桜川尊とは (サクラガワミコトとは) [単語記事]

　桜川尊とは、ライトノベル・アニメ『俺、ツインテールになります。』の登場人物である。

概要

桜川尊としての概要

神堂家に使えるメイド長（28歳独身→29歳独身）。幼少より神堂家に使えており、その恩義によりツインテールにしているため、ツインテール属性は全くないはずだったのだが、観束総二に褒められたことによりツインテール属性が開花。テイルブレスがあれば変身できるようになってしまった。なお、婚姻届には神堂慧夢の養女と書いてあることから、これが本当ならば慧理那の義理の姉。

身長 162 cm、体重47kg、B84・W56・H82。

神堂慧理那の専属メイドにして警護主任。格闘技に精通しており、津辺愛香の全力全壊一撃必殺をブロックした実績を持つ。モケーことアルティロイドには打撃を当てられるが、ダメージまでは与えられない模様。
慧理那の警護上の理由もあり、陽月学園高等部にしょっちゅう来るのだが、ただ校内でじっとしているメイドに慧理那が気を遣うため、非常勤の体育教師をすることになる。でもメイド。当然ながらメイド服。体育教師なのに。
職務については主人に対して非常に忠実であるのだが、恐ろしいことに、ツインテイルズ関係者の中では一番口が軽い。

観束総二がテイルレッドであることが慧理那にばれたとき一緒にいたことから、ツインテイルズについて全部聞かされており慧理那がテイルイエローになったこともあって、ツインテール部の顧問になる。顧問なのにツインテイルズのメンバーにお茶を入れたり、部室を掃除したりしている。ツインテイルズが海に行ったときも異世界に行ったときも引率としてちゃっかり参加。

なお、どうでもいいことだが、余っていたイエローのテイルギアを慧理那に渡すとき、勝手に横取りしようとして、総二に、「え、あなたその年で変身するつもりですか」と言われる。中の人（M・A・O）は『海賊戦隊ゴーカイジャー』にイエロー役で出演していたため、もしこのままテイルイエローになっていたら、「中の人つながり」と言われるところだった。

妖怪婚姻届としての概要

しつこいようだが、28歳独身→29歳独身。
職場が女だらけのため出会いがなく、うかうかしているうちに順調に売れ残る。現在全力で焦りまくっており、生徒だろうが教師だろうが男性に手当たり次第に婚姻届を配布して回っている。どうやら本当に「彼氏いない歴＝年齢」のようであり、慧理那が総二の家に泊まることになったとき、神堂慧夢から慧理那をフォローするように言われたのだが何をフォローしたらいいのかわからないと言い切る始末。トゥアールには、体育教師なのに保健体育（の一領域）が壊滅的とまで言われる。他にも、28年生きてきて初めて男と海に行ったのがツインテール部で行った慧理那の家のプライベートビーチだったり、そもそも水着を着たのが慧理那のスイミングに随伴したときでそのときは競泳用水着だったり、男と初めて行った国外旅行がツインテール部の合宿で異世界に行ったときだったりと、相当残念な状況である。ファンからは「妖怪婚姻届」、又は単に「婚姻届」と言われる始末。誰かもらってあげてください。なお、最近は総二がお気に入りであり、主人である慧理那を差し置いて、総二に婚姻届を渡したがる。

桜川尊の昔話の概要

※この項目はネタバレ反転処理をしています。

高校生の時に両親を失った彼女は神堂家に養子として迎えられ、それに大きな恩を感じメイドの道を歩む。
養子になった時に神堂慧夢に姓を貰い母と呼んで欲しいと言われると「自分はツインテールのなんたるかを知らない。」「私が本当の神堂家の娘になるのは、心からツインテールを愛する事ができた時、どうかその時まで待っていてくれないか。」とし、まだ娘でない自分を理由として慧理那を姉として想っている。
そして神堂家の息女は18歳までに結婚しなければならないという掟を聞き、その時代錯誤な掟を慧理那に継がせるつもりはない慧夢と、「私が30歳になるまでに結婚する。」「私が30歳になる年が慧理那お嬢様が18歳になる年だから、長女^あねが掟の年齢になるまでに次女^いもうとが結婚してしまえば、その時こそ掟を終わらせるにふさわしい。」と話した。

3代目テイルブルー（アナザーテイルブルー）としての概要

※この項目はネタバレ反転処理をしています。

本当にしつこいようだが、28歳独身→29歳独身。
30歳独身にリーチがかかって相当焦っているところに、津辺恋香にテイルブルーであるとばれそうになった津辺愛香から、誕生日プレゼントとしてブルーのテイルギアを預かる。元々ツインテールは神堂家に仕えるものとしてしていただけなので思い入れはなく、したがってツインテール属性はなかったのだが、総二に褒められたためにツインテール属性がものの見事に育ってしまい、テイルブルーに変身できてしまう。そのため、愛香のピンチヒッターとして、当面の間3代目テイルブルーとして前線に立つことになった。