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1 ななしのよっしん
2010/07/31(土) 23:57:20 ID: SFcWbXgr5l
仮設してみました
近いうちに「目次」に武器名を記載する予定です
2 ななしのよっしん
2010/08/01(日) 01:20:21 ID: SFcWbXgr5l
目次に武器名を追加しました
・投稿される方がいらっしゃいましたら、記事編集を承ります
・他所からの転載以外なら、『地球防衛軍3の兵器』のようなネタ設定、あるいは武器の性能解説、その他内容は問いません
3 ななしのよっしん
2010/08/01(日) 08:52:45 ID: JJOJCzioq7
恐ろしいものに手を出したなあw
単純に考えると陸戦系とペイル系の開発ラインがあるだろうから
それだけで2倍の手間暇がかかることになるけど・・・頑張ってください
4 ななしのよっしん
2010/08/02(月) 08:12:16 ID: LwBjO7YtYd
PS2のEDFは3と違って「世界中で発生した紛争に対する治安維持組織」として設立された経緯がある(無印説明書より。念のため)から、地球防衛軍3編よりは考えやすいと思います(ただし陸戦兵の武器のみ)が、苦難の道は間違いありません。
頑張ってください
5 ◆WildVsfInU
2010/08/04(水) 00:26:14 ID: Y7A8x8kxRi
書いてみた。
バウンドガンとか共通の武器の設定は『地球防衛軍3の兵器』の記事から流用することにします。
以下本文
**イクシオンシリーズの概要
あらゆる攻撃の中で最も速い兵器は何か?
兵器にはいつの時代にも弾速が求められる。上述の質問に答えを用意するのであれば、レーザー兵器および粒子ビームと言ったところが正解であろう。このうち、レーザーの開発技術はペイルウィング遠距離及び中距離レーザー兵器の項目を参照のこと。
粒子ビームとは、(イオン化された)原子や分子。または素粒子などの方向を一律に揃え、至高性を持たせた状態の事を指す。兵器化するにあたっては光速の99%かそれ以上の速さをもった、ビームとして撃ちだし物体に当てることで小規模な核爆発を起こすことで対象物にダメージを与える兵器が想定されている。
しかしながら、真空中でもなければ射程の長いビームを作ることは出来ず、また射程の長いビームを作ろうとすると様々な問題が付きまとう。
まず、最も大きな問題はその加速器の巨大さであるが、それを説明するにははまず従来のビーム発生装置の仕組みとを知らなければならない。
原子とは、陽子と中性子で構成される原子核と、その周りをまわっている電子により構成されていて陽子はプラスの電気を帯び、電子はマイナスの電気を帯び、原子の状態であればその数は同じで全体的にはプラスマイナスゼロとなる。
ところが、大きな原子にプラス電極の隙間を通りぬけさせると、電子が剥ぎ取られて全体的にプラスを帯びたイオンとなる。さらにそれを小さな穴のあいた電極の隙間を通らせると、プラス極からは反発力。マイナス極からは引力を受けてそれぞれ加速に利用される。
それを電磁石でコースを曲げることで何度も何度も周回させることで無限大に速度を高めたのがビーム兵器である。
この原理は兵器としてよりも平和利用が多く、軽い原子をそれなりの速度まで加速させる小型のものであれば病院などでも検査や治療に使用できる大きさだ。しかし、軽い原子では兵器に転用しても射程は数mと極端に短い。
6 野生 ◆WildVsfInU
2010/08/04(水) 00:30:36 ID: Y7A8x8kxRi
代わりに重い原子を放つものになると全長1kmを超えることなど珍しくもない。巨大な加速器とは、即ち巨大なエネルギーを発生させるものであって、高出力及び長射程を望むのであれば避けては通れない道である。
そして、それ以上に恐ろしいのが放射線シャワーである。上述したとおり、ビーム兵器によって起こるのは小規模な核爆発であるが、空気中では粒子が空気の原子に当たればそれで強烈な核爆発が起こってしまう。
その核爆発がまた新たな核爆発を起こし、その核爆発が……と、いつかは終息する現象であるとはいえ恐ろしいまでに破壊をまき散らす兵器となってしまう。
そのため、『強大な力をもったビーム兵器は宇宙でしか使えない』というのが研究者達の結論とされ、インベーダーのテクノロジーによって空間圧縮技術を得て極端な小型化を実現しても宇宙以外での運用は不可とされていた。
