19
<<
<
>
>>
1/1
1 ななしのよっしん
2018/09/19(水) 04:29:55 ID: tSaP3j/SHT
あっ、まてい
エンヴェル・パシャはアルメニア人によるテロで殺害されたわけではなくて、中央アジアの「バスマチ蜂起」に参加して赤軍に敗れて敗死したんだぞ
2 ななしのよっしん
2018/09/19(水) 21:15:28 ID: OK0cCNlIyo
>>2
仰る通り、ネメシス作戦で暗殺されたのは3パシャのうち「ジェマル以外」ではなく「エンヴェル以外」でした
ご指摘ありがとうございます
3 パッショーネ
2019/09/02(月) 08:39:02 ID: pJJzoFU14P
アルメニア人虐殺について、すごくよく調べておられると思います感服しました!
ただ、どのような資料を元に記述されたのでしょうか? ぜひ資料元を教えてほしいです。
それと、筆者ご自身はトルコにて、エンヴェル&タラート&ジェマルが英雄として、イスタンブール軍事博物館にて讃える形で展示されていることについてはどう思われますか?
特にタラートはアルメニア人にとっては、ユダヤ人にとってのヒトラーのような存在であるそうです。
http://c
一面としては虐殺者でもあった上記の3名を英雄視して讃えるのは間違っているのでしょうか?
ただ、自分としてはトルコ人たちにとっては、エンヴェル&タラート&ジェマルたちは、青年トルコ党の偉大な指導者であり、英雄なのだから。
トルコ国内においては、彼らをトルコ人が讃えるのは仕方ないことだし、尊重すべきではないかとも感じているのですが…。
ご意見を聞かせてくださると、嬉しいです。
4 ななしのよっしん
2019/09/07(土) 19:54:42 ID: OK0cCNlIyo
>>3
国民感情の問題はさておき、執筆に主に利用した日本語ソースは、吉村貴之氏による著書や諸論文です
(現代日本において、アルメニア研究の第一人者といえば間違いなく吉村氏でしょう)
吉村氏に次いで活発なアルメニア研究者には中島偉晴氏がおられますが、
残念ながら中島氏のスタンスはトルコに対して極めて批判的・糾弾的であり、中立性の問題から参考にすることは避けました
その他若干ですが、アゼルバイジャン寄りの視点からアルメニア問題を分析した廣瀬陽子氏など、
各氏の諸論考も参考にさせて頂きました
5 パッショーネ
2019/09/10(火) 19:55:42 ID: pJJzoFU14P
>>4
返信ありがとうございます、吉村貴之氏と廣瀬陽子氏ですね、アマゾンに著書もあるようですので、近いうち読んでみようと思いました!
もう少しお聞きしてもよいですかね。
第一次大戦でも東京裁判のような国際軍事法廷が開かれたようですが、戦犯として裁かれたのはトルコのみですか?
トルコ同様に第一次世界大戦の敗戦国となったブルガリアやオーストリアやドイツでも、戦犯にされた人物などはいるのでしょうか?
答えられる範囲で結構ですので、良ければ教えてほしいです。
6 ななしのよっしん
2019/10/17(木) 19:26:22 ID: VwGgaI86GC
>1919年にオスマン帝国内務省自身が、1915年から1917年までに80万人のアルメニア人が殺害されたと発表している
1919年って第一次世界大戦で負けてトルコが連合国に占領されてる時じゃん
その時代をあげてトルコ自身が認めたことだって煽動するのってひどい情報操作だな
基本的に欧米西側=善、それ以外=悪ってする論調のほうが疑わしいから
アルメニア人虐殺もまず懐疑の目で見てしまうな
あと南京大虐殺認めない日本人がアルメニア人虐殺を批判する権利はないと思う
7 パッショーネ
2020/04/28(火) 10:10:42 ID: pJJzoFU14P
おはようございます。
パシャたちが死刑判決を受けた「国際軍事法廷」ですが、場所は占領されたオスマントルコで開かれたのですか?
国際軍法廷の期間は何年何月何日から何年何月何日までですかね?
あと、エンヴェル・タラート・ジェマルが死刑判決を受けた日時も知りたいです?
