天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 単語

2件

テンノウハイジェイエフエーゼンニホンサッカーセンシュケンタイカイ

9.4千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会とは、JFAJリーグ催する日本男子サッカーにおける全規模のオープントーナメントである。
2017年大会までは天皇杯全日本サッカー選手権大会という名称だった。

J1リーグJリーグYBCルヴァンカップと合わせて日本内三大タイトルの1つとされている

天皇杯」という名前優勝カップサッカー以外の競技にも存在するのだが、単に「天皇杯」と言えば大体この大会の事をすほどである。他の競技と明確に区別する場合は「サッカー天皇杯」または「天皇杯サッカー」などと呼ばれる。

概要

サッカー大会
天皇杯 JFA
全日サッカー選手権大会
基本情報
創設 1921年
地域 日本
JFAJリーグ
共催 NHK共同通信社
参加チーム 88チーム
天皇杯
NHK杯
共同通信杯
JOC
ドイツ
FAシルバーカップ
JFA
プロサッカーリーグテンプレート

1921年に開始された100年以上の長い歴史を持つサッカー日本選手権大会で、日本サッカー協会チーム登録種別で第1種登録のチームが予選に参加可オープントーナメントである。

日本のすべての第1種(プロ社会人大学チームに参加権がある大会であり、これらのチームが混ざって戦うのが特徴である。1996年から2014年までは第2種(高校クラブユース)チームも参加可であった。予選から決勝まで全試合が一発勝負で行われる。

本大会出場チームは、第89回(2009年)大会以降は88チームとなっている。J1J2チームはすべて予選免除、これにその他予選免除チームJFL上位チームなど)と各都道府県代表(47チーム)を加えて競われる。[1]

現在は、8月までに都道府県大会が行われ、9月に本大会が開幕。決勝戦は年明けの元日に行われている。

優勝チームには、翌シーズンAFCチャンピオンズリーグACL)への出場権が与えられ、Jリーグ上位チームとともに参戦する。

オープントーナメントでかつ一発勝負であるので、上のリーグカテゴリに所属しているクラブが下のリーグカテゴリに所属しているクラブに負けるという、いわゆるジャイアントキリング(番狂わせ、下克上)が、日本サッカー大会としては最も立って起こる大会である。

大会結果・歴史

大会創設(1921年)から1950年代までは、大学サッカーチーム優勝することが多かったものの、1960年代に入って企業チームが取って代わった。Jリーグ発足(1993年)後は、Jリーグチームのみが優勝経験がある。

回数 年度 優勝チーム 備考
ア式蹴球優勝競技会
1 1921 東京蹴球 関東中部関西西部の4地域から20チームが参加。
決勝大会は、棄権した1チームを除いた3チームが参加。
東京蹴球団が初代優勝チームとなった。
2 1922 名古屋蹴球
3 1923 アストラクラブ 関東大震災で決勝は1924年2月に開催。
4 1924 広島一中クラブ この大会から内務省が催。
5 1925 蹴球
6 1926 大正天皇崩御のため中止
7 1927 神戸一中クラブ 神戸一中クラブ学生チームとして初優勝
8 1928 早大WMW 早大WMW京都帝国大学による初の学生同士の決勝。
後の早稲田大学ア式蹴球部の前身となる早大WMWが6-1で初優勝
9 1929 関学クラブ
10 1930 関学クラブ 決勝は1931年5月に開催。初めて東京以外で開催された。
関学クラブが史上初の大会連覇。
11 1931 東京大LB 全く名だった中学が準優勝という快挙を成し遂げる。
12 1932 クラブ
13 1933 東京OBクラブ
14 1934 極東選手権への準備のため中止
全日蹴球選手権大会
15 1935 京城蹴球 この回から優勝チーム全日本選手権のチャンピオンと位置づけられる。
京城蹴球団はこの年の明治神宮大会も制覇。
16 1936 BRB ベルリン五輪開催のため日本代表選手が不在の大会となった。
17 1937 慶應義塾大学
18 1938 早稲田大学 決勝で初の早慶戦が実現。
早稲田慶応義塾大学の連覇を阻み、優勝
19 1939 BRB 前回に引き続いて決勝は早慶戦。
延長戦の末に慶BRB勝利し、4度優勝
20 1940 BRB 3大会連続で決勝は早慶戦。
21 1941




