ワルツ第17番ト短調”大犬のワルツ”

ワルツ第17番ト短調”大犬のワルツ”とは、KONAMIの音楽ゲーム「beatmaniaIIDX」に17 SIRIUSから収録されている楽曲である。タグは、大体大犬のワルツで統一されている。タグ数の変遷はこちら。

概要

ジャンル		VALSE
アーティスト		virkato
譜面難易度 およびBPM		NORMAL(N)	HYPER(H)	ANOTHER(A)
	SP	☆6 190-290	☆10 220-310	☆12 230-320
	DP	☆6 190-290	☆10 220-310	☆12 230-350

SIRIUSのボスフォルダ、「PARALLEL ROTATION IIDXRED」のUNKNOWN曲。
アーティスト名のvirkatoはwacの別名義であり、この名義を使うのは蠍火以来2度目である。
ジャンル名のVALSEとは、フランス語でワルツのこと。

曲はピアノだけで構成されており、全ての難易度においてスクラッチが1枚も存在しない。
こういう楽曲は、DJ TROOPERSに収録されているOsamu Kubotaの「avant-guerre」以来のことである。一部の難易度にスクラッチが存在しない楽曲なら他にも存在するのだが、全譜面というのは前述の2曲のみ。

曲以外にもムービーに出てくる女の人が何かと印象的である。デザインは傲慢ちゃん等でもおなじみのNAGI氏。（公式でも「大犬さん」呼びであり本名は不明）
後に「ときめきメモリアル」20周年を記念して収録されたアレンジ「もっと！モット！ときめき feat.松下」のVGAにて、若かりし頃きらめき学園（ときメモの舞台）に通っていた頃という設定で再登場した。頑張って高スコアをとって告白してもらおう。
「BEMANI SUMMER DIARY 2015」の「Sounds Of Summer」でも、レイシスのコスプレをして登場した。
また、続編曲にあたる「華麗なる大犬輪舞曲」の曲紹介ページでは、一人の従者の視点から彼女の人となりが記されている。

表の通り、各難易度でBPMが異なり、微妙なBPM変化も多いが、大体はBPM300辺りがメインである。
またwac曲にはよくある、難易度毎に異なるアレンジがなされている。
そのため最初にA譜面のアレンジを聞いた後、N譜面のものを聞くと、音が物足りなく感じるかもしれない。
さらにサントラ版ではDPA版よりもさらに加速してえらいことになっている。どうしてこうなった。

なおDPA譜面は2290ノーツと当時としては規格外のノーツ数を誇り、アーケード版では5年以上にわたり歴代1位を勤めていた。CHRONO DIVER -NORNIR-のLEGGENDARIA譜面が登場して以降は何度か後進に道を譲っているが、HEROIC VERSE時点でも未だに歴代4位の物量譜面として君臨している。
SPA譜面はResort AnthemからSP十段3曲目を務める。tricoroでリストラされたが、PENDUALで復活。SP十段2曲目を務める。

なお、RASP十段は2曲目以外すべてSIRIUS曲であった。
(RA十段：mosaic→Colorful Cookie→これ→GOLDEN CROSS)
(Lincle十段：fffff→Colorful Cookie→これ→GOLDEN CROSS)

余談だが、SIRIUS開発当時のDPA譜面はノーツ数が2834と規格外だったため、
納期が迫る中、スタッフ数名で汗水をたらしながら現在のノーツ数に減らした…といった経緯がある。

wac1stアルバム「音楽」にアレンジ版が収録された。生演奏であることを考慮してかテンポはややゆったりめとなっている。

関連動画

関連項目

• beatmania IIDX
• BEMANIシリーズの楽曲一覧
• SIRIUS
• wac
• ピアノ協奏曲第1番”蠍火”
• freaky freak（SDVXにおける完全鍵盤曲）