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61 ななしのよっしん
2020/05/06(水) 20:27:22 ID: gyEUzlgCfw
今まで深く考えてこなかったけど、フェザーンを介した帝国と同盟の交易の主要品目って何なんだろう。
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62 ななしのよっしん
2020/05/06(水) 20:50:30 ID: xTnowTU3M0
>>61
天然資源はさすがにないだろうし
(それの阻止のためにイゼルローン～ティアマト周辺でずっと戦争してきたし)
外伝２巻でキャゼルヌが要塞居住区の同盟製品と互換性のない帝国製消耗品パーツはフェザーンを中継して入手するって言ってたし
外伝４巻では具体的な手段は明記されてないけどハイネセンなら帝国のビールが手に入るとパトリチェフが言ってるから
民生品なんかはフェザーン経由でそれぞれの国に輸出されることがほぼ当たり前になってたんじゃないだろうか -
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63 ななしのよっしん
2020/05/08(金) 20:26:11 ID: gyEUzlgCfw
>>62
そういえばあったね、そんな話。
特に外伝2巻の交換部品の話から想像を膨らませると、同盟は輸入した帝国製の民生品を軍事転用したり、分解や解析を重ねてコピー製品を作ったり基礎的な技術力を向上させたりしてそう。
一方で同盟から帝国への輸出品目はなんなんだろう。食糧とか開拓用の惑星改造に用いる機器や薬品とかかな。 -
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64 ななしのよっしん
2020/05/08(金) 20:44:32 ID: L1MhkYBBzW
藤崎版だとベーネミュンデ侯爵夫人が同盟製の服をフェザーン人から購入していたみたいだし、帝国と同盟の文化の違いによる娯楽製品の輸出とか有りそう。
ていうか帝国ってコンピューターゲームとか発達してそうにないし、アニメとかの制作も検閲多そうだし。
案外、同盟製のおもちゃなんかがフェザーン経由で普及してるかもしれない。 -
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65 ななしのよっしん
2020/05/08(金) 23:07:46 ID: Qw8tuQAq/n
帝国はやはりビールやワイン、毛織物などの一次産品だろうね。同盟は不要不急品以外は一旦
長征時に断絶してるだろうし、原始的だが経験の積み重ねと伝承が必要なジャンルは弱そう。
同盟からは工業製品や医薬品、介助・介護用品かな。さすがに傷痍軍人は政府が優先して
保護してたろうけど、無福祉の建前上、民間では育てにくい産業だろうから帝国の庶民は輸入に
すがるしかなったと思う。オーベルの義眼は帝国製ではなかったかも。 -
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66 ななしのよっしん
2020/05/09(土) 14:25:35 ID: gyEUzlgCfw
>>64
ファッションかー。そこは盲点だったな。
DNTだとヒルダのファッションセンスは他の帝国貴族とは違ってたしフェザーンから取り寄せたかなって思ってたけど、遡っていくと同盟のブランドだった可能性もあるな。逆に、同盟でも「帝国趣味」みたいなジャンルとして一定のニーズがありそう（亡命者コミュニティもあるだろうし）
おもちゃやゲームは……いま思ったけど、三次元チェスが同盟発祥のゲームだった可能性はないかな。まあ、旧連邦時代からありそうな気もするけど。
あと、嗜好品としてはタバコとか葉巻なんてのも浮かぶな。帝国の刑事ドラマなんかだと、ちょっと前のアメリカのドラマのキューバ葉巻みたいに「サジタリウス腕製の葉巻」が「悪い金持ちの定番アイテム」みたいになってそう。
>>65
庶民向けの医薬品や介助・介護用品もありそう。
工業製品については、軍事転用もされる先端技術で作られた製品が同盟に輸入され、その技術をコピーして製作された中枢部の庶民向けまたは辺境の労働環境向け製品が帝国に輸出されるって流れが考えられるか。
ただ、帝国の国内的には「フェザーン製品」って扱いになってるんだろうな。 -
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67 ななしのよっしん
2020/05/20(水) 20:00:37 ID: 32DWMKwSJ1
ビールと言えば4巻で帝国の黒ビールがフェザーン資本の工場で作られてる（だいぶ端折った説明だが）って話があったけど、この手のフェザーン資本の工場が、案外同盟領にたくさんあったんじゃね？
農奴の使用や税金のかからない荘園から原材料を安く仕入れ、規制が比較的緩い同盟領内で加工して帝国に還流する、加工貿易みたいな。
