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31 ななしのよっしん
2017/07/17(月) 20:23:46 ID: MCmSmKWaF0
一つ気になる事がある
ラグナロク作戦時グリルパルツァーは少将、ベルゲングリューンは中将
で、ラインハルトが皇帝になったのでみんな一階級上昇
グリルパルツァーは中将に、ベルゲングリューンは大将になったと思われる
ロイエが「ベルゲは君らより大将としても先任だよ?」的な事を言ってるので先に大将になったのは間違いない
それから大親征まで1年も経ってないのにこの間に大将になった
同じくバイエルライン、ビューローはラグナロク時中将、ドロイゼンとジンツァーは少将、だが大親征には追い付いて大将で並んでる
すなわちこの期間中にグリルパルツァーとクナップシュタイン、ドロイゼン、ジンツァーの四人でなんか手柄立てたんじゃないだろうか
…戦間期だったからよくはわからないが
32 ななしのよっしん
2017/07/17(月) 21:40:32 ID: /lJEf9f1xP
ビッテンフェルトが「最も功績をあげたもの」として病院船のクルーを推薦したのがランテマリオ会戦(≒ラグナロク作戦)の時だから、勲功論賞を2段階で行ったんじゃね? 最初の一律一階級昇進はご祝儀みたいなものでそれこそトゥルナイゼンとか「失敗した」提督も昇進の対象だったけど、それだと信賞必罰にならないから、新王朝最初の人事であらためて目立って手柄を立てたものを昇進させたとか。
ベルゲングリューンが先任といっても実質同時だったとしたら、グリルパルツァーらも(一気に追いついた分)不満も大きかったと推測できる。
33 ななしのよっしん
2017/07/30(日) 14:42:00 ID: 5qqPJx6L9B
こいつに非が無いわけではないが死刑にしたのはカイザーの私怨だと思うね
テロの黒幕を報告しなかったのは非だがまだ詳しく調査している途中と言い張れる状況だしそれ単体では罪にはならない
それをもって「お前のせいでロイエンタールが反逆した」と言われるのはただの想像だろう
まして反乱軍を内側から崩壊させるのはどの時代であっても褒められることでこそあれ死刑にされるケースなんてそう無い
センチメンタリストに囲まれてたのが不運だった
34 ななしのよっしん
2017/07/30(日) 21:24:26 ID: LDVCWOE0Rs
こういう軍人の枠に収まらない軍人って共和政府との和平後の安定期にこそ
自然と持ち味出せるチャンスがあったのではと思うんだけどもったいないね
メックリンガーの言葉じゃないけど
35 ななしのよっしん
2017/07/31(月) 05:54:34 ID: /lJEf9f1xP
>>33
残念ながら報告しなかっただけじゃなく、証拠隠滅も行ってるのでそこは言い訳できんのよ
裏切りそのものは全く評価されてない(タイミング的に勝ち馬に乗っただけな上、そもそも失敗してるし)にせよ、別にそれだけで死刑、正確には自殺を命じられたわけじゃないし、逆に最後までロイエンタールに付き従ってたとしても重い刑は免れえなかったと思う。
36 ななしのよっしん
2017/09/05(火) 21:02:27 ID: kb/t0w06zL
>>25 で「ハイネセンでのロイエンタールの様子を見て魔が差したんじゃないか」って言っておいて何だけど、ウルヴァシーの反乱鎮圧開始時からなんか企んでいたってことはないかな。
あの迅速というより拙速な武断的処置のせいで、重要な証人となるはずの者が何人も死んでるだろうし、真相隠蔽には好都合な展開にはなったわけだし。
まあ、ウルヴァシー基地の重要性を鑑みて、可及的速やかな事態収束を優先して、久々の派手めな武勲をものにしたってだけかもしれないけど。
37 ななしのよっしん
2017/09/10(日) 19:48:50 ID: YRwYQUXCzW
クナップシュタインも裏切る予定だったことに関しては口を閉ざしている点に関しては最後の武人の矜持だったんだろうな、と思う。
戦死したクナップシュタインに裏切りの責任を押し付けることも可能だったし。
38 ななしのよっしん
2017/10/06(金) 20:47:27 ID: G/wV03n2Gm
事情を知らないナップシュタインの部下達からすればこいつは、叛逆に加担する気のなかった上司を戦闘に引きずり込んで戦死の原因を作った張本人なんだよな
そんな奴が最悪のタイミングで裏切り行為を働くんだから、キレるのも当然だわな
39 ななしのよっしん
2018/02/20(火) 15:23:36 ID: FCrrr3j5fe
>>37
責任を押し付けるのまでは無理だったとは思うけどね
むしろああいう形で二重の背信が失敗する事や、その対処を特に考えてなかった可能性の方が割とある。
後のメックリンガーの調査を踏まえても、クナップシュタインを主犯に仕立てたり責任を押し付けるのは無理だと悟ったんじゃないかな。
学者としての面から、あそこまで事実を積み重ねて調査されてしまったのでは、口先三寸の責任転嫁が不可能なことが分かるくらいには頭も切れたはずなので。
あと「自分が唆して一緒に裏切るつもりだった」くらいの証言はした可能性は高い。
というのも、銀英伝それ自体が「後世の歴史家の視点から再構築された物語」としての側面を持つので、グリル→クナップの働きかけの場面等が存在するのはそういうことだと思うし。
40 ななしのよっしん
2018/04/16(月) 11:53:46 ID: seTTwj3uub
欲ボケだろ。
出世のためにロイエンタール をはめる真似をしたわけだし。
ロックウェルと変わらんじゃないか。
41 ななしのよっしん
2018/07/20(金) 21:22:29 ID: fmC1oHBb1g
もう戦う機会がそうそうないだろうから地道に元帥まで昇格するのは難しい。だから反逆者を討伐した功績をもって昇格したいと焦ったんだろう。ロイエンタール配下として配属されていたのが不運だったというべきか
処罰に関しては、上官を売ってその首を手土産に寝返るような「下水の汚泥」に成り下がった以上、死刑は免れまい
42 ななしのよっしん
2018/08/14(火) 22:07:23 ID: TefKe9K/kp
グリルパルツァー系の「軽薄小才子」タイプ、
作者はとかく嫌いのようで、七都市物語のエゴン・ラウドルップも惨めな最期。
無論、過去に目を向ければ趙括・馬ショク・諸葛恪と
青史にその名を残す実例があるので頷けるのだが、
作者の嫌悪感には、それを越えた「情念」を感じるw
現代社会でたとえるなら、
「仕事も遊びもちゃっちゃとこなす、チャライ外見の外資コンサル」あたりだろうか。
それなら、なんとなく作者の思いも分かるw
43 ななしのよっしん
2018/09/25(火) 13:47:43 ID: eMJdGl8rrw
44 ななしのよっしん
2019/01/17(木) 21:33:10 ID: sM7IwMqTw2
正直大将まで出世したんなら普通だったら満足してそうなもんだが何がそこまで欲かかせたんだろうな
戦乱が終わったら終わったで旧同盟領の統治で功績ならいくつも上げる機会はあるだろうに
45 ななしのよっしん
2019/01/17(木) 21:43:37 ID: wnHMLA3U3A
かみが ころしたかったから しんだ
まあそれはネタとしても若本を内心「コイツはヤベーやつだ」って思ってて離れたかった部分が無意識に出たんじゃない?
46 ななしのよっしん
2019/01/17(木) 22:44:01 ID: /lJEf9f1xP
大将まで出世したんなら……というが、目の前に元帥まで出世した男がいるしなぁ
あと、ロイエンタールが(別に優劣付けたつもりはないにせよ)ベルゲングリューン>グリルパルツァー&クナップシュタインという序列を付けちゃったから、「そっちがそういうつもりなら」とついかっとなってやっちゃったって面もあるだろう。
47 ななしのよっしん
2019/03/18(月) 02:26:36 ID: itJilur7PM
>>44
クナップシュタインを下に見てたからから同格の大将であることが我慢ならなかったのかも
48 ななしのよっしん
2019/03/18(月) 10:10:11 ID: 3d4zwLRJR7
トゥルナイゼンとかもそうだけど、あの辺りの目に見える差が「数年早く生まれていれば」程度のものでしかなくて、
その上ミュラーみたいに能力と実績で実際にそこに食い込んでる例があるからなぁ
「あとひと押しで行けるかも」って状況でそれを振り切れる人間は多くないと思う
49 ななしのよっしん
2019/04/23(火) 18:31:23 ID: 5gWyB4ADsI
ロイエンタールに与する振りして皇帝に寝返る作戦を話してるシーンで
「つい最近上司の首を手土産に寝返ろうとして処刑されたロックウェルの前例があるのに何を言っているんだコイツは」って思った。
グリルパルツァーはロックウェルの一件を知らなかったのだろうか?
