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1 ななしのよっしん
2017/04/25(火) 14:50:06 ID: IzfsYq7nM1
作成乙です。
ラグラン・グループは「巨大な権力の理不尽に蹂躙された者が何を思い、何をするか」という問いに対するそれぞれ異なる解答だと思ってる。
その中で、この人の出した「復讐」(明言はされてないけど、地球への無差別攻撃命令はそうとしか思えない)って答えは一番感情移入できるというか、「自分でもそうするだろうな」と考えちゃうんだよね。
私見だけど、この人は恋人を助けられなかった時から、人間そのものを愛せなくなったんじゃないかな。
2 ななしのよっしん
2017/05/04(木) 18:47:12 ID: qoSxJKL44x
3 ななしのよっしん
2017/06/01(木) 20:22:15 ID: 5zyIrgkNZk
元々軍人でもない薬学部の一学生だったのに、優秀な司令官にまで登り詰めたのか。
4 ななしのよっしん
2017/06/04(日) 14:27:33 ID: IzfsYq7nM1
>>3
軍学校どころか商船学校の人でもないし、軍事知識や宇宙船の操船知識などを身につけたのは革命運動に身を投じてからだと考えるのが自然か。
ラグラングループ台頭以前にも反地球派の軍事の専門家ってのは相当数いて、最初はそういう人たちの指揮下に入って勉強していったのんじゃないかな。
5 ななしのよっしん
2017/06/10(土) 23:11:39 ID: 2fVb30tBKQ
軍の中だと有能なのにそれ以外については視野狭窄
大レンネンカンプとも呼べるかもしれん
6 ななしのよっしん
2017/06/13(火) 15:52:58 ID: hZelrGyzwe
歴史によくある、名を遺すくらい極めて優秀な、だけど典型的なタカ派の軍司令官だったんだな。
7 ななしのよっしん
2017/06/13(火) 22:18:14 ID: IzfsYq7nM1
この人の軍人としての「したたかな現実主義者」ぶりって、まさか「味方ごと敵を撃っちまえ」「民間人巻き添えにして良いから吹っ飛ばせ」を躊躇なくやってたってことじゃないよね……?
8 ななしのよっしん
2017/06/13(火) 22:29:50 ID: pAGO16fxUj
これに関連してよくわからんのがなんで黒旗軍が四分五裂して内ゲバ始めたのかってこと
OVAしか見てなんだが小説版ではその辺のいきさつが描かれてるのかな?
9 ななしのよっしん
2017/06/13(火) 22:44:38 ID: IzfsYq7nM1
>>8
原作でも割とざっくりとしか語られてないんだよね、その辺は。
まあ、フランクールと十提督、彼らを粛清したタウンゼントが相次いで退場して黒旗軍を抑える力が完全に失われ、もともとは烏合の衆だった黒旗軍各部隊の本性が露呈して、自然と四分五裂の軍閥割拠になっていったんじゃないかな。
10 ななしのよっしん
2017/08/30(水) 20:23:44 ID: NU8Q34mvwi
実際の歴史上の出来事で言うなら、肥水の戦いの後に、強大だった前秦があっという間に四分五裂の抗争状態になったというのがイメージ的に近いんじゃないかと思ってる>黒旗軍の内ゲバ内戦
11 ななしのよっしん
2017/09/05(火) 21:52:51 ID: TPkkMrtM0b
フランクールが融通の利かない教条主義者だったのかどうかはタウンゼントのビッグ・シスターズ
維持政策の内幕がどんなものだったのかが分からないと正直なんとも評価しづらい部分があるな
おそらくタウンゼントが旧悪に「取り込まれた」と感じて憤ったのだろうけど実際のところ
ビック・シスターズは存続をかけてタウンゼントにあらゆる取引を持ち掛けたのは確かだろうし
それから組織解体を行ったとしたらそれによる経済的影響は致命的なものだったかどうか…
12 ななしのよっしん
2017/10/02(月) 22:19:45 ID: p3J++wTAbI
ビッグシスターズよりこいつの場合黒旗軍の長って部分に注目したほうがいい気がする
壊滅したはずなのに野に放たれたら人類社会を崩壊させたと言っていい暴走をやらかすヤバイ連中
奴らを従えるためには地球(と関連組織)殲滅主張は避けられなかったんじゃね
13 ななしのよっしん
2017/10/14(土) 21:45:50 ID: IzfsYq7nM1
>>12
革命派の最過激派をなだめるための地球無差別攻撃指令とビッグシスターズ解体論か。その見方は斬新だけど説得力あるな。
黒旗軍もフランクールの常勝伝説で美化されてるだけで、個々の部隊の本性は北斗の拳の(ラオウの統制から離れた)拳王軍団みたいなヒャッハー集団だったんだろうなあ。
もしかして、タウンゼントがチャオ・ユイルンまで始末したのも、彼がこのヒャッハー黒旗軍を焚きつける可能性を恐れたからか?