太平洋戦争のため中止
22 1942
23 1943
24 1944
25 1945
全日蹴球選手権大会
26 1946 東大LB 関東関西の予選を勝ち進んだ2チーム5月5日の決勝大会に参加。
「復第1回全日本選手権大会」として開催。
27 1947

世情不安のため中止
28 1948
全日サッカー選手権大会
29 1949 東大LB
30 1950 関学
天皇杯全日本サッカー選手権大会
31 1951 BRB この大会から「天皇杯」が授与されるようになる。
32 1952 全慶
33 1953 関学
34 1954 BRB
35 1955 関学
36 1956 BRB
37 1957 中大クラブ
38 1958 関学クラブ
39 1959 関学クラブ
40 1960 古河電工 古河電工が実業団チームとして初優勝
この大会をに実業団と大学パワーバランスが入れ替わるようになる。
41 1961 古河電工
42 1962 中央大学
43 1963 早稲田大学
44 1964 八幡製鉄
古河電工
AリーグBリーグそれぞれ5チーム1位同士による決勝戦が実施。
決勝は延長を経ても決着せず、両チーム優勝となった。
45 1965 東洋工業 この年、日本サッカーリーグJSL)が発足。
JSLおよび大学の上位各4チームに出場権が与えられる形式となる。
46 1966 早稲田大学
47 1967 東洋工業
48 1968 ヤンマー この年より決勝戦の元旦国立競技場開催がスタート
49 1969 東洋工業 この年より「NHK杯」が贈呈されるようになる。
50 1970 ヤンマー
51 1971 三菱重工
52 1972 日立製作所 イングランドFAカップを模したオープン化。
SL1部8チームと地域大会を勝ち抜いた16チームが出場。
53 1973 三菱重工 参加チームは807チームとなる。
54 1974 ヤンマー
55 1975 日立製作所 参加チーム1105チーム
56 1976 古河電工
57 1977 フジタ工業
58 1978 三菱重工
59 1979 フジタ工業 この大会から第62回まで優勝チームジャパンカップ出場権が付与。
60 1980 三菱重工
61 1981 日本鋼管 日本鋼管JSL2部のチームとして初優勝
62 1982 ヤマハ発動機 2年連続で2部のチーム優勝
63 1983 日産自動車
64 1984 読売クラブ
65 1985 日産自動車
66 1986 読売クラブ
67 1987 読売クラブ
68 1988 日産自動車
69 1989 日産自動車 この大会から優勝チームにはアジアCWC出場権が与えられる。
70 1990 松下電器 決勝は初のPK戦決着。
優勝松下電器日産の3連覇を阻む。
71 1991 日産自動車
72 1992 日産横浜マリノス Jリーグチームが初出場。
横浜マリノスは前身の日産時代から5大会連続決勝進出で連覇。
73 1993 横浜フリューゲルス Jリーグ発足後初の大会。
横浜フリューゲルスが前身の時代から数えても初優勝
74 1994 ベルマーレ平塚
75 1995 名古屋グランパスエイト Jリーグ大躍進を遂げた名古屋が初優勝
76 1996 ヴェルディ川崎 この大会から地域代表が各県1チームとなる。
そのため本大会出場チームが80チームに増加。
77 1997 鹿島アントラーズ 鹿島が初優勝
78 1998 横浜フリューゲルス この年を最後にチーム解散が決まった横浜Fが2度優勝
負けたら即消滅の中で勝ち抜き、有終の美を遂げる。
この大会はサッカー史に残る伝説の大会となった。
「私たちは忘れないでしょう
   横浜Fという非常に強いチームがあった事を」