50 ななしのよっしん
2019/04/23(火) 19:02:17 ID: 3KuusvR7AW
>>49
多分、武勲を立てれば問題ないと考えていたんじゃないか
だから、戦闘中に背後から撃ったと
ロックウェルは戦闘終了後に上司を撃ったから処刑されたが、
戦闘中に背後から撃って武勲を立てれば俺は認められると
実際にはまともな武勲を立てられず、軽蔑と蔑視だけが得られただけだがな
ま、メックリンガーが指摘した通りラインハルトの性格を理解していなかったと
51 ななしのよっしん
2019/04/23(火) 21:33:57 ID: /lJEf9f1xP
>>2辺りで似たような感想を抱いたけど、一応本戦中はミッターマイヤーに内応の意思を伝えようとはしてたし、ミッターマイヤーは長期戦を避けたがってたからなぁ。戦況が膠着orロイエンタール微有利位で推移した時に、確約を取り付けた上で裏切れば、かろうじて筋は通るのかも。
実際にやった、決着がついてからのなんの根回しもない場当たり的な、「裏切った時期が最悪で、裏切り自体が成功しなかった」あれは、本当に逆賊になっちゃうことの焦り故でさすがに当初から狙ってた訳じゃない、と思う。
……まあ、ミッターマイヤーやカイザーが認めるかはまた別の話だし、万が一認めたとしても閑職飼殺し以外あり得んが。
52 ななしのよっしん
2019/04/24(水) 10:17:40 ID: /lJEf9f1xP
あとまあ、節を曲げたことへのヘイトをグリルパルツァーが、節を貫いたことへのリスペクトをベルゲングリューンが一身に引き受けた結果新領土軍の帰順が円滑に進んだという、それこそロックウェルとビュコックの立ち位置を意図的に被せて描写してる面もあるだろうから、背信への積極性は若干割り引いて考えてあげてもいいのかも。
……まあそれだと、つく相手を間違えた挙げ句あわてて裏切ったという、それはそれで「次代の双璧と目されメルカッツも惜しんだ才覚とは一体……」って話になるが
53 ななしのよっしん
2019/04/24(水) 14:09:28 ID: /lJEf9f1xP
54 連年還付金
2019/05/19(日) 17:44:39 ID: tjbhBbSoAZ
というか、自分の直属の某上級大将がどんな経緯でどんな最期を迎えて死後にどういう扱いを受けて元帥に死後特進できなかったか知っててのこの判断。
55 ななしのよっしん
2019/06/16(日) 23:30:14 ID: kb/t0w06zL
ロイエンタール軍と討伐軍の対峙が完全に泥沼化してくれれば、それこそ朱全忠になれたかなとも思う。まあ、末期唐王朝とローエングラム王朝を同一視はできないにしても。
でも実際は、ミッターマイヤー艦隊の単独電撃侵攻と、イゼルローン回廊からのメックリンガー艦隊侵入で長期戦の目どころかロイエンタール軍全体の勝ち目も消えた。
それを悟り焦ってあんな拙劣な背信に走ったんだろうけど、それでも彼の「商品価値」はとうに消えていたんだよな。
56 ななしのよっしん
2019/08/04(日) 23:47:42 ID: 5gWyB4ADsI
確か石黒版で「俺たちはあんな奴に従ってたのか」と部下に憤慨されるシーンがあった気がするけど何話だっけ?
57 ななしのよっしん
2019/08/06(火) 20:22:08 ID: LDVCWOE0Rs
>>54
あけすけに言ってしまうと、グリルパルツァーは双璧の勝敗による明確な格付けをしかねた作者からイレギュラーとして均衡を破る役割を背負わされたようで、やや判断と行動に物語的な無理が出てる感はある。
個人的にはラインハルトのヴェスターラント虐殺黙認と同じくらい「功利的に目的を果たすのでももう少し他にやりようがあるだろうに」と思った。
58 ななしのよっしん
2020/01/31(金) 03:18:53 ID: 2CdJDy////
>>44
上にいるロイエンタールとミッターマイヤーが33歳であと20年は現役
徒に元帥を増やす事も通常は起こり得ないので、グリルパルツァーもあと20年は大将やらなきゃならない
ずっと続いてた組織なら年齢の感覚は開くけど、新興したばかりで
かつ非常に若い人材によって成立したローエングラム王朝は今は良くても
将来的にはポストが詰まる。敏い人間は気づいてしまうのも仕方ない
59 ななしのよっしん
2020/01/31(金) 08:58:14 ID: /lJEf9f1xP
今ですらルッツが無役だったりと、すでにポスト足りてないしなぁ……まあ、イゼルローン失陥直後というのもあるが。
……逆に20年どころか2年も我慢できてれば、(ロイエンタールが火種にならなければ)カイザーリン時代が始まるから現在の上級大将以上はむしろ政治方面に転属になって、軍はある程度の空白が生じてたかもしれないが。
60 ななしのよっしん
2020/02/21(金) 00:35:47 ID: aPWaqXVYW1
>>59
グルッグの下りで出てくるけどカイザーは戦争が終わって
帝国が安定したら政府の機能をある程度民間に移すことを想定してたし
政治方面のポストも減っていったと思われるからなあ
グリルパルツァーなら上級大将まではスムーズに昇進できただろうけど、やはり元帥になれるとしたら数十年後で退役間近というあたりか
ロイエンタールやオーヴェルシュタインも死なないと統帥本部総長や軍務尚書も空きがない
ほめた!
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