とある魔術の電脳戦機 単語

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トアルマジュツノバーチャロン

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とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)とは、セガハイスピード対戦TPSアクション電脳戦機バーチャロン』と、鎌池和馬ライトノベル原作とするメディアミックス作品『とある魔術の禁書目録インデックス)』との、まさかの公式タイアップ作品である。
2020年現在では小説ゲームコミカライズの3方面に展開されている。
公式推奨のtwitterハッシュタグは「#禁書VOexit_nicovideo」。

概要

2016年初頭、『とある』シリーズファンとチャロナー(『電脳戦機バーチャロンシリーズファンの呼称)の間に思わずを疑う情報が入った。それが前述のクロスオーバーである。
当然ながら2つの作品の間にはこれまでほとんどリンクがなく、どちら側のファンも「誰得なんだコレ」「どういうことなの…」と混乱をもって迎えられた。理もない話である。

しかし、作り手の方は自暴自棄ヤケっぱちなどではなく本気のガチであった。

チャロン公式、すなわちSEGA側から持ち掛けて始まったコラボなのだが、本格的なサポートシフトを組んで事に当たっており(チャロン外部参戦時ではいつものことだが)、設定・シナリオ監修にはチャロン生みのである重郎(Dr.ワタリ)氏が直々に、イラスト公式絵師カトキハジメ氏が多数の書き下ろしを含め全て担当。彼らの本気に当てられた池氏も「違う、なんかいつもの仕事と違う!」と半ば困惑しつつもノリノリで書き上げた。

その結果、物語の軸は氏のシリーズとある魔術の禁書目録』であるものの、バーチャロンの設定がしっかりと反映されたストーリーの妙あり、バーチャロイド(作中に登場するロボットの呼称。略称VR」)のしいバトル描写あり、抱絶倒のギャグパートあり、1ページ近くにも渡る上条さん説教熱血シャウトあり…と、『とある』シリーズファンはもちろん、チャロナーのファンアイテムとしても納得の出来に仕上がっており、既読者からの評価はおおむね良好。 

小説「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」

2016年5月10日発売。『電脳戦機バーチャロンシリーズ20周年記念作品でもある。

あらすじ

学園都市に住む人の間で急に普及が進む携帯端末「ポータブルデバイス」。
々の世界における「スマートフォン」を思わせる多機性を誇るうえ、それをでも(たとえ機械オンチのインデックスであったとしても!)使いこなせるよう完璧サポートする高性AIも搭載。そんな物が「初期投資が実質無料で」配られた…とあっては使わない理由などなく、ポータブルデバイスは暮らしの中でくてはならない物になっていった。

そんなポータブルデバイスには、とあるゲームがプリイントールされていた。
その名は『電脳戦機バーチャロン』。
それは巨大ロボットバーチャロイド」のを実際の並みに投影して行われる高速の対戦アクションゲーム超能力者だろうが無能者だろうがテクニックさえあればもが対等に渡り合えるため、学園都市若者の間で爆発的に流行。e-sportsさながらの大規模大会が行われる程の人気を獲得した。

しかし、世の中にはこんな言葉がある。「美味い話には裏がある」。
ポータブルデバイスバーチャロンを生み出した者は、決して慈善事業でやっているわけではない、そこには確固たる必要性と理由があってそうしているのである…。

インデックスにせがまれる形でバーチャロンと出会った上条当麻
そして、それ以降彼は本来ありえない未曾有のアクシデントに巻き込まれていく。それは電戦機と学園都市が交錯した、壮大な闘いの幕開けの合図だった…。

劇中のレギュレーションについて

作中のバーチャロンだが、々の知るこれまでのどの作品とも異なったレギレーションに変更されている。
実はSEGA側が小説媒体に合わせたルールブック製作して提供しており、作者自身も然としながらそれに準じた描写を行っているという経緯があとがきでられている。この仕込みの速さ、さすが未来生きるSEGA