14 ななしのよっしん
2018/04/21(土) 08:09:54 ID: 9S7ror17P/
そこまでブラックフラッグフォースが際限なく膨張したのってやっぱり地球への「恨み」が根底にあるからだろうな。
ラインハルトも強大すぎる権力を一手に収めたけど、
作中でも名言されている通り、広大過ぎる国土に比べて軍隊の規模はむしろ脆弱と言える。
門閥貴族どもを倒した時点で一応復讐には一区切りついていたからブレーキが踏めたんだろうな。
もしフェザーンに踊らされた馬鹿同盟政府がアンネローゼ暗殺とかやってたらどうなったかわかったものじゃない。
15 ななしのよっしん
2018/04/23(月) 23:32:40 ID: ui5yW/KdVt
いくら復讐のためとはいえ70憶~90憶人の地球人を皆殺しにするとか・・・その時点で人類史上最大規模の大量殺戮者だよな。
正直この後、すぐにラグラングループが内紛で崩壊したのも
因果応報なのかもしれない。
16 ななしのよっしん
2018/04/24(火) 17:47:18 ID: ui5yW/KdVt
この人の最後の部分を読んでいて思ったんだけど、いくら復讐とは言え
90億人もの人間を大虐殺した人間が最高権力者になることに恐怖や
抵抗を覚えた人間や勢力が味方にも居たんじゃないだろうか?
計画を密告した『かつて命令違反により解任したある士官』って地球人の大量殺戮に抵抗して解任された人だったとか。
17 ななしのよっしん
2018/04/24(火) 20:01:26 ID: 23FjznFq02
90億で話が進んでるけど、そもそも当時の地球人口書いてあったっけ
「ラグラン市の惨劇は、規模を一〇〇倍にして再現された」っていうのはかなり比喩的な表現が強くて詳細な数字とは思えないけど、
それでもラグラン市事件の死者は125万人だから1億2500万人になる
18 ななしのよっしん
2018/04/25(水) 08:58:12 ID: 9S7ror17P/
ギレンやシャアよりもエゲツナイことやってんだよなぁ。
一応、ギレンやシャアの場合は殺戮以外の目的(ゴール)があるけど、
ブラックフラッグフォースは殺戮そのものが主目的だし。
19 ななしのよっしん
2018/04/26(木) 22:03:28 ID: ui5yW/KdVt
地球側にも良識的な人間は少数だけど居たという事が
書かれていたけどそういった良識的な人々も皆殺しに
されたのかと考えるとやりきれないな。
正義と復讐が混じり合うと本当に恐ろしいことになるんだな。
20 ななしのよっしん
2018/04/27(金) 11:24:35 ID: IzfsYq7nM1
シリウス戦役後の地球環境の荒廃ぶりを見ると、大量破壊兵器からBC兵器まで全解禁の、地球という星そのものへの虐殺だったんだろうなあ。
>>18
ギレンやシャアの名前が挙がってるので思ったけど、隕石落としくらいはやってそうなんだよね。
『ジョニー・ライデンの帰還』のコロニー落とし論じゃないけど、「過酷な労働環境(たぶん小惑星鉱山とかありそうだし)の象徴を熨斗つけて返してやるぜ」くらいの意味を込めて。
21 ななしのよっしん
2018/04/27(金) 12:20:28 ID: 23FjznFq02
無差別攻撃とはいえ、そこまでしてたら戦後に10億人も地球に残るかな……
22 ななしのよっしん
2018/04/28(土) 22:33:01 ID: 9S7ror17P/
細菌兵器を使っても地球全域が汚染されるわけじゃないし、大量破壊兵器も技術が進んだ未来だとむしろオールドテクノロジー扱いされてあまり研究はされてないと思われ(今現在水爆以上の破壊力が求められてないし)。
というか地球を地獄に変えるくらいは現代より高度に発達した通常兵器で十分可能だろうし、ただのビームやミサイルをバカスカ撃つだけなら地球人絶滅まではいかないだろ。
地形は大分変ってライフラインはズタズタになるだろうけど、
北斗の拳のモヒカンみたいに逞しい一部の人が生き残ってヒャッハーする世界になるんじゃないか?