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68 ななしのよっしん
2020/05/22(金) 21:16:04 ID: Kr8n+xsnQZ
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69 ななしのよっしん
2020/08/17(月) 22:07:00 ID: Qw8tuQAq/n
ラインハルト改革に事実上の戦勝国と言う地位に加え、関税や輸入障壁の撤廃で恩恵はやはり
帝国臣民が一番大きかったろうね。もともと強くない工業品（特に医薬品）は輸入品が流入して
安価になっても損をする人はいないし、逆に加工食品は帝国の天下だろう。農作物そのものは同盟の
方が機械化と集中化（帝国は逆に零細化）が進んでいそうで復興したら厳しいかもしれんが。 -
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70 ななしのよっしん
2020/08/18(火) 07:52:03 ID: jnFoFnxH4Z
ラインハルト征服後の旧同盟領とフェザーン がどれだけ征服前の文化と自由が維持できるかだな
帝国が表向きは言論と表現の自由を認めても、帝国の顔色を伺う上層が「自主検閲」という形で文化が廃れるかもしれん -
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71 ななしのよっしん
2021/01/26(火) 23:33:19 ID: 75E7Ip063V
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72 ななしのよっしん
2021/02/12(金) 05:46:11 ID: xqR5KSsp6I
書かれた当時はわからなかったけど、今から見るとフェザーンの一人勝ちなんだよなあ。
しかも不都合な連中を排除出来る暴力組織とその暴力を正当化出来る大義名分付き。
金持ちに有利な政策をする政府に都合の悪い集団は何故かいつも麻薬を所持してるしな。 -
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73 ななしのよっしん
2021/02/16(火) 15:17:06 ID: 3O3YDEwzqV
>>71
つっても、同盟はともかく帝国は最後まで支配できなかったし、
同盟に関しても、出来た瞬間から支配してたわけじゃないから、実質的に数十年程度だろう。
そう考えるとそこまででもない気がする。 -
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74 ななしのよっしん
2021/02/16(火) 16:39:39 ID: Qw8tuQAq/n
帝国にとっても同盟にとっても、そして究極的にフェザーン人にとっても（商売出来るなら
金貸してくれるなら）フェザーンである必要がないが全て。大抵の経済大国や商人国家、
コスモポリタンの寄り合い所帯がたどる末路。 -
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75 ななしのよっしん
2021/08/15(日) 14:38:39 ID: w1N3TRr+Wm
フェザーン自治領が成立したのは「中立地帯」を帝国と同盟の両方が望んだからじゃないかな。
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76 ななしのよっしん
2021/09/08(水) 09:29:29 ID: sn0UKFaMcw
しかし帝国との国力比48：12ってやべーな
ゼロからのスタートではないとはいえ自治権獲得や同盟との貿易開始から100年やそこらでブラウンシュバイク家やリッテンハイム家といった帝国の名門大貴族よりでかくなってる
やっぱ貿易って重要だわ -
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77 ななしのよっしん
2021/09/14(火) 16:04:37 ID: tpoTlYNoW9
そういえば表向き帝国の自治領ってことになってるわけだが、自治領主は帝国貴族みたいな特権を享受してるんかな
帝国でフェザーン人が資本投下や企業買収とかするには経済活動上の障壁とか色々面倒そうだけど、フェザーン自治領主＝帝国貴族ってことでそういう障壁をクリアーしてたり -
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78 ななしのよっしん
2021/09/23(木) 21:55:17 ID: gyEUzlgCfw
>>77
フェザーン自治領主は“フォン”の称号がないから身分制度からいったら「フェザーンの平民の頭領」くらいの位置付けなんだろうけど、その一方で「伯爵に準じた身分」ともみなされてそう。
