G(遊戯王OCG)とは、遊戯王OCGに登場する「ある特徴」を持った昆虫族モンスターの総称である。
いずれも地属性・昆虫族の効果モンスターであり、「〇〇するG」(海外名では「"C"」)のカード名で統一されている。また、OCGにおける全ての初出がノーマルレアである。
相手の行動に反応して発動または適用される誘発効果を持つ。相手の展開を鈍らせるが特定の動きをしない場合に意味をなさないサイドデッキ向けのメタカードな傾向がある。
「昆虫族」「G」で察せられるが、この「G」とは「Gokiburi(ゴキブリ)」の事である。[1]イラストの構図も正にあの「G」を意識しており、苦手な人はイラストを見るだけでライフが減るだろう。
※以下のカードテキストは「公式カードデータベース」及び「遊戯王カードwiki」より引用。
星1/地属性/昆虫族/攻 200/守 500
相手フィールド上にシンクロモンスター1体のみが特殊召喚された時、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのシンクロモンスターを選択して破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「ANCIENT PROPHECY」にて初登場。対シンクロモンスター効果を持つ。
「シンクロモンスターの特殊召喚」が発動条件なため、「死者蘇生」などのエクストラデッキ以外からの特殊召喚にも対応できる。ただし「1体のみ」であるため、なんらかの手段で複数体同時に特殊召喚された場合は発動できない。
イラストでは台所らしき場所の隙間で2つの不気味な光が煌めいている。
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、以下の効果を適用する。
●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローする。
海外版「STORM OF RAGNAROK」にて初登場。日本では「EXTRA PACK Volume 4」にて登場。
相手に「ドロー覚悟で特殊召喚する」か「このターン特殊召喚をやめる」かを迫れる。
Gの中でも使いやすさに秀でており、登場当初から多くの決闘者がデッキ(サイドデッキ)に投入していた。詳細は増殖するG(ニコニコ大百科)を参照。
イラストではテレビ及びそれを置いている台とタンスの隙間で大勢のGが光らせている。マスターガイド3では「見るもおぞましいイラスト」と評された。
星3/地属性/昆虫族/攻 700/守 700
相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、
このカードを手札から相手フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードのコントローラーはエクシーズ召喚できない。
「JUDGMENT OF THE LIGHT」にて初登場。エクシーズ召喚を封じる効果を持つ。
対策できてないとこれ1枚で展開を止められてしまうが、リンク召喚などに利用されてしまう欠点もある。
イラストでは台所上空で飛んでいるGが確認できる。ちなみに、家に現れるGは滑空こそは少々できるが飛翔はできない。とはいっても龍や武士、果てには幽霊や宇宙生物等多種多様な生態系が存在するOCGでは生き残るために飛翔能力を習得した可能性も十分にあり得る。
星5/地属性/昆虫族/攻1100/守2500
(1):相手がEXデッキからモンスターを特殊召喚した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
このカードを対象とするモンスターの効果を受けない。
海外版「JUDGMENT OF THE LIGHT」にて初登場。日本では「GOLD SERIES 2014」にて登場。
魔法、罠、対象を取らないモンスター効果には対応できず、高攻撃力のモンスターには戦闘破壊されるため、防御壁としては安定しづらい。[2]
来日した「GOLD SERIES 2014」では特別枠なためか、ゴールド仕様が存在せずノーマル、ゴールドシークレット仕様のみが収録となった。
イラストでは棒状にした新聞紙と鍋の蓋を持っている人物が電気スタンドにいるGと対峙している。
スタンドのゴミ箱が倒れているのを見ると、Gとの闘いの最中だろうか。
星4/地属性/昆虫族/攻1400/守1400
(1):モンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードを相手が発動した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの(1)の効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「応戦するG」以外の攻撃力1500以下の
昆虫族・地属性モンスター1体を手札に加える。
「クラッシュ・オブ・リベリオン」にて初登場。
融合や儀式魔法の発動にチェーンして(1)の効果で特殊召喚すれば、(2)の効果で素材となるモンスターを除外できる。
(3)の効果により、各種「G」を含めた多くの昆虫族モンスターをサーチできる。上記の除外を狙わずとも、昆虫族デッキの汎用カードとして採用できるだろう。
イラストではゴミなどが散乱している部屋に一際目立つGと、物陰に潜む数体のGが確認できる。
《対峙するG》で見られた棒状にした新聞紙やゴミ箱、クッションがあることから、「いざ電気スタンドのGと闘おうとしたら足元にGがいて驚きズッコケた」という状況だろうか。
星6/地属性/昆虫族/攻1500/守2200
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードを手札から相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードのコントローラーは融合・S・X・リンク召喚を行う場合、
このカードを素材とした融合・S・X・リンク召喚しか行えない。
「EXTREME FORCE」にて初登場。
《飛翔するG》同様(1)で押し付け、(2)によってEXデッキからの特殊召喚に制限をかける。
各種召喚方法にGの接触を強要させる。カテゴリ、種族統一されたデッキに刺さる可能性はあるものの、やはりサイドデッキ向けの効果と言える。ペンデュラム召喚は該当せず、素材指定が緩いリンクモンスターを採用していれば容易に切り抜けられるだろう。当たり前だがアドバンス召喚はGを踏み潰して可能。
イラストでは、Gが左腕を駆け上がっている。対峙の末、応戦を始めたGは遂に接触に至る。攻撃力は(いろいろな意味で)現状もっとも高い。
星7/地属性/昆虫族/攻1300/守2500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードを手札から裏側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、このターンのエンドフェイズに表側守備表示になる。
(2):このカードがエンドフェイズにリバースした場合に発動する。
フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
「PHOTON HYPERNOVA」にて初登場。
(1)の効果で特殊召喚&リバースして(2)の効果による全体除去が狙える。
しかし、全体除去ならば通常召喚にも対応した《サンダー・ボルト》《ブラック・ホール》等で事足りるケースが多い。活用するならばモンスターであることや「通常召喚されたモンスターは破壊されない」「リバース時に自身も破壊される」ことにシナジーを見出した構築を心掛けよう。
イラストでは、漫画調に膨張した襖に人間がサーモグラフィーを向けており、サーモグラフィーからは1匹のGが確認できる。襖を変形させるほど狂暴、巨大なGなのだろうか。
掲示板
28 ななしのよっしん
2023/02/22(水) 17:00:13 ID: s0QxwK3sBa
エクシーズフェスがヌメロン以外のXテーマが死んだ原因
ヌメロンならSS前に出せてかつ自分が使うと相手フィールドに飛翔とモンスターが残るからきれいに倒せるのがかみ合いすぎ
29 ななしのよっしん
2024/03/05(火) 20:16:29 ID: 4UFw56Vw9G
Gでテーマ化しないかな 特殊召喚エクストラメタの手札誘発がメインテーマだならかなりいやらしいデッキになるだろうが
30 ななしのよっしん
2024/03/05(火) 20:24:33 ID: vYJs+tqqCD
海外の"C"表記ならともかくこっちはただの大文字のGだからめんどくさい
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/24(水) 06:00
最終更新:2024/04/24(水) 06:00
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