79 1999 名古屋グランパスエイト 決勝でのストイコビッチの2点
80 2000 鹿島アントラーズ J1ナビスコカップを制覇していた鹿島が史上初の三冠を達成。
81 2001 清水エスパルス 4度の決勝進出で清水が初優勝
この大会から優勝チームACL出場権が与えられる。
82 2002 京都パープルサンガ この年、日韓共催によるワールドカップが開催。
京都パープルサンガは初優勝
83 2003 ジュビロ磐田
84 2004 東京ヴェルディ1969
85 2005 浦和レッズ
86 2006 浦和レッズ 浦和J1優勝との二冠、かつ連覇。
87 2007 鹿島アントラーズ 鹿島J1優勝との二冠。
88 2008 ガンバ大阪 ガンバ大阪ACL優勝との二冠。
89 2009 ガンバ大阪
90 2010 鹿島アントラーズ
91 2011 FC東京 J2創設以来初めての、その年にJ2に所属していたチーム同士の決勝。
また、J2勢が優勝したのもJ2創設以来初めて。
92 2012 柏レイソル
93 2013 横浜F・マリノス 国立競技場建て替えの為、現行の国立競技場で行われる最後の決勝戦。
その年度におけるJ11位2位の対戦はJリーグ発足後初めて。
94 2014 ガンバ大阪 AFCアジアカップ20151月に開催されるため、
代表強化の観点から決勝を恒例の元日ではなく12月に前倒し。
決勝戦を日産スタジアムで開催。
ガンバ大阪J1ヤマザキナビスコカップとの三冠
95 2015 ガンバ大阪 2年ぶりに決勝は元日
決勝戦を味の素スタジアムで開催。
ガンバ大阪は前回から2連覇。
96 2016 鹿島アントラーズ 決勝戦を市立吹田サッカースタジアムで開催。
鹿島アントラーズJ1優勝との二冠。
97 2017 セレッソ大阪 決勝戦を埼玉スタジアム2002で開催。
1回戦は例年よりも4月に開催。
セレッソ大阪YBCルヴァンカップとの二冠。
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会
98 2018 浦和レッズ AFCアジアカップ20191月に開催されるため、
代表強化の観点から決勝を恒例の元日ではなく12月に前倒し。
前回と同じく、決勝戦を埼玉スタジアム2002で開催。
1回戦は5月に開催。
99 2019 ヴィッセル神戸 2年ぶりに決勝は元日
決勝戦を新国立競技場で開催。
1回戦は5月に開催。
ヴィッセル神戸は初優勝
100 2020 川崎フロンターレ 新型コロナウイルスにより期間短縮。
J1から2チームJ2J3JFLから各1チームと47都道府県の代表が出場。
これにより多くのJリーグチームの出場記録が途切れることになる。
1回戦は9月開催に変更。
川崎フロンターレは初優勝
101 2021 浦和レッズ 2年ぶりにJ1およびJ2の全チームが参加。
1回戦が5月開催に戻る。
準々決勝からはVARビデオアシスタントフリー)を導入。
クラブワールドカップ開催返上により決勝戦を12月に前倒し。
102 2022 ヴァンフォーレ甲府 ワールドカップ11月から12月に開催されるため決勝戦を10月に前倒し。
決勝戦を8年ぶりに日産スタジアムで開催。
ヴァンフォーレ甲府は初優勝
決勝戦でJ2チームJ1チーム勝利しての優勝は史上初。
番狂わせ甲府も参照。
103 2023 川崎フロンターレ 1月AFCアジアカップ2023が控えているため決勝は12月9日に開催。
2年ぶりに国立競技場で決勝を開催。
サポーターによる悪質な問題行動が特に立った大会。
中でも警察沙汰までになった浦和レッズ2024年大会の参加資格剥奪となる。

