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1 ななしのよっしん
2011/01/05(水) 22:02:07 ID: IGF2kMOlHW
>本作は比較的薄く辞書ほどの厚みしかない。
いやそのりくつはおかしい。
シリーズの中では短さとある程度シンプルな物語だから読み返しやすい作品。「宴」は上巻読み返そうか考える時点で力尽きるしw
この作品は同じ作者の「後巷説百物語」の中のエピソードと関連してる部分があるのでそっちも読んでみるとなお面白いと思う(「狂骨」も同様にリンクする)
2 ななしのよっしん
2011/01/17(月) 21:54:39 ID: nX4V4DYuuR
中に関口君の小説が挿入されてることも書いて欲しい
関戸克己本人が書いてくれたら最高だったろうに、と思ってしまったのは秘密
3 ななしのよっしん
2011/03/30(水) 23:30:47 ID: ZXBLVavY5v
「本作は比較的薄く辞書ほどの厚みしかない。」
じゃねーよwww
辞書ほどって相当だよww
4 ななしのよっしん
2011/04/18(月) 17:36:28 ID: VCHIzQeB0S
ここらへんから「ミステリ」を期待してる人はつまんないとか言い出す
謎解き自体割と早く誰の仕業か分かってしまうし
5 ななしのよっしん
2011/05/11(水) 01:22:26 ID: 9RvgVAWgbn
誰が犯人かはすぐに分かる小説。
しかし、「陰摩羅鬼の瑕」という表現が作中に出てくるまでの流れは鳥肌が立った。
すごいよね、京極さんって
6 ななしのよっしん
2011/05/23(月) 16:40:19 ID: POB6XH3so+
「このバレバレすぎる犯人像はいつものように覆されるに違いない」
とwktkしながら読んでいた。そんなことは無かったぜ。
作者の細かい仕込みを舞台裏から観察するような珍しい体験はできた。
7 ななしのよっしん
2011/07/29(金) 06:19:51 ID: 3vQqFT7MsT
ファンタジーばりばりな前作塗仏の宴と異なり、完璧な本格推理
奇想天外な仕掛けもないため、みんなが言うように難易度は低めかな?
犯人とアリバイは分ったけれど、動機は見落としていたorz
卑屈に身もだえするばかりの関口君が、人としての形を持ち真相に気がつくまでの流れが良かったな
あんた今作は格好良かったぞ
8 ななしのよっしん
2013/06/05(水) 19:06:37 ID: WtuYjGwYfc
百鬼夜行シリーズで一番好きな話だ
9 ななしのよっしん
2013/10/08(火) 21:40:12 ID: 0HIAetxh1V
>>8
同意。薫子の遺体が再登場する辺りから母の遺骨が出るあたりまで好き
10 ななしのよっしん
2014/07/02(水) 23:08:24 ID: gHM8LAAjI4
>>8-9
同志が居て嬉しい
ただし夏彦、テメーはダメだ
あんたが書かなければ伯爵はここまで悲しい目に遭わずに済んだのに…っ!!
京極夏彦は悪魔だと確信した作品
11 ななしのよっしん
2014/11/02(日) 00:14:46 ID: Ik5BAdj6iQ
>>7
考えてみれば関口君って
姑獲鳥では「絵に塗られていない色を読み取る」
ある種鋭い感性の持ち主として描かれてるんだよね
強靱な神経(例えば筺を覗いても帰ってこられるような)を
持ち合わせていれば、あるいはガブリエル・ゲイルのような人間になり得たのかもしれない
12 ななしのよっしん
2014/11/04(火) 20:04:44 ID: cjSWlS6s2v
実写化しないかなあ。
鳥の剥製がたくさんある壮観なセットをぜひ見たい。
13 ななしのよっしん
2015/02/18(水) 01:57:10 ID: B5EE/QnEid
前作までのおさらいついでに伯爵の誕生と関口の再生をやりました、という印象。
このシリーズにミステリとしてのエグみを求めてる人には確かにものたらんかもしれない。ミステリ苦手な俺でも、魍魎の「二人しか居ない空間で片方殺されてたらそりゃもう片方が殺したんだろ」っていう京極堂のツッコミが頭に残ってたせいもあってすぐ分かったし、それじゃなくても伯爵の疵に関してのヒントガンガン出るしな。
過去作を思わせる表記や、過去作へのカウンターめいたロジックとか含めておさらいさせてもらった感。
薫子さんに同調して、伯爵の悲しみを吸い取った関口が好きになれるので嫌いじゃない。伊庭さんは渋かっこいいし、百鬼夜行まで含めると胤篤の爺さんの俗物っぷりも愛おしく思えてくる。
ただし大鷹テメーはダメだ。
14 ななしのよっしん
2017/12/10(日) 04:30:14 ID: 3T/g5VOEAc
10年ぶりぐらいに読み返して、本当に怪談というか鬼神の話しなのだと理解できた気になった。
真相を知りながら読むと恐ろしくて仕方がない。
15 ななしのよっしん
2020/09/19(土) 20:52:59 ID: zttvv6Z0YT
最初読んだとき一番印象に残ったのは、木田元の解説が、いかにも学者が手加減しながら書きそうな批判だったこと
16 ななしのよっしん
2023/02/12(日) 19:03:03 ID: M4vI1hrxhO
唐突だけど逆裁2のミリカって割と伯爵的な環境とそれ故の価値観だったなって思った
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