いなば(列車)

いなばとは、陰陽連絡特急である。

概要

キハ187系 特急「スーパーいなば」

Series Kiha 187 "Super Inaba"

鳥取県東部の旧国名「因幡」及び神話「因幡の白兎」に由来する列車名称で、現在の「いなば」系統は1997年11月29日に岡山と鳥取を結ぶ特急として急行「砂丘」に代わりキハ181系を使用して運転を開始した。
なお、これ以前にも「いなば」の名称は幾度か使用されており、1964年に広島と鳥取を芸備線・木次線経由で結んだ準急が「いなば」の名称の初出であり（～1968年）、その後も大阪～鳥取間の準急（1972年～1975年）や東京～米子間の寝台特急（1975年～1978年）に使用され、現行体制の直前までは鳥取～米子間を結ぶ特急にも1年間使用されていた（1997年11月29日に鳥取～米子間の特急は「くにびき→現：スーパーまつかぜ」へ名称変更）。

2003年10月にはキハ181系の後継車種かつATS-Pを搭載して智頭急行＋大阪乗り入れにも対応したキハ187系500番台へ車両変更を行い、同時に名称も「スーパーいなば」へ変更された。ただし、専用車両となる500番台は4本8両しかないため、運用上最大で1列車につき4両編成となる。それ以上の車両増結はATS-P非搭載の0番台・10番台を中間車として組み込んで運転を行う。
なお、2010年3月のダイヤ改正によってそれまで臨時だったスーパーいなば91・92号（サンライズリレー号）が定期列車（1・12号）へ昇格している。
また、使用されるキハ187系500番台は160km/h運転に対応している為、智頭線内にて高速化が行われる可能性も残っている（但し、先頭車両の形状の関係から智頭線でのトンネル進入時はトンネルドン対策の為HOT7000系よりも速度を落として入っている）。

ちなみに、石破茂衆議院議員もよく利用している（らしい）。

「スーパーいなば」データ

• 使用車両：キハ187系500番台（米子支社後藤総合車両所所属）
• 会社：JR西日本
• 運用線区：山陽本線・智頭急行智頭線・因美線
• 運転区間：岡山駅～鳥取駅
• 所要時間：1時間37分（最速）
• 最高速度：120km/h
• 停車駅（※因美線用瀬駅に臨時停車する場合もある）
  

  岡 山 駅

  上 郡 駅

  佐 用 駅

  大 原 駅

  智 頭 駅

  郡 家 駅

  鳥 取 駅

• 編成図（←岡山・鳥取　上郡→）※2024年3月15日までは2号車は自由席
  

  1号車	2号車
  指定席	指定席

お絵カキコ

キハ187系500番台 特急因幡てゐ

関連動画

関連商品

因幡の白兎

Nゲージ車両セット JRキハ187系基本セット2両

• 東方
• 187人(昨日+178人)購入 1人クリック
• ￥18,700

Amazon.co.jpで詳細を見る

関連コミュニティ

関連項目

• JR西日本/智頭急行
• キハ187系
• 山陽本線・因美線・智頭線
• 因幡の白兎
• 鉄道列車名一覧

山陰地方（鳥取・島根）へ向かう特急

スーパーおき─スーパーまつかぜ─スーパーいなば─やくも─はまかぜ─スーパーはくと─サンライズ出雲