主な登場人物

上条当麻

『とある』シリーズ不幸体質な主人公少年
インデックスに誘われる形でバーチャロンプレイし始めたのだが、それがバーチャロンに仕込まれた「裏の顔」へと彼を引き寄せる。

機は「テムジン」。
電脳戦機バーチャロンシリーズ看板機体にして、その扱いやすさから
初心者から上級者まで搭乗者が多い人気VR。そんなテムジン主人公上条当麻を当てたのは当然の帰結と言える。あとターボ近接に拳でぶん殴る技があるし。

インデックス

とある魔術の禁書目録』のメインヒロインであり、上条当麻の寮に居候中の妖怪食っちゃ寝少女
不精な性格ながらなぜかハマったバーチャロン上条当麻に勧めることとなる。

機は「バル・バドス」。
多種多様な武装が織りなす膨大な連携を全て手動で入するため、「ニュータイプ専用」とまで言わしめる程の上級者向け機体。
ちなみに、「せっかくのコラボなんだからこれぐらいしないとダメだ!」というカトキの悪ノリのせいで、「バーチャロイド化したインデックス」とでも言うべき魔改造が施されている。

ゲーム版では機体名が変更されている(後述)。

御坂美琴

『とある』シリーズヒロインであり、スピンオフとある科学の超電磁砲』の主人公も務める少女
友人達とチーム「ジャッジ・イグナイターズ」を組み、バーチャロンの大会に参加している。
しかし、彼女はとある案件を抱えており……

機は「ライデン」。
鈍重ながら高火力・重装甲の機体で、双門レーザーバズーカなど必殺武器が満載。
美琴が搭乗するライデンマテリアルアナライズ運動性を強化しており、当麻のテムジンに匹敵する機動を発揮する。また、チームメンバーと同系のカラーリングを施した結果、スポーツカーのような外観に。すげぇS.H.B.V.Dに入れるじゃんビリビリさん。

白井黒子

美琴後輩であり、チーム「ジャッジ・イグナイターズ」の一員。
大会予選で御坂と共に食チームと対戦、かろうじて勝利を収めたが…

機は「フェイ・イェン・ザ・ナイト」。
軽量級ゆえの軽快な動きと、使いやすい武装が遠近共にっているため扱いやすい。さらに体力50%を切ると「ハイパーモード」が自動発動して機体が色にき、射撃の性アップする。ただし火力は低めで装甲もかなり薄い。
外観もチームメンバー同様のカラーリングが施された独自仕様となっている。

一方通行

上条当麻ライバルともいえる少年。同時に世界有数の超能力者でもある。
バーチャロンにまつわる不可解な事件とその核心であるブルーストーカーを追っている。

機は「スペシネフ」。
単発高威射撃と地上ダッシュ速さで相手を翻弄できるが、反面紙装甲で移動にひとクセあるピーキーな機体。
しかし、本編では機体そのものではなく、原作にも存在する「スペシネフが持つ精感応」が事件を解決するカギとなる。

青髪ピアス

上条当麻を「カミやん」と呼ぶ友で、本作では趣味(チャロン)と実益(バイト代)を兼ねて前のポータブルデバイスセンターバイトしている。

機は「ドルドレイ」。
機動が低いという欠点を厚めの装甲と射撃攻撃を弾くバリア「Vアーマー」で補いつつ、火炎放射やドリル射出といった武装で相手を削る、「耐えて勝つ」機体。
ただし、青髪自身はどうも勝敗は二の次らしく、ガラヤカのモーションを組み込んだり、機体の表面に美少女ペイントを施した痛仕様にして楽しんでいる。