しかし、『ペイルウィングの運用には粒子砲の火力が必要だ』との意見や、また粒子砲のロマンを諦めきれない物理学者達の情熱によりイクシオンシリーズの開発は非常に低予算かつ小規模からではあるが、開始されることとなる。
射程や放射線の問題を解決するにあたって、まずは兵器の根本的な見直しが行われた。その結論として導き出されたのは、『粒子をビームとして放つのは止めよう』という本末転倒なアイデアである。このとんでもない結論の参考にされたのは、陸戦兵の兵器であるバウンドショットシリーズである。
―以下引用―
『アサルトライフルの特殊弾丸である「XB」弾は炸薬の改良によって射程距離を劇的に伸ばすとともに、弾体にフォーリナーの……巨大生物の外皮を加工したバウンド素材を使用している。
バウンド素材はその名の通り驚異的な弾力伸縮性を有した物質であり、アーマーの耐弾素材としても使われている。
高弾力伸縮性の正体は、運動エネルギーの大半を熱エネルギーに変換して吸収するという素材の働きである。
運動エネルギーの大きさに比例して熱エネルギーへの変換効率は上昇するが、熱エネルギーの蓄積が素材の膨張という形で行われるため、限界に達すると素材の反動収縮作用によって熱エネルギーが再び運動エネルギーへと変換される(このためアーマーの素材にする場合はハニカム構造の吸熱材に組み入れられている)』
7 野生 ◆WildVsfInU
2010/08/04(水) 00:34:14 ID: Y7A8x8kxRi
―引用終了―
この記述を見て、開発班一人が何を閃いたのかと言えば、こうである。
『ちょうどマラカスのように、粒子ビームを閉じ込めた玉を作るんだ。その玉の中はもちろん真空にして粒子が失速しない・エネルギーを失わない・放射線が発生しないようにする。
そのマラカスが敵に当たると破裂、核爆発を起こすが、それをなんとか全て熱エネルギーに変換する。そういう技術を作ればいい。まだ机上の理論ではあるが、アイデアはまとまっている』
一人の技術者がそう得意げに言って、構成された設計図を見せたのだ。
この荒唐無稽なアイデアを聞いた時、同僚は『インベーダーによってもたらされた最新技術でまさかマラカスを作ることになるとはな』と笑ったが(このため、イクシオンシリーズから放たれる弾丸は研究者達の間ではマラカス弾と呼ばれることになる)、そのマラカス弾の生成に使われる数々の理論を見た後で発案者を笑うものは誰ひとりとしていなかった。
陸戦兵や、すでに開発途上のペイルウイングの兵装に使用されたノウハウを詰め込んだマラカス弾計画は、その後粒子のように加速し、およそ一ヶ月半の試行錯誤を経て試作機が開発される。
その威力を試した際、放たれた弾丸が物体に当たるとまばゆい光をもやのようなものに包んで熱エネルギーへと変換、物質は小規模な核爆発の衝撃と熱によって融解、ダメージを与えられる。
その際に懸念された放射線も、100m先の的に対する十丁のイクシオンによる掃射を毎日1時間実行しても、原子力発電所の職員に許される放射線量を僅かに上回る程度であった。そのため発展途上ではあるが、より放射線を抑制し威力を高めれば実践への配備も可能とされ、以後粒子砲兵器には多くの予算と技術者が関わることとなる。
残念ながら、光速の99%という要求を満たす兵器にはなれず(マラカス弾の速さはアサルトライフルなどの兵器と大きな差異は無い)、これを使用していると飛行の制御が出来ずまた飛行中は狙いの制御も出来ないため使いどころの難しい玄人向けの兵器とされたが、
高威力かつ低燃費を実現したアサルトライフル的なポジションを持った兵器としてイクシオンシリーズは地位を得たのである。
8 野生 ◆WildVsfInU
2010/08/04(水) 00:41:19 ID: Y7A8x8kxRi
とりあえず、イクシオンシリーズの概要から作ってみました。暇を見てまた個別兵器についても記述しようと思います。プレミアム会員の方、お手数ですがよろしくお願いします。
9 トウフウドン ◆CUSj3wKrCc
2010/08/08(日) 14:01:19 ID: SFcWbXgr5l
>>3
>>4
いや、さすがに全ては…………できるのでしょうか;
されど千里の道も一歩から。私も興味のある武器から書いていこうと思いますので、気長にいきましょう
>野生さん
ご投稿ありがとうございます!
そして記念すべき第一打! おめでとうございます
マラカス弾とは、上手い考察w
要修正箇所があればレスでお知らせくださいー
10 ななしのよっしん
2010/08/08(日) 18:54:27 ID: XQzT5OjxjS
陸戦兵の武器は、1と2で武器性能が全然違うもの(HG-13改、リペアースプレーなど)や1では登場しないもの(ボルケーノ6W、ライサンダーZなど)があるから、そこら辺を区別するための記述は必要かもしれないね。
11 ななしのよっしん
2010/08/12(木) 16:43:37 ID: 6Diqok/jyi
1で既に出ていたけど2で再び入手可能なのはINF中盤からっつー武器の扱いに微妙に困りつつも俺設定を貫いてみました。
GランチャーUM-4A
EDFの多くの陸戦兵が主力爆破兵器として好んだのはロケットランチャーとグレネードランチャーの二種であった。
これは大戦当時、巨大生物に対するミサイルの照準機に問題があり、プロミネンスシリーズなどの一部を除いて陸戦兵の誘導兵器は前線において信頼性に欠けるとされていたためである。結果として陸戦兵は敵を目視できる距離から己の射撃技術のみで爆破兵器を扱うことを強要された。
そしてあの悪夢の《皇帝都市アダン》出現後の戦況で、遂に最多の陸戦兵たちの信頼を得て、最多の巨大生物を駆逐したとすら言われる傑作ロケットランチャー「ゴリアス-99」すら「火力不足」と正に悲鳴の如く叫ばれるようになったのである。
これは《アダン》出現後、地球に壊滅的なダメージが与えられた理由の一因でもある。明らかにマザーシップ撃破前後から《アダン》出現後にかけて巨大生物の生命力は上がり、円盤の装甲強度は上がっていた。従来の主力火器では追いつけなくなっていた時期を境に、あの無差別爆撃の日々が始まったのである。一度は勝利を掴んだかと思われた直後ということもあって、人類全体の士気に底が見え始めていた。
12 ななしのよっしん
2010/08/12(木) 16:47:41 ID: 6Diqok/jyi
続き
そんな折、ゴリアス-99の影に隠れていたグレネードランチャーに目がつけられた。それがこの「GランチャーUM-4A」である。
単発2000D級直径爆破距離20mの接触起爆式榴弾が完成され、それを発射できるランチャーも平行して開発されていたが榴弾の完成直後はまだ単発発射式のものしか実用化に漕ぎ着けていなかった。結果として1200D級のロケット弾を5発まとめて装填でき、リロードも簡便で、前継器の戦果から製造ラインも整っていたゴリアス-99の影に隠れてしまっていたのである。
だが単発2000D級直径爆破距離20mの榴弾が必要な戦況と巨大生物が訪れてしまった。兵器庫の隅で埃を被っていたUM-4Aが活躍したことは、人類にとっては不幸だったと言える。
結果として、UM-4Aは目覚しい活躍をしたと言える。ロケットランチャーに比べて故障率が高く、リロードの手間もかかると敬遠されがちだったグレネードランチャーだが、UM-4Aは『間に合わせ』であるとはいえ単発式故の簡略された発射機構、リロードシステムからカタログスペック以上の価値を戦場で発揮した。
その後、後継器であり《神器》とすら謳われた「GランチャーUM-XA」が完成し、支給されてもなおUM-4Aを使う兵士は居た。残存兵力が著しく低下した大戦末期(もはや残存戦力という言葉すら生ぬるいと、当時を生き残った人々は痛感できるであろう)、単独で巨大生物群の渦中に放り込まれるミッションは数多く存在したのである。
そのような絶望的戦況でもなお生き残ろうとするならば、たとえ四連装弾倉対応のUM-XAであっても六秒近くもかかる複雑なリロードシステムは支援射撃無しには信頼するに足りえなかった。
たった一人で数え切れないほどの敵を相手にすることを強要された陸戦兵にとって信頼できたのは、ただただこの無骨で単純で三秒リロードの単発式グレネードランチャーだけだったのである。
苦境でこそ輝いた、ある種悲劇の兵器。それがUM-4Aである。
13 ななしのよっしん
2010/08/15(日) 15:54:24 ID: XQg5pejYGU
■アサルトライフルシリーズ
アサルトライフルとは、連射可能なライフルである。その性能から、遠距離では狙撃銃、近距離では機関銃となる遠近両用の万能兵器として前大戦で多くのEDF隊員に愛用されてきた。
しかし、今回の大戦においてアサルトライフルの使用者は大きく減少することとなる。その理由は大きく分けて2つ。
1つは、敵の死骸の問題である。前大戦より圧倒的に数が増えた今大戦では、倒した巨大生物の死骸、敵円盤の残骸が文字通り山のように残り、無視できない状況になっていた。結果、死骸の影からでも攻撃できる武器、あるいは死骸ごと敵を爆撃できる武器が有用になっていったのである。
もう1つの理由は、攻撃力の問題である。地球上の生物であれば、掃射することで絶命させるか、少なくとも戦闘能力を奪うことができる。しかし生命力、耐久力を増していく敵戦力に対してはアサルトライフルを「当て続ける」ことでしか戦果を生み出さなくなっていった。
敵1体を倒すのに時間がかかるため圧倒的多数の敵戦力に囲まれた状況では不利に陥りやすい。開発側も火力の向上に努め多くのラインナップを作り出したが、インベーダーの耐久力に追いついていなかったのは明白である。
それでもアサルトライフルがEDFの武器庫から姿を消さず、他の武器種を上回るラインナップが存在するのは、他の武器には無いただ一点の「扱いやすさ」という長所があったからである。
ショットガンやミサイルは往々にしてリロードにかかる時間が長く、リロード中に殉職する隊員が後を絶たなかった。また、スナイパーライフルやグレネードランチャーは一撃必殺のものが多く、それゆえ隊員には必中の腕が求められた。
連射性能向上とリロード時間短縮の両方を実現したロケットランチャーも全体として火力不足となってゆき、最終的に戦場で活躍したのは火力に特化した「一撃必殺タイプ」である。
使いこなすには爆破範囲の見切り、いつ撃つかの判断力、正確な狙撃力が不可欠であり、熟練の隊員のみが扱える兵器であった。尖った性能のないアサルトライフルの「外してもすぐ次を撃てる」という安心感を求める隊員は後を絶たなかったのである。
ミッション達成率70%のヘタレですが、よろしければ記事としてお使い下さい。
14 トウフウドン ◆CUSj3wKrCc
2010/08/18(水) 20:35:27 ID: SFcWbXgr5l
>>10
確かに。
2で新登場したものは大丈夫かと思いますが、1と2で性能が違うものは文章の中で「大戦前」と「大戦後」に書き分けるか、注釈が必要ですね。
>>11の「GランチャーUM-4A」
>>13の「アサルトライフルシリーズ」
以上のご投稿を承りました。
8月22日の日曜日以降に掲載させていただきます。
しばらくお待ちください。
15 ななしのよっしん
2011/07/21(木) 00:18:35 ID: GZIa+CATOs
もう更新ないんですか?
16 薙
2011/12/29(木) 23:39:35 ID: XQg5pejYGU
>>15
あなたも記事を書くのです
17 ななしのよっしん
2014/06/22(日) 15:23:50 ID: T/tW8chvLk
この記事好きです
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