優勝回数

順位 チーム 回数 優勝年度
1位 浦和レッズ / 三菱重工 8 1971, 1973, 1978, 1980, 2005, 2006, 2018, 2021
BRB / 慶クラブ / 全慶 1932, 1936, 1939, 1940, 1951, 1952, 1954, 1956
3位 横浜F・マリノス / 日産自動車 7 1983, 1985, 1988, 1989, 1991, 1992, 2013
関学クラブ / 全関学 1929, 1930, 1950, 1953, 1955, 1958, 1959
5位 東京ヴェルディ / 読売クラブ 5 1984, 1986, 1987, 1996, 2004
ガンバ大阪 / 松下電器 1990, 2008, 2009,2014, 2015
鹿島アントラーズ 1997, 2000, 2007, 2010, 2016
8位 セレッソ大阪 / ヤンマー 4 1984, 1986, 1987, 1996, 2004
古河電工 1960, 1961, 1964, 1976

Jリーグクラブ別優勝回数

順位 チーム 回数 優勝年度
1位 鹿島アントラーズ 5 1997, 2000, 2007, 2010, 2016
2位 ガンバ大阪 4 2008, 2009, 2014, 2015
浦和レッズ 2005, 2006, 2018, 2021
4位 横浜F・マリノス 2 1992, 2013
横浜フリューゲルス 1993, 1998
名古屋グランパス 1995, 1999
東京ヴェルディ 1996, 2004
川崎フロンターレ 2020, 2023
8位 清水エスパルス 1 2001
セレッソ大阪 2017
京都パープルサンガ 2002
ジュビロ磐田 2003
柏レイソル 2012
ベルマーレ平塚 1994
FC東京 2011
ヴィッセル神戸 2019
ヴァンフォーレ甲府 2022

エピソード

天皇杯でのジャイアント・キリングの例

ここでは、「Jリーグ以外のチームが、J2以上のチームを破った例」を示す。J2下位のチームJ3チームJ1上位のチームを破った場合もジャイアントキリングと扱われる場合があるが、ここでは省略した。

J1チーム勝利 J2チーム勝利
2023年(第103回) 高知ユナイテッドSCvsガンバ大阪
高知ユナイテッドSCvs横浜FC
ヴェルスパ大分vs大分トリニータ
2022年(第102回)
2021-22年(第101回) おこしやす京都ACvsサンフレッチェ広島
順天堂大学vsFC東京
Honda FCvs横浜F・マリノス
ヴェルスパ大分vsモンテディオ山形
福井ユナテッドFCvsヴァンフォーレ甲府
2020-21年(第100回)
2019-20年(第99回) ヴィアティン三重vs湘南ベルマーレ
鹿屋体育大学vs名古屋グランパス
Honda FCvs北海道コンサドーレ札幌
法政大学vsガンバ大阪
Honda FCvs浦和レッズ
法政大学vs東京ヴェルディ
Honda FCvs徳島ヴォルティス
2018-19年(第98回) 関西学院大学vsガンバ大阪
2017-18年(第97回) いわきFCvs北海道コンサドーレ札幌
筑波大学vsベガルタ仙台
ヴァンラーレ八戸vsヴァンフォーレ甲府
筑波大学vsアビスパ福岡
2016-17年(第96回) Honda FCvsFC岐阜
神奈川大学vsFC町田ゼルビア
Honda FCvs松本山雅FC
2015-16年(第95回) FC大阪vsセレッソ大阪
FC岐阜SECONDvsザスパクサツ群馬
流通経済大学vs栃木SC
2014-15年(第94回) 奈良クラブvsベガルタ仙台
ソニー仙台FCvs鹿島アントラーズ
関西学院大学vsヴィッセル神戸
2013-14年(第93回) AC長野パルセイロvs名古屋グランパス ツエーゲン金沢vs横浜FC
AC長野パルセイロvsギラヴァンツ北九州
2012-13年(第92回) AC長野パルセイロvsコンサドーレ札幌
横河武蔵野FCvsFC東京
福島ユナイテッドFCvsアルビレックス新潟
SAGAWA SHIGA FCvsヴィッセル神戸
FC今治vsサンフレッチェ広島
カマタマーレ讃岐vsサガン鳥栖
福島ユナイテッドFCvsヴァンフォーレ甲府
2011-12年(第91回) 福岡大学vs大宮アルディージャ
松本山雅FCvsアルビレックス新潟
松本山雅FCvs横浜FC
2010-11年(第90回) ソニー仙台FCvsベガルタ仙台 FC町田ゼルビアvs東京ヴェルディ
2009-10年(第89回) 松本山雅FCvs浦和レッズ
明治大学vsモンテディオ山形
福岡大学vs水戸ホーリーホック
ホンダロックSCvs東京ヴェルディ
明治大学vs湘南ベルマーレ
福島ユナイテッドFCvsセレッソ大阪
鹿屋体育大学vs徳島ヴォルティス
2008-09年(第88回) 松本山雅FCvs湘南ベルマーレ
国士舘大学vs徳島ヴォルティス
栃木SCvsロアッソ熊本
2007-08年(第87回) Honda FCvs柏レイソル
Honda FCvs名古屋グランパス
TDKvsコンサドーレ札幌
順天堂大学vsベガルタ仙台
Honda FCvs東京ヴェルディ
明治大学vs京都サンガF.C.
2006-07年(第86回) 静岡FCvs水戸ホーリーホック
栃木SCvs東京ヴェルディ
バンディオンセ神戸vs横浜FC
YKK APvs ヴィッセル神戸

