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61 ななしのよっしん
2013/12/30(月) 22:12:26 ID: NYj8TGnBlp
求婚者たちの欄wwwwww
作者がわからないくらい太古のファンタジー小説なのに
現代まで語り継がれているってすごいな
しかも今の人が読んでも面白いと感じられるのはすばらしい
作者も作家(だったのかどうかわからないが)冥利に尽きるだろうな
62 ななしのよっしん
2014/02/23(日) 19:17:00 ID: 3pUqyYx1hr
>>61
竹取物語が面白いと思われてきたのは、これがただのファンタジー小説じゃないからだと思う
講談社学術文庫の『竹取物語 全訳注』によると、この物語を写実主義(リアリズム)と読む人も居たし、社会の勝ち組を皮肉ったパロディとして解釈する人も居た
> 『竹取物語』の性格
> 1.物のあわれを知らしめるもの。2.上流貴族の好色ぶりを諷刺した物語。3.仏教的教訓物語。4.伝奇体(ロマンティック)小説。5.王朝世態小説。6.永遠美を幻想するお伽話。
> 7.成人向芸術童話。8.伝奇的な童話式ロマンス。9.道教思想から出発した神仙物語。10.現世否定の浄土希求小説。11.現実否定の立場に即した天上憧憬小説。12.半伝説的、写実物語。13.常世の世界幻想の小説。
> 14.神仙譚的恋愛小説。15.伝奇的素材の知的な取扱いと、現実的素材の写実的な取扱いによる、浪漫(ロマン)的伝説世界と現実的日常生活との統一。16.永遠の感傷としてのおとぎばなし。17.一種のユーモア小説。18.古伝承をおとぎばなしとして素直に物語化したもの。19.貴族社会の伝奇的恋愛小説。20.現実的題材と伝奇的題材との相反する二つの契機の統一の世界。21.人間無力観の文学。
63 ななしのよっしん
2014/02/24(月) 15:17:34 ID: 5gIxlwOyqL
翁のお家、月からお迎えが来るときに迎撃用に兵士を用意したわけだが屋根に1000人も乗っている。
鉄筋コンクリート製なのかね
64 ななしのよっしん
2014/03/05(水) 22:02:55 ID: 8cL/CADodo
竹から美少女が出たと思ったら実は宇宙人でしたとか
設定は現代のラノベでも通用するレベルだから困る
実際にラノベ風にしたら性別を逆にしたかぐやが主役になりそうだがな
しかし月から落とされたにせよなぜ竹の中なのか
65 ななしのよっしん
2014/03/25(火) 21:59:43 ID: 4/OJeIqXD5
66 ななしのよっしん
2014/03/25(火) 09:09:43 ID: kNE21yGuxr
やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫!(1000人乗っても平気とは言ってない)
67 ななしのよっしん
2014/04/13(日) 21:25:03 ID: Y+k4fyzOZv
>>64
現代ラノベでも通用する設定というよりか、現代ラノベの設定が神話や古典的なんだよ
ラノベに多いのは写実主義よりもロマン主義、ファンタジーの原理だし
竹の中から生まれた理由は
1.「異常出生譚」だから。桃太郎や一寸法師と同様で生まれつき普通じゃない人、つまり「異人」。
2.竹に関する出産伝説が元ネタだから。竹葉や笹葉が持つ強精・懐妊などの薬効を、昔の人は経験的に知っていた。
68 ななしのよっしん
2014/06/25(水) 00:38:12 ID: TTZG2qeyu4
おとぎ話の姫で、ヒロインでモテモテなのに男とくっつかなかったかぐや姫は喪女の鏡(理想)
69 ななしのよっしん
2014/07/29(火) 16:23:22 ID: sX1W6J5d3R
そこはアンチシンデレラと言ってやれよ。まぁ月で天人とくっつくこともなく清らかな乙女のままだろうな(願望)
>>67
原版では桃太郎と同じく、若返った爺さん婆さんがハッスルして子供が生まれる回春話だったのかも
70 ななしのよっしん
2014/08/04(月) 12:10:59 ID: NFOB3rNY9P
>>69
お爺さんが輝く竹でお婆さんをきると
それはそれはかわいらしい女の子が生まれました
71 ななしのよっしん
2014/09/03(水) 00:58:40 ID: Z4CbBsPEqu
