4,483
3631 ななしのよっしん
2020/06/26(金) 22:04:47 ID: +Ub0P/Jv9I
>>3624>>3626-3627>>3629
サイイド・クトゥーブやアル・フサイニーみたいなナチスラームをイスラーム世界の指導者に選んでほしいなんて、民主主義者も資本主義者も望んでない
だがイスラーム世界はナチスラームを選んだわけで、そりゃテロがはびこったり近代化が大失敗したりするだろ
「ナチズム」は漢字に訳すと「国家社会主義」=「国家主義に基づいて社会を全面的に統制しようとする思想・運動」
ちなみにジャスミン革命の期間は2010~2011年までの約1年だが、
ナチスラームやイスラーム結束主義(イスラームファシズム)は第一次世界大戦後の1920年代から現代まで続いている
未だにイスラーム世界ではイスラーム帝国主義者、世界イスラーム帝国(ISIS)、新オスマン帝国主義者、汎アラブ主義者、アラブ民族主義者、アラブ社会主義復興党、イスラーム社会主義者とかが暴れまわり、民主的民営的な社会システムを暴力で排除している
3632 ななしのよっしん
2020/06/26(金) 22:38:42 ID: v78aefE8mn
そりゃあ二枚舌外交したり、大義のない滅茶苦茶な戦争をふっかけたり、穏健な武装組織という名のテロリストの支援したり、こんなんで民主派、世俗派が中東で勝てるわけねーだろ
寧ろ諸外国の圧力がドイツのファシズム台頭の原因となった事実を、なぜ学び生かそうとしないのか?
3633 ななしのよっしん
2020/06/26(金) 23:08:32 ID: TCCswU82am
いくら諸外国の民主派世俗派が、中東の民主派世俗派を支援したって
中東の大部分は、伝統主義のナチスラームや政教一致のナチスラームを支援してるんだから、焼け石に水。
「中東=ナチスラーム」的な状況に対処するには、ファシストや中東人に対し外交や戦争を駆使するくらいしかない。
3634 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 00:11:26 ID: v78aefE8mn
欧米がワッハーブ派のサウジアラビアと懇ろにしてる時点でそんな言い訳が通用する訳ねーだろ
3635 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 01:14:34 ID: +Ub0P/Jv9I
中東は昔のムハンマド時代からイスラム帝国主義者が支配層だし、近代になると先進諸国のほとんど全てと敵対して第三帝国からナチズムを輸入したしで、先進諸国とわずかでも話が通じて「懇ろ」になれる中東人は少ない
ちなみにサウジアラビアは、サイード・クトゥーブとかのナチスラムと協同したイスラム諸国の一つ
>>3633
だいたいあってると思うからだいたい賛成するが
中東の伝統主義や政教一致は、「イスラム帝国主義」と共に古代から続いてる
3636 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 06:21:05 ID: KlaDTmpDhP
>>3632
そりゃぁ、ここでイスラム教を叩いている連中はヨーロッパ視点からしかイスラムを見ていないから
中東情勢はヨーロッパの横やりの所為って調べればわかるはずなんだが、
老害及び老害予備軍の皆様方には受け入れられないんだよな
キリスト教だって宗教テロを起こしているのに無視するし
3637 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 09:21:27 ID: v78aefE8mn
>>3635
中世以前のヨーロッパ、中東で帝国主義じゃない国の方が珍しいんですが?