2007年は、アマチュアチームHonda FCが、Jリーグチームを3チーム撃破し(準々決勝で鹿島アントラーズに敗れる)8強入りを果たしている。下記「関連動画」も参照。

「BS劇場」

天皇杯でよく使われるこの言葉は、2ちゃんねる内における大会関連のスレッドが発祥とされる。
天皇杯の中継はNHKが共催で名を連ねている関係で独占しており、併せて全中継されるほとんどのカードNHK衛星第一テレビジョンBS1)で放映されている。

この言葉が浸透しだしたきっかけとなったのは、2004年の第84回大会の5回戦である横浜F・マリノスザスパ草津の一戦と言われている。
当時のマリノスJ1を2連覇、片やJFLを3位で終えていた(しかし特例でJ2昇格が決まっていた)ザスパは、4回戦でセレッソ大阪を逆転で下してきた。
実はこの試合、チャンネルBS1だったが、水曜日ゴールデンタイムでの放送ということもあり、サッカーファンを始め、全から注されていた。

最初は前半29分にザスパ宮川大輔ゴールを決めて先制する。
後半に入るとが醒めたマリノスが積極的にゴールを奪いに来るようになるが、後半27分にマリノス大介を止めようとザスパ山口之が引っ掛けてしまいイエローカード2枚を貰って退場。
後半38分にが決めて同点とし、逆に後半40分にザスパの籾イエローカード2枚を受けて退場。
この時点でザスパは9人となってしまうも奮闘し何とか延長戦に持ち込んだが、J1王者であるマリノス人退場しておらず、ここまで足掻き続けたザスパマリノスに屈してしまうのも、もはや時間の問題であるともが思っていた。

そして延長前半11分、当時ザスパキャプテンだった鳥居塚伸人がFKで揉みくちゃになっているマリノスゴール前にボールを蹴り飛ばし、マリノスもがクリアせずにザスパの選手たちとボールを争奪し合う。
ボールはファーポスト方向に転がり、それにザスパ依田正選手が反応してそのままシュート、それがそのままゴールに吸い込まれてザスパの延長Vゴールサドンデス)勝ち・・・伝説がまた1つ、誕生した間であった。

試合後、NHKニュース9で「ザスパ草津、大金星!」の見出しで試合内容が紹介され、翌日のスポーツ新聞では1面を飾り、さらにはザスパ公式サイトサーバーダウンによるアクセス不可状態となっていた。
なお、ザスパは3日後の準々決勝である東京ヴェルディ戦では0-3とやられてしまう。
理もい、マリノス戦前リーグ戦で膝を悪化させていたGK小島伸幸は強行出場してさらに悪化させてしまっているし、マリノス戦で2人が出場停止となってしまったのだから。