72 ななしのよっしん
2015/01/13(火) 20:25:45 ID: Kf2h0zy8Wd
73 ななしのよっしん
2015/11/07(土) 09:11:22 ID: merlJs002d
74 ななしのよっしん
2015/11/19(木) 21:52:11 ID: ZcHLuEjbp3
似た話がチベットにある
75 ななしのよっしん
2015/12/25(金) 23:44:45 ID: UyFcN+TrOB
本についてとオチ集はこんなもんかね
本:室町初期の断片9ページと室町末期の完本が現存
本文は微妙に違う2系統(流布本・古本)がある
オチ集:
『仏の御石の鉢』石作御子:どうみても贋作バレEND【無傷】
『蓬莱の玉の枝』車持御子:公開処刑→失踪END 【失踪】
『火鼠の皮衣』阿部御主人:燃えちゃったEND 【無傷】
『龍の頸の玉』大伴御行:難破破産END 【重傷】
『燕の子安貝』石神麿任:事故→衰弱死END 【死亡】
76 ななしのよっしん
2016/02/24(水) 13:44:38 ID: RmqHFbcaMu
>>74
チベットの話だと姫は竹取の翁にあたる人と結婚するんだっけ
まあそっちの方が昔話としてスタンダードな気がするし、むしろなんでこの話は結婚せずに月に帰るんだよという
77 ななしのよっしん
2016/03/06(日) 10:08:45 ID: FoQNIovBpo
不倫あるいは不貞した為、高貴な身分である姫でも地上に流刑(当時、死刑に告ぐ重い刑)に処されたとする説があるらしい
結婚しない、というか求婚を断る事も一つの罰だったのかも
78 ななしのよっしん
2016/09/18(日) 09:04:58 ID: 7RHdpk6ghx
月を、遠くの世界=朝廷の権力の範囲外=当時の奥州
と考えると、勘当された藤原氏の姫が京までやってきて、おじいさんに拾われて、やがて許されて帰っていった。
という実話が元ネタになっているのかも
79 ななしのよっしん
2016/11/09(水) 21:33:50 ID: 7mc2Y8L+hK
今の今まで皮衣は火鼠ではなく火狐から採取するものだと勘違いしていた
Mozilla絶許
80 ななしのよっしん
2016/12/27(火) 13:16:35 ID: Kz976vlNkH
空に浮かんでいる、日毎満ち欠けする月を見て、あそこが自分たちと同じ人の住むところだと考えたってことだよな。
その時代の人たちの宇宙観を聞いてみたいわね。
かぐや姫の宇宙観が特殊なのか、その時代の和歌でも宇宙はそう読まれているのか。
詳しい方一席求。
81 ななしのよっしん
2017/04/18(火) 12:59:44 ID: IuQ830MQbE
82 ななしのよっしん
2017/05/08(月) 14:51:38 ID: 5zhTss4nD5
1000人乗れたのは丈夫なんじゃなくてそれだけ広いって事だろう
月には桂の木が生えてるとか言われてたり、満ち欠けしても模様が変わらなかったり日食だか月食だか利用して陰の部分を見た人が居たり、意外と古代の天文知識も侮れないから遠い土地としての認識はあったかもしれない
まあ民衆レベルだと専門の偉い先生の話が断片的に降りてきて不思議ワールドな認識になってるかもしれん
記事、求婚者の恋心につけこんで本気で宝物を要求したなら確かにわがまま娘だが、どう考えても断る口実だろw
理由はどうあれ主張は一貫して外に出たくない、結婚したくない(その為の財産もある)で、要求してるのは周りなんだから
83 ななしのよっしん
2017/11/24(金) 12:02:52 ID: 5zhTss4nD5
「結婚したくないでござる。絶対に結婚したくないでござる」
「ええからこの五人から選んで結婚しろや」
「ええ…。じゃあ条件(無理難題)クリアしたらええで」
「何だこれふざけんな!てめえ結婚する気あんのか!」
「ねえっつってんだろ!クソシジイ!!」
「まあ、流石にこんな実在するか怪しい物要求する娘なんか見限るだろうし、そもそも持ってこれんだろう」
「持って来ました×3/命がけで挑戦中です×2」
「なんでや…」
84 ななしのよっしん
2017/12/25(月) 23:48:33 ID: pL02lJGAfL
千人乗ったというのは文字通り1000人という意味じゃなくて数えきれないほどの人数って意味じゃないの?