二次大戦前にファシズムに傾倒したのも、一次大戦の戦後処理に明らかな問題があったからだ
3638 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 10:38:04 ID: djRnJAltE3
>>3626-3627 >>3629 >>3636-3637
主張したいことは分かった。しかし根拠となる数字や研究資料が無いなら、その主張は「感想」としか言えない。
>>3626
近代の商業社会や産業社会に対し「もうすぐ滅ぶ」「いずれ崩壊する」という予測は、1800年代のヨーロッパ(ドイツ)にもあったし、2001年イスラームテロでは近代西洋文明の崩壊宣言までが出された(>>3625)。
単に「年月を重ねるごとにアメリカ、ヨーロッパは世界の盟主の地位から滑り落ち続けている」「世界経済におけるシェアも当然下がっている」と言うだけでは、数百年前と同じ思想を繰り返すことにしかならない。
世界GDPランキングを見ても、欧米や日中韓などの先進国やOECD加盟国が依然として強い。
https://
1位米国 2位中国 3位日本 4位ドイツ 5位イギリス 6位インド 7位フランス 8位イタリア 9位ブラジル 10位韓国 11位カナダ 12位ロシア 13位オーストラリア 14位スペイン 15位メキシコ 16位インドネシア 17位オランダ 18位サウジアラビア
イスラーム圏(中東)は、18位のサウジアラビアの約7800億ドルでやっと入ってくる。1位のアメリカは約20.5兆ドルで、サウジアラビアの約26倍。3位の日本でも約4.9兆ドル。
>>3627
多様性と直接的関係があるのは、技術革新よりも資本主義。反伝統や国際経済や平和主義は、資本主義と共に推進されてきた。
>>az4492371176
「信教の自由がないところでは、通商の自由もほとんどない。宗教に対してと同じような圧政が商業に対しても働く。」(ヴォルテール)
3639 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 10:39:30 ID: djRnJAltE3
>>3627
>>az4492371176
https://
>資本主義と平和主義の関連
資本主義下では、様々な異なる宗教の信者同士であっても「平和」に取引しており、これをヴォルテールは重視した。例えばイギリスの王立証券取引所について、彼は次の通り記している。
【ユダヤ人、 回教徒[ムスリム]、キリスト教徒が、まるで同じ神を崇拝するかのように互いに接している。この場で不信心者とされるのは破産者だけだ。】
>ヴォルテールが見て取ったように、金銭は信条・人種といった違いを解消する。彼の資本主義観に共通する考えを持つモンテスキューは、市場が人々の気質を「温和」にすると述べている。17世紀を暴力的・軍事的な時代にした大きな要因は戦争(宗教戦争)であり、その影響は後世にも及んでいた。市場とは、そのような対立を弱めていったものである。
>ヴォルテールからデヴィッド゠ヒューム、アダム゠スミスへと至る人々は、市民的な市場社会を先導した。彼らが探していたものは、利己心が社会に役立つ可能性だった。スミスの時代になると、彼が提供した経済モデルによって、国家間の関係をより「国際主義的」・「平和主義的」に捉えることができるようになったと考えられている。
>宗教や伝統への批判
>もともと宗教的だった戦争や、伝統的な国政は、トマス゠ホッブズ等の論者たちによって弱体化した。この17世紀の政治理論家たちは、宗教的迫害や戦争を防いで、市民の経済活動を発展させようとした。
>これら17世紀の思想家の予見では、「良き生活」の共通理想像を実現することにおいて、「国家」というものは将来、限定的な役割しか持たなくなる。そして「良き生活」のゴールは「自由」とされ、自由に至る手段の一つとして「市場」が擁護されるようになった。
3640 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 10:40:13 ID: vef/CB4m58
3641 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 10:41:09 ID: djRnJAltE3
>>3627
>イスラムに黄金時代は訪れるし、キリスト教社会のもとで産業革命は起こるし、中国が覇権争いに食い込むまでに成長するこれまでの歴史
イスラームの黄金時代は前近代であって、近代産業(近代科学と資本主義の合成)とは関係無い。
資本主義社会(市民社会)が伝統社会(宗教社会)を否定して成立していくことは、ヴォルテールのような資本主義の先駆者たちが示した通り。その基本は市場開放後の中国でも、近現代の諸国でも同じ。
>経済学論文ではこういうものがある。フランス革命などの市民革命(ブルジョア革命)が伝統的体制を破壊したことで、産業革命の恩恵が一般社会へ解放され、ニュートン流の近代科学が教育へ入っていった、という論文。
>近代的経済成長にとって最も重要なのは、科学者や発明家が生み出した役立つ知識が、生産現場と技術者に繰り返しショックを与え続けることである。
>古代、中世、近世においては、君主や封建領主も生産者にとって保護者であるとともに、富と「役立つ知識」の掠奪者でもあった。また代表的な寄生者は、特権貿易商人、特権会社、政商そしてギルドであった。
ヨーロッパの中では、早くも17世紀にブルジョワ革命(ピューリタン革命と名誉革命)を成功させたイギリスが絶対王政の権力機構を粉砕したので、「役立つ知識」を成長させるための環境作りは容易だった。他方、ヨーロッパ大陸諸国では、フランス革命とナポレオン戦争を経て(1815年以後)、ようやく制度的環境が整い始めたのである。
(山本通 2012年 「産業革命の知的起源:「科学的文化」と「産業的啓蒙主義」」、『商経論叢』48巻1号、14-15頁)
>しかもフランス革命以後、政府はニュートン主義科学を組織的に高等教育に取り入れた。なお18世紀後半のフランスの代表的なニュートン科学の支持者は啓蒙主義者ヴォルテール(1694~1778)であった。
(17頁)
3642 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 10:42:20 ID: djRnJAltE3
>>3627
>科学と経済の発展は所詮金を適切に割り振って投資した結果に過ぎない
それは当然だろう。黄金時代のイスラーム圏も、当時の国際経済や国際交流の中心地。
>>az4106101823
>そもそも多様な人種の暮らす都市は、ヨーロッパやアメリカに特有のものではなかった。イスラム教徒は伝統的に大都会を敵と見なしてはいなかった。それどころか初期のイスラム教では、都市生活は遊牧生活の無知から人々を救うものとして、かえって推奨されている。何世紀ものあいだ、バグダッドやコンスタンチノープルは、貿易、学問、娯楽の中心地だった。(43~44ページ)
いわゆる「西洋」諸国も、全面的に国際交易や近代化を受け入れてきたわけではない。神政主義や国家主義を進めたナチとその支持者が端的な例。ナチの同盟例を挙げれば、「積極的キリスト教」もあったし、アル・フサイニーのような「名誉アーリア人」や「イスラーム系ナチス親衛隊」もあった。
>>3629
コロナ禍はまだ収束していないし、その評価も固まっていない。ただ、コロナを武器にするイスラームテロも発生していて、コロナ禍を制御できていない危険度は、先進国よりもイスラーム圏の方が大きい。
「感染者は警察や役所でウイルスを広めよ」コロナまで武器にするイスラム過激派の脅威
https://
>パンデミック(世界的大流行)もイスラム過激派にとって好都合
>WHO(世界保健機関)がパンデミック宣言を出した3月11日以降も、紛争は98カ国において増加するか以前と同水準を維持しており、紛争当事者はパンデミックを利用していると言える
中東でコロナ患者急増、発展途上国に流行シフト
https://
>サウジアラビアなど中東諸国で、新型コロナウイルス感染者が急増している。このため、一部では規制を緩和してからわずか数週間で再びロックダウン(封鎖措置)を導入せざるを得なくなっている。
3643 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 10:57:46 ID: TCCswU82am
2016年頃と同じ話題がコピペされてるようなスレなので2016年頃をコピペしてみた
2165 ななしのよっしん 2016/07/24(日) 14:47:31 ID: AYG2FhZHCP
そもそもイスラム過激派テロリストが武力テロに走る理由は欧米にあるんだけど。
2170 ななしのよっしん 2016/07/24(日) 16:37:53 ID: 3X3vI8w08J
>>2165
「そもそも」が通用しなくなったってことだろう そもそも論の限界というか
ナチスが登場したのはそもそも、WWIでドイツに勝利した欧米諸国が莫大な補償を要求したことが一因
ドイツが武力主義に走る理由は欧米にある、しかしナチスが肯定されているか、というとそうではない
ナチス的なユダヤ陰謀説・保守思想を取り入れたクトゥーブやその流れを継ぐイスラーム過激派も同様、、、ということ
ナチスやイスラームには、「西洋毒化」に対する薬が含まれていたのかもしれんが、「薬も過ぎれば毒となる」
2171 ななしのよっしん 2016/07/24(日) 18:22:43 ID: dPZxtaLrSS
義務教育の範囲内だけでも欧米圏のエグさは分かるんですが、イスラム圏も報復対象とその被害者を増やしすぎて、自分たちは被害者なんだと主張しても他からは受け入れられない状況のように感じます。(発言する人がどこの誰かにもよるでしょうが)
ここ最近のドイツにおけるテロでは、子供や欧米圏外からの観光客にまで危害を加えてますし…。
3644 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 12:16:55 ID: bTe+oz+t9U
イスラム教徒への便衣兵狩り、強制収用所送りにして地球から排除してしまえ
3645 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 14:01:15 ID: IPOPyILGpd
これはもう入国審査で踏み絵させて踏めなかったら即刻強制帰国させるしかねえな
イスラム教徒は全員危険分子って何で世間は学ばないんだろうか
https://
3646 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 19:33:07 ID: v78aefE8mn
>>3638
https://
https://
残念ながら世界経済の中心から欧米が転落するのは覆しようのない事実だし、イスラム圏が世界の覇権を取るとは一言も言っていない。
早ければ30年に、遅くても50年までには経済規模と購買力の両分野でトップ10にはアメリカとドイツしか残らなくなる
世界経済の資本が新興国へ流れているのは誰の目にも明らかなことだ
特に27年に名目GDPでアメリカは確実に中国の遅れを取ると、経済学者、金融マン、官僚の誰もが予想してる
経済に比べて学術、技術で欧米が凋落するのはもう少し先になるのかもしれないが、二十世紀以降の我が国がノーベル賞と製造技術で大半の欧米諸国を追い抜かし、中国が論文数と製品のクオリティで猛追をかねてる事実を踏まえれば、欧米が主役でなくなるその日は必ず訪れる
まぁ内実のない多様性などという戯言を追い求める欧米にはお似合いの話だが
3647 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 23:30:15 ID: TCCswU82am
もとの話題は
・これが事実だと主張するイスラム側
・それは違うだろと返す非イスラム側
という観点の違いだったはずだが
>>3645
イスラムの観点で主張された「自分たちは欧米の被害者です(紛争やテロの原因は自分たちではありません)」というメッセージを鵜呑みにする人たちがいるから
たとえば
・歴史学の観点→ムスリムは自ら名誉アーリア人になったりナチスに加わって戦争していた
・イスラムの観点→それも欧米が原因で、ムスリムに責任はない
・医療科学の観点→コロナは三密対策で相当防げる病原体
・イスラムの観点→コロナは神罰であり異教徒を倒す武器
3648 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 23:47:20 ID: TCCswU82am
イスラムと非イスラムとで観点がほぼ逆。というのは2015年頃から繰り返し言われてたわ
39 ななしのよっしん 2015/04/01(水) 22:20:39 ID: Rc5PNWL75l
イスラム教の外から見ると 中田考=危険人物
イスラム教の中から見ると 社会科学的・自然科学的批判=中傷や誤解
147 ななしのよっしん 2015/06/08(月) 14:23:34 ID: ky6kRZ5BVv
イスラム教側にとってはイスラム教は寛容だったり正当だったりする
他の側にとっては違う
33 ななしのよっしん 2015/09/23(水) 18:59:08 ID: 8ECAMoPPjG
お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな
イスラム教側が「慈悲」「真の信仰への救済」を掲げるなら、言うまでもなくイスラム教でない側には「慈悲」でも「真の信仰への救済」でもない
3338 ななしのよっしん 2019/08/10(土) 10:43:07 ID: zsYuVHOxpB
イスラムにとってのキリスト教は人間イエスを神とする偽一神教と捉え得るがキリスト教にとってのイスラムは異端的だが偽一神教ではない
3649 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 23:59:39 ID: KlaDTmpDhP
>>3647
ナチスと言うよりドイツと一緒にじゃね
当時のパレスチナはイギリスの統治下に有ったわけだし、ドイツと接近したのもその流れかと
インドのチャンドラ・ボースも反イギリスという事でドイツに接近したわけだし
日本も同盟を組んだのも反イギリスだからだし
コロナ天罰説とかは日本人の石原慎太郎と言う老人が主張した東日本大震災天罰説と似たようなもんでしょ
3650 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 14:00:53 ID: v78aefE8mn
>>3647
あくまで欧米が世界の中心に居続けると主張するから、それは無理だって話してるだけ
3651 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 22:52:10 ID: djRnJAltE3
>>3646
1.おおよそ異論無い。(異論一:「誰もが予想してる」かは疑問。異論二:「多様性」はともかく、国際性は経済と共に発展するもので、初期~黄金時代のイスラーム圏も同様だった(>>3642)。特に国際主義や反伝統は資本主義とセット(>>3638-3639)。)
2.その話題そのものは、「イスラム教について語るスレ」で話すには「イスラム教」との関係が薄すぎて不適切に思える
>>3649
歴史学上、ムスリムとドイツの関係が急激に深まったきっかけは、ナチスドイツ時代の「自己防衛」。>>3647の「名誉アーリア人」認定されたムスリムもナチスドイツ産で、ドイツは認めてない。研究例は多数あるが、代表的一つはこれ↓
>>az4000241702
>本書は、ナチズムの歴史を、よくあるヨーロッパ中心主義の限界から解き放ち、二〇世紀半ばのアラブ急進主義やイスラーム急進主義のヨーロッパ的側面に注意を喚起するものである。
一九三九年秋から一九四五年三月まで、ナチ体制は中東や北アフリカに向けてアラビア語の短波ラジオの番組を昼夜休みなく放送した。(17ページ)
ナチスドイツとイスラームの各支配層が協力し合い、両者を結びつけるプロパガンダ、アラビア語版『わが闘争』、反ユダヤ主義用の『コーラン』引用などが広められていった↓
>第一次世界大戦中ナチスは、北アフリカと中東にそのイデオロギーを流布させるために、数百万に及ぶアラビア語のビラをばらまき、のべ数千時間に及ぶ短波放送番組を流し続けた。
本書の特徴は…第二次世界大戦後のアラブ急進主義とイスラーム主義政治の由来や起源も明らかにしている。…中東では、戦時中のナチ・イデオロギー、急進的アラブ民族主義、そして原理主義的イスラームの混合物がその後も存続したのである。
その意味で、戦時下ベルリンにおけるナチ体制と親ナチ・アラブ人亡命者との間の協力体制は、二〇世紀ヨーロッパで生まれた全体主義の思想を、アラブ・イスラーム世界に引き入れることとなったとも言えよう。
政治的同盟によって思想が相互浸透すればするほど、その思想は、補強・再生され、彼ら各々の文明化にとっての最悪の要素、つまりユダヤ人と西側の政治的モダニティ〔近代性〕への憎悪を増幅させたのであった。(12~13ページ)
3652 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 22:53:35 ID: djRnJAltE3
>>az4000241702
>ヒトラーの『わが闘争』や『シオンの長老たちの議定書』のアラビア語翻訳は、アラブ人やムスリム知識人の間では、ナチ・イデオロギーや反セム主義的陰謀思想が普及していく上で重要な拠りどころとなった…。
アラブ人やムスリムの読者や聴衆にとってナチが入り込もうとする文化的入り口として最も重要だったのは、やはりコーランとその『選集と解釈』であった。同じ状況下でナチがコーランの反ユダヤ主義的要素を前面に掲げたということは、なんら驚きではない。多くの宗教的文献と同じように、コーランもまた、その反ユダヤ主義的箇所を重視しない場合も含め、多様に解釈され、受容されてきた。
>また同時にナチは、ユダヤ人がパレスチナにおいてアラブ人とムスリムを撲滅しようとしており、イスラームの「破壊」さえ画策しているとも主張した。ヨーロッパにおいてナチは、自身のユダヤ人「絶滅」「全滅」政策を、自己防衛という必死かつ正当な行為だと訴えた。中東においてナチは、アラブ人やムスリムに対してユダヤ人に殺される前に「ユダヤ人を殺せ」と説得した。
戦後、もと元帥フェルミーも、「第二次世界大戦中のドイツによるアラブ民族主義運動の利用」という報告書をまとめているが、その中でも、「アラブ人の間にある唯一の現実の政治的結集点は、彼らに共通した反ユダヤ人憎悪である」と書かれている。(293~295ページ)
大指導者アル・フサイニーを筆頭にムスリムたちは、ヒトラーやナチ高官と協力してイスラームとナチズムを結びつけていった。フサイニーいわく、自分たちは民主主義や「国際ユダヤ人」によって「中傷され、虐待され、欺かれてきました」。そこでナチスドイツおよび枢軸国と共に”自衛”することになった。フサイニーたちは政治方策だけでなくプロパガンダにも関与していた↓
>フサイニーとヒトラーがお互いに敬服しあっていたことは、両者に共通するユダヤ人憎悪からすれば納得できるものだが、長い間、それは公式記録においては問題視された。
フサイニーがヒムラーと協力していたことや、フサイニー自身がホロコーストについて詳しく知っていたことは、戦後になって明らかにされた。フサイニーは、民族社会主義と、アラブ・ナショナリズムと好戦的なイスラームの教義をつなぐイデオロギー的な土台を考える際の鍵となる人物であった。(24ページ)
3653 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 22:54:58 ID: djRnJAltE3
>>az4000241702
>フサイニーは、宗教と政治を区別することはなかった。そして彼は、パレスチナとアラブ・ナショナリズムとイスラームの結節点で、主要な役割を演じた。彼は一九三六年から一九三九年にかけて勃発したアラブの反乱の指導者であったが、その間にイタリアとドイツ当局との関係を構築した。(24ページ)
>ヒトラーが権力を掌握して二ヶ月後の一九三三年三月三一日に、エルサレムのフサイニーは、エルサレムのドイツ総領事であったハインリヒ・ヴォルフを訪問した。フサイニーは「パレスチナ内外のムスリムはドイツにおける新体制を歓迎するとともに、ファシスト的で反民主的国家のリーダーシップが他国にまで広がることを希望する」と述べたと、ヴォルフは外務省宛の報告書において書き記している。
フサイニーの観点からすれば、「政治・経済に対する今日のユダヤ人の影響」は、「あらゆるところで被害を与えており、これらと戦う必要があった」。フサイニーは、ユダヤ人に対して経済的な損害を与えるという希望を抱きつつ、「ドイツにおけるユダヤ人に対するボイコットをムスリムは希望する。なぜならば、それがムスリム世界全体で熱狂的に受け入れられるからだ」と述べた。
さらに、彼はパレスチナを経由してボイコットを訴えるメッセージをムスリム中に広げ、「全ムスリム」に広めるつもりであった。彼はまたドイツ製品を扱う「非ユダヤ人商人」との交易を期待していた。(32ページ)
>フサイニーは、過去四年の間にパレスチナ問題に関してヒトラーが示した配慮に対しても謝意を表明した。彼はヒトラーに対して、ヨーロッパにおけるドイツ軍の「偉大なる勝利といった出来事に対して、アラブの国民はどこにおいても、最大級の大きな喜びと深い満足を感じております」と述べた。さらにパレスチナは、「民主主義国と国際ユダヤ人と戦ってきました」、
そして今「いつでも積極的な役割を担う用意があり、母国と他のアラブ諸国双方において自分たちの努力を惜しみません。アラブ人民は、われわれの共通の敵によって、中傷され、虐待され、欺かれてきましたが、彼らが友好ならびに協力の条約によって閣下の国家と結びつくとき、閣下の最終的勝利がアラブ人民の統一と同様、独立と完全なる解放をもたらすと確信しております」。(57~58ページ)
3654 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 22:56:32 ID: djRnJAltE3
>>az4000241702
>「私〔フサイニー〕は、閣下〔ヒトラー〕の偉大で勇敢な国民に対してアラブ人民が抱いております最高の兄弟愛を信じていただけますよう閣下にお願いしますとともに、閣下に心からのご挨拶を申し上げます」。(58ページ)
>フサイニーは、ヒトラーに対して、「長く幸福な人生と近い将来における大ドイツ民族と枢軸国の輝かしい勝利と繁栄」を祈るとともに「偉大なる友情と感謝および賞賛の意」を繰り返し述べたのであった。
その次の週にハッダードは、イラク政府が今やナチス・ドイツと「いかなる方法でも」協同する準備があるというメッセージを伝えるために、ローマとベルリンへ赴くべくバグダードを離れた。これは、一〇ヶ月後にベルリンとローマでなされる精神的一致のための重要なステップとなった。精神的一致は、その後、第二次世界大戦中、そしてホロコーストの間でも、続くことになるのであった。(75ページ)
>グロッバは、フサイニーがヒトラーとの会談を楽しみにしていたと報告している。さらには、この出来事が「全アラブ世界に対する、もしくは、それを越えてイスラーム世界に対する大きなプロパガンダの効果」をもたらすとフサイニーが期待していたとグロッバは報告した。(94ページ)
>ナチの放送は、「イスラームの価値」と彼らが呼ぶものと、民族社会主義〔ナチズム〕の価値との間の類似性を強調した。例えば、双方とも、懐疑主義、個人主義、分裂よりも、むしろ敬虔さ、服従、共同体、統一、を好んだ。(63ページ)
>放送は、ナチス・ドイツの「解放闘争」とアラブ人のそれとを対比した。一九四一年一月一六日、「宗教トーク」は、「利己主義」と民族の衰退とを結び付けることに的を絞った。それは、一九三三年以降のドイツを、アラブ人とイスラーム世界の模範として提示した。
「〔ファシスト・イタリアとナチス・ドイツのように〕力強く、若い国家が強大であるのは、国民のあらゆる階級間における社会的関係が、強く、緊密であるからである」ことをムスリムは理解すべきだとされた。「ムハンマドの多くの発言が明らかにしているように、イスラームも同じ事を汝らに要求する」。(68~69ページ)
3655 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 22:58:01 ID: djRnJAltE3
>>az4000241702
近現代のイスラーム系テロ・急進主義・ファシズムも、ナチズムとイスラームの混合が由来と考えられている↓
>二〇〇一年九月一一日の攻撃以降、ファシズムとナチズムが中東に与えた衝撃やその影響といった問題は、反セム主義、急進イスラーム、「イスラーム・ファシズム」、国際テロリズムをめぐる現代の政治的論争と切り離せなくなった。(30ページ)
>戦争中のベルリンでは、親ナチのアラブ人亡命者たちがナチ体制の当局者たちと一緒になって、既存のイスラームの宗教的な、ないしはアラブ民族主義の構成要素を再整理したり、リニューアルしたりするための作業を進めていた。
その一つの結果として作り出されたユダヤ人憎悪は、戦後、ポスト・ホロコーストのヨーロッパ政治の主流からははじきだされたものの、中東では、全く異なる文化的、宗教的、そして政治的伝統とコンテクストの中に嵌め込まれて生きながらえているのである。(297~298ページ)
3656 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 23:01:57 ID: pyrp19JDVy
キリスト教しかりイスラム教しかり、結局ユダヤ教由来の宗教は人類に不利益しかもたらさない邪教って結論に帰結せざるを得ないよね…
3657 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 23:04:10 ID: PodZY8EWPK
そりゃ砂漠という弱者押し退け上等の場所で育ったユダヤ教が起源だからな。異教徒絶殺の姿勢は、十字軍やイスラム国を見れば明らか
3658 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 23:08:30 ID: ibpQNJYZ/6
ナチズムとイスラムを結びつける考え方はイスラエル建国以来続く過去は被害者だったが今は加害者という状況をなんとか被害者のままイスラムを叩き潰したいという中で生まれた神話にすぎない
3659 ななしのよっしん
2020/06/28(日) 23:24:49 ID: ibpQNJYZ/6
そういえばWikipediaの胡散臭い記事まだ残っているんだな
どこかの言語をただ機械的に翻したかそれとも書いた者の癖なのか
とにかく珍妙な文章
検索で直接イスラーム・ファシズム検索してやっと出てくる中でまだイスラムファシズムという記事はまだ批判を載せているだけましな内容だが次に出てくるナチス・アラブ関係という記事はやばい
本当に日本語がわかっているのか怪しいがそれ以上にもろプロパガンダなのがやばい
3660 ななしのよっしん
2020/06/29(月) 10:47:19 ID: v78aefE8mn
>>3651
あくまで感想に過ぎないと言うので、単純に統計とそれを用いた予測から欧米が権勢を維持するのは無理だよって話だ
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。