レイ(G-SAVIOUR)

レイ(Rai)とは『G-SAVIOUR』に登場する架空の機動兵器、モビルスーツ及びモビルウェポンである。

概要

型式番号	CAMS-13(CAMW-13)
頭頂高	18.7m
全高	19.0m
本体重量	43.6t(MW:43.5t) 52.1t(MW:52.0t) 　(ブースターパック)
全備重量	67.4t(MW:67.3t) 133.5t(MW:133.4t) 　(ブースターパック)
出力	5,432kW
推力	307,950kg 1,100,020kg 　(ブースターパック)
武装	ビームランサー ビームシールド 8連装グレネードランチャー 肩部ロケットランチャー

セツルメント国家議会軍が進める無人MS・モビルウェポン計画によって開発された機体で、有人機のMSを指揮官用とした上で主力として無人のMWを使用するという想定になっており、モビルウェポンである無人機は有人機であるMSのレイと区別してMWレイと呼ばれる。

映像版においてアメリカのスタッフがデザインを行ったため、特に設定画ではかなり独特の体型をしており、どことなく有機的な形状をしている機体になっている。当時モノアイ型が主流となっていた議会軍MSの中では珍しくデュアルアイタイプが採用されているのも特徴の一つである。ちなみにMSとMWの間には特にデザイン上の違いは見られない、カラーリングはブラウン系のように見える。

武装には遠近両方に対応した槍型の武器ビームランサーや背中に大きく伸びている8連装グレネードランチャー、V字型に展開するビームシールド、悪役らしい不意打ちにも最適な肩部ロケットランチャーがある他に、ブグより大型のブースターパックを腰に装着することも出来る。

本編では悪役としてジャック・ヘイルが乗り込み、多数のMWレイを引き連れてサイド・ガイアへ侵攻する。その後マークのGセイバーと接戦を繰り広げるが敗北、それでもなおMWレイに指示を出してGセイバーを撃破しようとするも、駆けつけてきたイルミナーティのイリュージョン部隊によってそれも失敗に終わる。

一方MWレイはガイア侵攻を行う議会軍の主力として大量に出撃し、ガイアが持ちだしてきた旧式MSフリーダムを終始圧倒し続けていたが、Gセイバーやイリュージョン部隊により逆転されてしまう。また、この時劣勢を考慮してガイア保有のシャトルで脱出しようとしていたガーノー総督の乗るシャトルを事前の命令通りに攻撃し、しっかりと撃墜してしまっている。

レイド(MWレイド)

ゲーム版『G-SAVIOUR』に登場するレイの後継機。(型式番号:CAMS-14またはCAMW-14)

レイと基本的な部分は変わらないが、性能は向上していると思われる。形状についてもほぼレイと同様であるが、映像版に比べて体型が大きく調整されているため見た目の印象は大分異なっている。その他の細かい差異としては、肩部のロケットランチャーの排除、センサーをモノアイ型へ変更、肩部先端パーツの大型化、胴体部へビーム砲の装備などがある。

ゲーム内では緑系のカラーの機体と白と青系のカラーの機体がそれぞれ登場している。

関連動画

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関連項目

• G-SAVIOUR
• レイブン(G-SAVIOUR)
• ガンダムシリーズのMS・MAの一覧