23 ななしのよっしん
2020/05/12(火) 14:12:29 ID: bqIH1DIYBy
地球統一政府(GG:地球政府)統治下の地球に対する黒旗軍による攻撃手段は、兵糧責めを除けば『ミサイル(艦載のレーザー水爆?)』が確認されているだけだ。
取り分けヒマラヤ山脈が、政府首脳のシェルターのみならず『「傲れる惑星」』の象徴にして傲れる地球人類の精神的支柱扱いまでされて『苛烈な攻撃』に曝された。
最終的には灌漑システムを逆用した水責めというカスタムかつ効率的な?虐殺手段に屈した訳だが、標高8,560Mのカンチェンジュンガが、『頂上から1,000メートル余を吹き飛ばされ』ている。
ミサイルのふりをした何かにしか見えないが(内部誘爆の可能性もあるかも)、序でにアクシズ落とし的な超大質量兵器を用いた可能性もある(エネルギーさえ太陽光等で補充可能であれば、先ず小惑星を牽引投下してもおかしくない)。
増して、フランクール・ラグラン・グループ黒旗軍総司令官が『~とどろく雷鳴の下で雨に打たれながら~』という挙に至っているのだから、近辺であれ皆様ご推察のヤバいあれやコレ(すげこまくん並の婉曲表現)等使った筈もない…(続く)
24 ななしのよっしん
2020/05/12(火) 14:21:11 ID: bqIH1DIYBy
>>23
(続き)はっきり言って、田中先生が作劇上の都合に基づき劇的な場面を挿入したかっただけだと思うし(文民統制に屈した以外の意義はない)、『ルドルフでさえ無視した惑星(人類レベルの選民思想や貴族的骨董趣味の欠片もない態度)』と化す為の辻褄合わせには物足りない。
些少な記載から深甚な考察を試みると、この様な代物をもエメラルドより貴重な代物として特筆せざるを得ない訳だ(それでも、総攻撃前の総人口は不明だが)。
因みに、訓練されたネコを未訓練なネズミにけしかけ心身の危機に及んで逆襲に撃って出たからと言って、「窮鼠猫を噛む凶暴生物」扱いするのは生物学上で不適切だ。
軍組織にしても、領袖を失い政治的調教を被っていた挙げ句に抑圧者の急逝に伴い分派抗争に及んだからと言って、「政治的に爆発する生粋の暴力装置」扱いするのは人道上で不適切だろう。
例えば、「黒旗軍というところをヤン艦隊とね」と置き換えれば思い当たるところどころか一目瞭然だろう(政治的調教とまでは被っていない上に、領袖さえ失ってさえいない段階で『爆発』した訳だが)。(終了)
25 ななしのよっしん
2020/07/08(水) 21:26:04 ID: 6Bg7O3GajU
2000ページの薬草図鑑ってどれくらいかなと思って調べてみたら、岩波の世界人名大辞典が上下巻3616ページで一冊の厚さでは近いかな
……うん、死ねるわ!
26 ななしのよっしん
2020/09/06(日) 08:55:52 ID: e0Xvu+o21t
つか、地球から他の恒星系に移住して何世代何世紀も経ってるレベルの超未来になっても、まだ医療は薬草の世話になってるのか。
27 ななしのよっしん
2020/09/09(水) 19:08:40 ID: 50vXa6gX0j
どれだけ技術が進歩しても自然には勝てないということ
28 ななしのよっしん
2021/06/07(月) 06:48:34 ID: 48UVTXaR/Q
薬草そのものを磨り潰したりむしゃむしゃ食べたりする訳じゃないにせよ、薬効成分を一から合成するよりは水と陽光(ここは工場かもしれんが)で育てた方がコスパがいいんだろう。
学生でもなけりゃ2000ページもあるような本、紙媒体で持ち歩かないだろうけど。
29 ななしのよっしん
2023/02/14(火) 09:24:20 ID: F1kbqkZMSx
個人的に『折衷案』が一番辛辣な方法に思えるのは自分だけだろうか。まあ地球軍側が降伏しなかったのもあるが
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