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1 ななしのよっしん
2018/10/22(月) 01:10:29 ID: 3CX92Yrr3e
ハンタムのTRPGっぽい所3つ
1.ゲームの目的とルールの立場
はじめに(るるぶ1.p160)より
「ゲームマスターと呼ばれる進行役が設定する状況に対してリアクションすることで、ゲームが進んでいく」
「可能なあらゆることがルールになっているわけではありませんので、プレイヤーがルールにない行動をとりたがった場合、ゲームマスターは、ゲームが楽しくなるように自由にルールを変更、調整しても構いません」
システムやシナリオが掲示する状況に対しどのように意思決定を行うかを主題に据えている。GMには多彩な状況掲示の自由、PLには状況に即した意思決定の自由が重要になってくる
るるぶ1の内容は行動を限定的に記述されているが、あくまでルールはゲーム補助の道具であり、ルール外の事態が生じる事が既に想定されている
2 ななしのよっしん
2018/10/22(月) 01:11:44 ID: 3CX92Yrr3e
2.行為判定
変更の自由が与えられただけで、即興で状況に応じたルールの自在な創造が保障されるはずがない。
行為判定はTRPGに独特のルールと言える。広範囲の行動結果を比較的簡単に決定できGMやPLの問題解決を大きく補佐する
3 ななしのよっしん
2018/10/22(月) 01:30:57 ID: 3CX92Yrr3e
3.勝利条件の不定性と詳細な背景設定
ハンターズムーンはプレイヤーの勝利条件が厳密には確定されていない。大まかにはモノビーストを倒す事が目的ではある。一方で倒すのを諦めて逃げる選択肢や、NPCの被害を看過するか否かといった葛藤が公式リプレイでも何度も現れる
敵の打倒、PCの生存、成長、被害の抑制、その他の目的。詳細な決断で何を優先するかはプレイヤーの意志に任される。るるぶ2や3のルール拡張でこの葛藤は更に深まるだろう
背景設定が
4 ななしのよっしん
2018/10/22(月) 01:32:33 ID: 3CX92Yrr3e
(失敗)
背景設定は勝利条件に代わってPCの行動基準を定め安定したゲーム展開に誘導する役割を担う
適切な背景は直接的にPCの目的を指示したり、目的の成功や失敗がゲーム内世界でどのような結果を残すかを説明する事によって、PLが直面する葛藤を解決するのに役に立つ
古典的なRPGでは人里離れたダンジョンと一獲千金を目指す冒険者という舞台設定によって細かな設定差違を越えてPCの目的を統一できた
ハンターズムーンではモノビーストの凄惨な設定や狩人作成時に必ず取得する履歴、大幅な抽象化によって、PLは多少の犠牲は厭わず狩りの達成に集中できる。また葛藤が生じる場合でも、どの選択肢を選んでも正解として受け入れやすくなっている…"あの場では仕方なかった"という枕詞が付きやすいが
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