ちなみにマリノスについてだが、前大会である2003年の第83回でも、なんと船橋市立船橋高等学校に2-0から追いつかれてPK戦にまでもつれ込んでしまった試合を観せてしまっている。(決して失態ではない。)
当時のマリノスシーズンの最後辺りどうしてああなった・・・。

最後に「BS劇場」というこの言葉、今ではJ1リーグ戦でも使われているらしいが、正直「BS劇場天皇杯での番狂わせ」である認識の方々からしたら染めない使用の仕方であろう。

天皇杯@アスキーアート

1 : ななしのよっしん2010/09/04(土) 17:50:52 ID: q0Dr43iz+Q
::::::::        ┌───────────────-┐
::::::::        | Y.S.C.C.がやられたようだな…       │
:::::   ┌───└───────────v───┬┘
:::::   |フフフ…神奈川県五強の中でも最弱…     │
┌──└────────v──――――┬―──┘
| 一回戦で、しかも大学生に負けるとは       │
| 神奈川県サッカー界の面汚しよ…        │
└────v────────―――――┘ ┌――-┐
  |ミ,  /  `ヽ /!    ,.──、             | …。|
  |/二Oニニ|ノ    /三三三!,       |!     └―v―┘
  `,' \、、_,|/-ャ    ト `=j r=レ     /ミ !      ●  
T | / / ̄|/´__,ャ  |`三三‐/     |`=、|,='|    _(_
/人 ヽ ミ='/|`:::::::/イ__ ト`ー く__,-,  、 _!_ /    ( ω )
/  `ー─'" |_,.イ、 | |/、   Y  /| | | j / ミ`┴'\ '    ` 
 川崎フロンターレ 横浜F・マリノス 湘南ベルマーレ 横浜FC
                ↑        ↑       ↑
            2度のBS劇場の 昨年の面汚し 地域Lに負けた
            過去あり               過去あり
2 : ななしのよっしん2010/10/11() 11:53:51 ID: q0Dr43iz+Q
 ∧_∧   ∧_∧
 ( ・ω・)つ.;)ω・) ペチ
 (っ栃   (っ脚 つ
 ( / ̄∪  ( / ̄∪

0-1 高木和正(前14分) 
0-2 (前38分)

              脚
            ./    \
            | ^   ^  |     ,..、
           | .>ノ(、_, )ヽ、.|′ _,,r,'-ュヽ  私を怒らせてしまったな・・・
 ビ リ        ! ! -==- ノ! ,イく,-‐' i,
  __,,, :-―,ァ''" \`ニニ´/ア´ ̄`ゝニ'ィ,〉
,:f^三ヲ,r一''^ニ´、、__ l ! ィ,ャァ'" ,,..,,、  /lトィヘ
ノ ニ、リ  ,..,,   ``''ヽ,,,  ''"´   ''ヾミ,r/:.l:.:し′
,ィテ'J´,,..::;;i,     ,;,, ;;; ,,;;       ,frア:.l:.:ヾ
リ:.:.:.{'"  ,ィト.     ';;;;;;;;;;;'      ,!;V:.:.ノ:.:.:.:

1-2 イ・グノ(後8分) 
2-2 平井将生(後38分) 
3-2 大塚(後41分)

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

関連サイト

脚注

  1. *2020年度は新型コロナウイルス流行ので規模が縮小され、J1上位2チームJ2J3優勝各1チームが予選免除され、これにその他予選免除チームJFL上位チーム)と各都道府県代表(47チーム)を加えて競われることとなった。例年は都道府県で出場しているJ3チーム都道府県から除外される(そのために代表チームが変更された都道府県もある)。
この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/25(木) 22:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/25(木) 22:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP