dos（音楽ユニット）

dosとは、かつて小室哲哉がプロデュースを手がけていた3人組のダンスグループである。

概要

メンバーは、

taeco：Vocal

西野妙子としてタレント活動もしていたが、2007年頃から消息不明。

asami：Chorus & Dance

1999年に小室哲哉とのユニットTRUE KiSS DESTiNATiON→Kiss Destinationでも活動。

kaba：Chorus & Dance

後のKABA.ちゃん

のオーディション番組「ASAYAN」の「コムロギャルソン」で選ばれた3名。

プロデューサーの小室哲哉が日本版TLCを作りたいと思ったことが始まり。ユニット名はコンセプトとしていた「dance of sound」←意訳で「躍動する音楽」の略であり、一貫して当時まだ日本ではなじみの薄かったR&Bが主体となっている。

dos以外にも、1996年から1997年にかけてのTKプロデュース作品にはR&B調の曲が散見されるため、当時小室が傾倒していた音楽を日本に根づかせるための旗印として立ち上げたユニット、という解釈もできる。

1996年3月、シングル「BABY BABY BABY」でデビュー。翌月にオリコンシングルチャート上位5位までを同一の作詞家、作曲家で独占する珍記録に寄与した1曲として知られている。

ちなみに、この記録が生まれた当時の5曲は、

1. Don't wanna cry／安室奈美恵（作詞は前田たかひろと共作名義）
2. I'm proud／華原朋美（この曲だけ小室単独名義の作品）
3. FREEDOM／globe（作詞はマーク・パンサーと共作名義）
4. BABY BABY BABY（作詞は前田と共作名義）
5. LOVE & PEACE FOREVER／trf（作詞は前田と、作曲は久保こーじと共作名義）

となっている。

活動期間は約1年ほどであり、その後、taecoはソロシングル「Deep Grind」をリリース後に芸名を西野妙子に戻して音楽活動を封印。

asamiは小室のユニット「TRUE KiSS DESTINATION」のボーカルに抜擢されて1999年に再デビュー。2001年に小室と結婚し、1女を授かるも1年ほどで離婚。2005年にソロシンガーとして再デビューしている。

KABA.ちゃんの2003年頃からのバラエティ番組を中心とした活躍については言うまでもないだろう。

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関連項目

• ミュージシャン一覧
• 小室哲哉
• KABA.ちゃん