マン・ロディとは (マンロディとは) [単語記事]

また、本稿ではロディ・フレームを使用した派生機についても記載する。

概要

マン・ロディ MAN RODI
型番	UGY-R41
所属	ブルワーズ
全高	17.1m
重量	40.6t
搭乗者	昌弘・アルトランドビトーアストンデルマペドロほか
武器	頭部バルカン砲×2 90mmサブマシンガンハンマーチョッパー手榴弾×2

暗礁宙域を縄張りとする宇宙海賊ブルワーズが運用するモビルスーツ。厄祭戦中期に生産されたロディ・フレームに、積載量ギリギリまで重装甲を搭載。デブリ帯での海賊行為に耐えうる防御力を手に入れている。カラーリングはダークグリーン。

全身に搭載したスラスターにより、鈍重そうな見た目に反して機動力は高いが、重量増加による燃費の悪化により稼働時間は短い。脚部は脹脛のフレーム毎スラスターに換装しているため実質脚の形をしたスラスターであり、地上での歩行機能は考慮されていない。
ブルワーズはパイロットにヒューマンデブリを用いていたため、操縦系統には阿頼耶識システムが搭載されている。

鉄華団がブルワーズからの賠償として手に入れたマン・ロディの大半は売却されたが、残った数機が後述のランドマン・ロディに改装され、鉄華団地球支部で運用されることになる。

テイワズのジャスレイ・ドノミコルスが経営するJPT トラストにも一定数のマン・ロディが配備されている。カラーリングはパープル。

ロディ・フレーム

厄祭戦の中期に製造されたフレームで、生産台数が多い。汎用性が高く、戦後の時代では民間の作業機から宇宙海賊、傭兵まで広く運用されている。

ランドマン・ロディ

鉄華団地球支部で運用されたマン・ロディの地上戦仕様。カラーリングはダークグリーンからベージュとオレンジに塗り替えられ、脚部もスラスターと歩行機能を両立させたものに変更されている。この脚部はマン・ロディのものよりも高級であり、MSの背部などに接続することでレッグ・ブースターとしての運用も可能である。
名前から地上戦特化のように思えるが、宇宙での戦闘でも問題なく運用できる。宇宙特化のマン・ロディに対して、地上でも使えるためランドマン・ロディというネーミングであると思われる。

獅電とは違い、阿頼耶識システムを引き続き搭載しているため、古参の団員やブルワーズ出身の団員によって運用されている。

SAUとアーブラウ間の紛争により数機が損傷する。鉄華団地球支部の撤退後はチャド・チャダーン、ダンテ・モグロら元ヒューマンデブリのパイロットによって運用されている。

マン・ロディ以降ロディ・フレームはキット化していないためファンからは本機の発売も絶望しされていたが、マン・ロディにオプションセット9にランドマン・ロディ用の脚部(レッグ・ブースター)が付属。マン・ロディと組み合わせることで(色はマン・ロディのままであるが)再現が可能になった。

スピナ・ロディ

多くの勢力に流通しているモビルスーツ。本来は作業用のため、軍用モビルスーツには戦闘力は劣る。指揮官機にはブレードアンテナが装備されている。カラーリングは水色。

ドルトコロニーの労働組合の蜂起に用いられたが、ギャラルホルンの工作でまともに運用出来ず、一方的に撃墜される。

傭兵時代のアミダ・アルカも搭乗。アミダの技量も相まって高い戦闘力を見せた。このスピナ・ロディもアミダのパーソナルカラーのピンクに塗装されている。

ガルム・ロディ

夜明けの地平線団が運用するモビルスーツ。装甲を重装甲の物に換装しているが、ロディ・フレームの汎用性を維持しており、機動力も確保している。カラーリングは一般機が茶色。隊長機は灰色。

ハクリ・ロディ

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ月鋼に登場するモビルスーツ。傭兵を営むサンポ、ユハナのハクリ兄妹がデブリ帯で発見したマン・ロディを改造した機体。サンポ機は左肩と後頭部に青の、ユハナ機は右肩と前頭部に黄色のペイントが施されている。

近接戦闘を主眼に置き機動力が増加している。発見時に破損していた頭部とコックピットは新規品に換装され、操縦系統は阿頼耶識システム搭載しないものである。

ラブルス

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ月鋼に登場するモビルスーツ。月のアバランチコロニーを根城とするマフィア「タントテンポ」の要人警護に用いられるモビルスーツ。カラーリングはダークパープル。

装甲はマン・ロディと共通しているが、頭部が強化センサーを搭載した円柱状の物に換装されている。

余談

マン・ロディ、スピナ・ロディと、意味のありそうで無さそうな独特のネーミングのロディ・フレーム。実はデザイナーである刑部氏のお子さんが名づけ親である。なお、本編でのロディの扱いは知っての通りで、主人公たちにボコボコにされるマン・ロディを見て阿鼻叫喚だったらしい。

マン・ロディ単語

概要