「千切り」が1000回切るという意味じゃないのと同じで。
翁の視点で見れば元々は日々竹を取ってどうにか細々と食いつないでいる貧民だった家に文字通り「雲の上」の身分の人達が次々にやってくるという逆らえばどんな目に遭うか解らないと思いそうな状況で娘がそれを知ってか知らずか次々と難癖付けていくわけだから内心では胃に穴が開くどころの騒ぎじゃなかっただろうなとか、
娘に「首を縦に振りさえすればうちの身分では普通じゃ到底あり得ないような玉の輿に乗れる機会が目の前に転がっているんだからそれにワンチャン賭けてみてもいいんじゃないか」と言いたくなるのも無理はないかもしれないなとか思ったり。
85 ななしのよっしん
2018/05/01(火) 16:58:36 ID: v4l8MIVbhJ
>>38
だいたいあってるけど、
>玉の枝:布団敷き始めた所で職人が告発してお開き
これは確か職人が告げ口したと言うよりかは、作らせた本人が代金払うの忘れててお金払ってよ!!と職人が押しかけてきて露呈したんだよね確か
さっさとお金払っとけばこんなことにはならなかった
ちなみに求婚の条件に挙げられたものの中で火鼠の皮衣だけ割と難易度低かったりする
火鼠の皮衣は燃えない綿、つまり今で言うアスベストだ
86 ななしのよっしん
2018/06/19(火) 20:52:14 ID: bucBSQlB9Y
87 ななしのよっしん
2019/08/23(金) 17:28:47 ID: GGJRnzpoHL
竹が金に見えるとは・・・
あなたにはかぐや姫の翁の才能があるようです
さぁ探しに竹林へ
88 ななしのよっしん
2020/04/19(日) 21:53:52 ID: U23fmX8yjX
>>85
本当にあるのか知らんが『てまひま船長シリーズ』っていう児童文学で奄美だったか南の島に伝わるというそれの異伝。
倉持の御子はその島に来て玉の枝について聞いたところ、真珠や珊瑚の産地だったそこで「珊瑚の枝に真珠の実」という宝を紹介されて高い金を払って買っていきました。
そして都につく時それを宝石職人に見せびらかしたせいで、彼らのプライドを傷つけてしまい「俺たちが作った」と嘘を言われて失格になりました。
・・・まあ、この説でも実際人工物(しかも微妙に要求と違う)なんだけどなw
89 ななしのよっしん
2021/04/26(月) 00:20:54 ID: 73QkjJt6Nw
>>80
中国神話などに月宮殿とか嫦娥の話あるからそこら辺からの受け売りじゃないのかなあとは思う
90 ななしのよっしん
2021/08/12(木) 16:31:15 ID: f/u8yPcZvo
男尊女卑で女の幸せは結婚しかなくて親の言うことを聞けって時代においてここまでロックな話をかけたのは凄いなって思う
ほめた!
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