帝国領内にはフェザーン以外にも「自治都市」とか「帝国都市的」な惑星や星系はあったりするんだろうか。 -
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79 ななしのよっしん
2021/09/24(金) 21:19:53 ID: 7A/47dNs6K
>>77
帝国商人は小銭が貯まると名誉貴族称号を得たがるがフェザーン人はそんなものより再投資に回すってイメージ
ただ領主と幹部は少なくとも特権・格式は半ば自動的に貰ってるとは思う
帝国フェザーン弁務官も貴族だろうしそれと交渉事をする以上、同格以上でないとお互いやりづらいだろうしな -
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80 ななしのよっしん
2021/09/29(水) 06:36:46 ID: 32DWMKwSJ1
帝国商人は名誉称号というのもあるがフォン名乗らんと商売にならない相手が多い、フェザーン商人は帝国以外にも取引先あるから必要な時だけフォン持ってる人間雇えばいい、という側面もあるかな。
1巻の惑星開発話で出てきたフェザーン政府のダミー企業３社とかも、オーディンの支社長は形だけ帝国騎士がやってる、みたいな。 -
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81 ななしのよっしん
2021/10/07(木) 22:26:57 ID: gyEUzlgCfw
能無しな帝国貴族の手頃な稼ぎ方として、フェザーン資本のダミー企業への名義貸しなんてのがあるのかも、なんて事が頭に浮かんだ。
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82 ななしのよっしん
2022/07/11(月) 18:07:53 ID: yw/ND8C9Hd
結果的にフェザーンは本編中は一貫して帝国の味方だったな
同盟の帝国侵攻を帝国に伝えて有利な条件を整えさせたし
帝国に新技術を提供する一方で同盟の名将に対して妨害を行ったし
幼帝誘拐をさせて帝国に大義名分を与えるし
最後はボルテックの独断とはいえフェザーン侵攻の手引きまでさせた
その後ルビンスキーと地球教は帝国の妨害を始めるけどフェザーンそのもの（特にフェザーン商人）は帝国に協力的だった -
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83 ななしのよっしん
2023/02/12(日) 00:32:25 ID: FH+/3XW4RD
自治領主から転げ落ちたルビンスキーのその後を見てると狂信者のデグスビィの方が状況見えてたと感じる
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84 ななしのよっしん
2023/08/30(水) 16:42:41 ID: gyEUzlgCfw
>>83
結果的にはそうなんだけど、帝国領侵攻作戦と救国軍事会議のクーデターで消耗した同盟を再び帝国と張り合えるまで復活させようと投資しても、不良債権化するのは目に見えてる。
どうせ切るなら、損切りという受動的な切り方より、ローエングラム体制による新銀河秩序に積極的に加担した方が利に適う。その意味では、ルビンスキーの判断はむしろ常識的だった。
ただ、フェザーンの自立を維持するためには、新銀河秩序はフェザーンに対する大きな借りをつくる、そうなるための段取りが必要だった。
具体的に言うと、帝国軍がイゼルローン回廊を奪還し、その直後に幼帝亡命という事態が勃発し、同盟領侵攻を発動しなければならなくなる。
距離の暴虐に加えて、宇宙では同盟本国艦隊、地上では民兵隊による抵抗に帝国軍が散々悩まされたところで、ようやくフェザーンは回廊通過権を含めたカードを切って貸しを作れるようになる。
でも実際は、要塞戦に帝国軍が敗れて、上記の前提が成り立たないうちに幼帝誘拐をやっちゃったからなあ。
いっそ、小細工抜きで最初から同盟との断交とローエングラム体制への恭順を宣言した方がマシだったかもしれないな。
地球教団の承諾を得ないとルビンスキーの命が危ないけれど。 -
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85 ななしのよっしん
2024/09/19(木) 11:08:07 ID: adRr+WO9XI
フェザーン全体として考えるなら原作の結末は決して悪い状態ではない。
確かに自治権とかは失っただろうが、ラインハルトの性格からして既得権益の破壊はしても、商売を制限するような事は殆どしてないだろう。
そして首都星として経済のみならず政治軍事の中心にもなったことで、星としてはさらなる発展は間違いない。
フェザーンが人類圏の中心となり、宇宙の頂点に立った勝ち組と言える。 -
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