答えられる範囲で構いませんので、ご存じでしたら教えてほしいです。もしくはソース先を示してほしいです(日本語訳があればなお嬉しいです) 教えて呉ればかりでごめんなさい。
8 ななしのよっしん
2020/04/28(火) 10:17:04 ID: dVowR1KdhD
9 ななしのよっしん
2020/05/22(金) 19:10:13 ID: OK0cCNlIyo
>>7
オスマン帝国の戦争犯罪に対する軍事法廷については、残念ながら手元にも詳しい資料はございません
英語版Wikipedia https://
によれば開廷期間は1919年4月から1920年3月までであり、審理は主にイスタンブールで行われたようです
3パシャら主要な被告人に対する死刑判決は1919年7月5日に下されましたが、
彼らの多くはすでに中央アジアやドイツに逃亡しており、これは完全な欠席裁判でした
唯一司直の裁きを受けたのは「統一と進歩委員会」幹部のナズム・ベイ博士のみであり、
彼は1926年にアンカラで処刑されました
しかし、ナズムは1922年に逃亡先から新生トルコ共和国へ帰還してからも何不自由なく暮らしており、
処刑の理由もムスタファ・ケマルに対する暗殺未遂がその訴因でした
10 ななしのよっしん
2020/05/31(日) 02:29:21 ID: I59zmix22+
>>6
ダブスタは否めないけど、私はジェノサイドなどの明確な悪に関しての批判は誰がしてもいいとは思う。おっしゃる通り、大抵の国はすねに傷持つ身だ。悪行と無縁の国だけ発言を許すことにしたら、誰も批判できなくなってしまいそう。
もちろん、「おまえの国だってジェノサイド否定してんだろーが!」って反論するまでをワンセットとしてね。
11 パッショーネ
2020/06/03(水) 20:07:41 ID: pJJzoFU14P
>>9
またも丁寧に教えてくださりありがとうございます。
1919年7月5日でしたか、開廷期間はほぼ一年間でイスタンブールで行われたと。
パシャ3名達は国外逃亡していたそうですが、戦犯として死刑判決を受けたということですね。
東京裁判にある意味似てますね!
大変勉強になります。
ただ、戦勝国が敗戦国を一方的に裁くというのは、やっぱり偽善的に感じてしまいます。
12 ななしのよっしん
2020/09/30(水) 01:32:14 ID: v4e5rGD1sh
>>11
そうだよ。戦勝国が敗戦国を一方的に裁くなんて馬鹿なことしないで領土を割譲させて賠償金を払わせてあとはほっとけばいいんだよ
13 ななしのよっしん
2020/10/02(金) 23:40:22 ID: 4LqltmaWI2
>>10
そもそもジェノサイドは明確な悪なのか?目的が崇高なら善ではないか?
14 ななしのよっしん
2020/10/13(火) 15:21:09 ID: yasTMlOqDx
実際にアルメニア系にはテロリストや国賊が混じっていたってのがまた自体をややこしくしてるね
まぁ和解はムリだな?
15 ななしのよっしん
2020/10/13(火) 15:24:05 ID: DT8rxbJRqS
そもそもアルメニア人のテロリストだの(トルコから見た)国賊ってのもアルメニア独立を目的にしてるわけだからそりゃもう無理よ
16 ななしのよっしん
2020/10/16(金) 12:36:06 ID: OK0cCNlIyo
ちなみに、この記事に書くか多少迷った点につきまして、
山内昌之『中東国際関係史研究 - トルコ革命とソビエト・ロシア 1918-1923』からの、
「アルメニア人を弾圧した皇帝アブデュルハミト2世自身も、実はアルメニア人であった」という記述があります
私もこの記述を目にした時は仰天しましたが、著者の山内氏は信頼のおけるイスラム研究者であり、
「アブデュルハミトがアルメニア人であった」との記述には外国語文献で注まで付いていました
しかし、少数民族弾圧者として知られるアブデュルハミトがもしもアルメニア人であったならば
そんな重大事が他の文献で一切触れられていないのは不自然です
(少なくとも私は山内氏のもの以外にそんな主張を目にしたことはありません)
よって私は山内氏のこの記述を
「オスマン帝国のハーレムには帝国各地から様々な民族の女性が集められていたため、
アブデュルハミトにアルメニア人の血が多少入っていても不自然ではない」
と弾力的に解釈し、記事では触れないことにしました
この点について詳しい方がおられましたら、ご教授下さればと思います
17 ななしのよっしん
2023/09/21(木) 21:28:48 ID: U/SmAhDfhH
>>13
崇高な目的のために死ね
と言われたらお前は素直に死ぬのか?
18 ななしのよっしん
2023/09/27(水) 17:54:00 ID: d8TvA4Vtxl
「統一と進歩委員会」はいわば当時の基準で言えば近代主義・進歩派知識人の集団であって、単に馬鹿でレイシストの集まりだったから虐殺を起こしたとかそういう単純な問題ではないというのが根深いよね。日本で言えば大正デモクラシーの帰結が中国での泥沼の戦争なのか?という話に。
呉智英が(どこで書いたか忘れたけど)「近代的な自由主義・民主主義・人権思想は異質なものを認めない。逆ではない。『こいつは働かないし税金払うどころかむしろ国庫に負担をかけさえするカスだけど人間として自由を尊重され祝福されなきゃいけないんだ』という人権思想はまさに異質なものが排除された集団の中でしか成立しない」「異質なものを認めること自体が近代において差別である」
みたいなことを言っていたがそういう話に通じるかもしれない。
19 ななしのよっしん
2024/04/02(火) 02:08:42 ID: gqVWDI2Xi7
ギリシャ独立戦争の後も希土戦争の後にもギリシア系住民やら正教徒やら虐殺してるしWW1ならエルサレムでもあわややらかしかけてる国なんだよなあ
<<
<
>
>>
1/1
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。