和史」や「総員玉砕せよ!」も実はユーモラス
ヒトラーや東条英機も人間的に描写してる
戦争はハッキリダメだと言ってるし
戦前の日本はどこかおかしかったとも言い切ってるけど
薄っぺらいな批判じゃなくて厚みを感じるから右よりな人にも反発されないんだろね。
実際、三島由紀夫も生前「水木しげるには敵わない」と言ってたらしい
スレチガイ失礼
288 ななしのよっしん
2017/02/21(火) 17:41:32 ID: IXhQUYv2R6
オールライダー対大ショッカーの興行収入を超えたばかりか、富野が大絶賛したようだね
やはり龍騎は吐き気を催す邪悪だな
289 ななしのよっしん
2017/02/21(火) 23:00:55 ID: 1JbvME4BCQ
ニコニコニュースに登場したかどうか知らないが、夕刊の三面に掲載された珍ニュース。
当事者のやり取りはこちら→https://
ラッシュ程ではないが修正待ちの映像でもフィルムは作成するんだと、結構驚いた。東京テアトルは謝罪もいいが、折角だからどこか主要都市でイベント的に上映して欲しいな。観に行く。
因みに自分は、親連れて行ったり、立川の極音上映やクラウドファンディング募集チラシ配布してた川越スカラ座行ったりして5回は観た。
290 ななしのよっしん
2017/02/22(水) 19:39:26 ID: IXhQUYv2R6
291 ななしのよっしん
2017/02/22(水) 20:38:28 ID: T1IaR//O/6
>>285
ああ、なるほど、あのセリフは俺ら観客が受け取ってもいいのか……!
めっちゃ泣いたんだけど、引きずっちゃいけないね
頑張るわ
292 ななしのよっしん
2017/02/22(水) 22:32:09 ID: IXhQUYv2R6
>>280
>>285
>>291
マシュランボーの領域ではないな
293 ななしのよっしん
2017/03/01(水) 01:01:48 ID: 1JbvME4BCQ
この間、北関東の二番館系ミニシアターの千秋楽に行ってきたら、補助の椅子を出してくるくらいの超満員状態の客入りだった。大手シネコンのサービスデーぐらいの料金帯せいもあるんだろうが、他の作品でこういう経験がなかったので驚いた。
興業ランキングでまだ10位圏内に留まってる人気は伊達じゃないなと実感したよ。
ついでに原作買ってきたんだが、すずさんのお嫁入りがちょうど2月なんで雑誌連載時のように月連動で読み進めようと思う。読了は再来年になるな。
294 ななしのよっしん
2017/03/03(金) 22:42:05 ID: lCdeGmFviB
日本アカデミー賞、最優秀アニメーション作品賞の受賞おめでとう
監督も感無量って感じだったね
295 ななしのよっしん
2017/03/04(土) 08:35:47 ID: IXhQUYv2R6
296 ななしのよっしん
2017/03/04(土) 09:44:42 ID: 1JbvME4BCQ
日アカ受賞で思い出したんだが2016年=1954年再来説ってのがある。
オリジナルのゴジラ、君の名はの公開と大ヒットが同じ1954年(昭和29年)だったてのが、「シン」「。」の大々ヒットと、ついでに興業収入差比率wとの比較で連想されたんだろうね。
その説に従えば、この「この世界の片隅に」は1954年のキネマ旬報、邦画年間ベスト・テンの第一位を獲得した木下恵介監督の「二十四の瞳」に比定されることになるんだろうな。
戦争というか戦時下モノっていうジャンル上の重複もあるけど心象描写や演出テンポの良さの類似も指摘されべき。名作として今後も回顧、参照され続けることを願うよ、舞台も同じ瀬戸内海だし・・・
まぁ、この説は2016年は七人の侍や溝口の歴史絵巻モノみたいな影響力のあるエンタメ大作が無かったじゃないか、とあっさり突っ込めちゃうんだが・・・
>>288
これね→http://g
御大、嫉妬することが前提なのねw
尚、自分はどれもしていない。
297 ななしのよっしん
2017/03/04(土) 10:09:19 ID: 1JbvME4BCQ
日アカ受賞で思い出したんだが2016年=1954年再来説ってのがある。
オリジナルのゴジラ、君の名はの公開と大ヒットが同じ1954年(昭和29年)だったてのが、「シン」「。」の大々ヒットと、ついでに興業収入差比率wから比較連想されて出てきたんだろう。
その説に従えば、この「この世界の片隅に」は1954年のキネマ旬報、邦画年間ベスト・テンの第一位を獲得した木下恵介監督の「二十四の瞳」に比定されることになるんだろうな。
戦争というか戦時下モノっていうジャンル上の重複もあるけど人間描写や演出テンポの良さの類似も指摘されべき。名作として今後も回顧、参照され続けることを願うよ、舞台も同じ瀬戸内海だし・・・
まぁ、この説は2016年は七人の侍や溝口の歴史絵巻モノみたいな影響力のあるエンタメ大作が無かったじゃないか、あっさり突っ込めちゃうんだが・・・
>>288
これね→http://g
御大、嫉妬することが前提なのねw
尚、自分は何もしません。
298 ななしのよっしん
2017/03/04(土) 10:12:37 ID: 1JbvME4BCQ
>>296-297
ありゃ~ こまったねぇ
299 ななしのよっしん
2017/03/04(土) 18:16:07 ID: U5NPtSnoeM
>>297
持ち芸と化してるし周りもそう理解してるからな、御大の感想はw
300 ななしのよっしん
2017/03/04(土) 18:51:26 ID: 5m8F99zpo5
日アカって興収重視されると思ってたから最優秀賞受賞に結構ビックリしているw
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
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