食蜂操祈

常盤台中学の最大閥を取り仕切るお嬢様で、本編序盤にて美坂美琴チームと対戦。

機は「エンジェラン」。
機動が高いうえに誘導性に優れた武器を多数扱えるが、代わりに低装甲・低火力であるため、リードを奪われると逆転するのが難しい玄人向けの機体。
彼女エンジェランには「ハイヴ・イータ-(の巣食らい)」という二つ名が付けられており、その名の通り「」をモチーフとした黄色体のカラーリングが施されている。また、元々エンジェランに備わっていた妨をさらに強化している模様。

富良科凛鈴(ふらしな りりん)

上条当麻の元に突如現れた少女バーチャロンに関する知識は相当なものだが、要介護レベルで常に眠りこけており、上条インデックス、富良科の3人がうとトリオ漫才レベルギャグパートが展開される。
チャロナーなら即座にストーリー上の重要人物「リリン・プラジナー」を連想するが…?

上条当麻君。本来なら私は眠り続けていなければならない身なんですけど」

正体は学園都市から精製された「『とある』世界におけるリリン・プラジナー」で、ブルーストーカーが「セカンドプラジナー」と呼んで追いめる人物。
彼女全に覚醒することは学園都市全崩壊と同義であり、本来ならこの世界にいてはならない存在である。しかし、それがわかってもなお、上条当麻彼女を救うために奮戦する。

リリナ

ポータブルデバイスにプリインストールされているサポートAIバーチャロンアドバイスだけでなく、ポータブルデバイスに組み込まれた機(撮や電子クレジットの残高確認等)まで使いこなせるよくできた子。
…なのだが、「ポータブルデバイス所有者の言動を学習してAIが多種多様に変化する」という特徴を持つため、上条当麻リリナはマスターマスターと思わぬ軽口を叩きまくる。ギャグパートに加わるともうも当てらんない。

ブルーストーカー

バーチャロンにまつわる都市伝説のようにられているプレイヤー
差別に対戦を申し込んでは、圧倒的なで勝ちを挙げて去ってゆく。
その正体は電歴(バーチャロン本来の世界)からの来訪者。
コードフェニックス」と呼称される遠大な計画を達成すべく、タングラムの防衛機構である「自分を用いるにわずと判断した人物を、『平行世界の同一存在と入れ替える』という形で放逐する」を利用し、新地へとやって来た。

機は「サイファー」。
高い中制御と鋭い弾道の弾丸による一撃離脱戦法が武器の機体。ただしスペシネフ並みかそれ以下の紙装甲で、一油断が命取りとなる上級者向けの機体。
右腕の基本武装「レヴナント」が大の実体へ換装されていたり、通り名の如くカラーリングが施されている。

タングラム

電脳戦機バーチャロンシリーズに登場する「時因果制御機構」にして、2作オラトリオ・タングラム』のラスボス
因果、すなわち未来を思うがままに変できる」というトンデモを有しており、タングラムを手中に収められれば世界となったも同然。それ故に、そのを危険視したリリン・プラジナーによって明大な人格を与えられ、多数の平行世界を結ぶ「電虚数間」へと身柄を移された。

ゲーム『とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)』

2017年3月12日東京秋葉原で「ゲーム電撃 感謝祭2017電撃文庫 春の祭典2017電撃コミック2017」が開催され、その会場にて『とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)』のゲーム版をセガゲームズから発売することが発表、そして翌2018年2月15日に発売された。

ただし、2019年3月21日に突如「店頭販売及び全DLC配信停止」の措置がとられ、2020年現在でも解除されていない。理由は非表。

「スーパーロボット大戦X-Ω」コラボイベント

「これスパロボ参戦サプライズいけるだろ」と思っていたところ、ゲーム版発売前にスーパーロボット大戦X-Ω』への参戦が決定した。期間限定な上スマホゲームではあるが、重な「ライトノベル・他社ゲームからの参戦」であり、『禁書シリーズスパロボ初参戦でもある。
もっとも、X-Ωセガゲームス開発に関わっていたため、結果的にコラボ作品というを除けばベストマッチな存在であり、参戦自体も予想はされていた。

実際のイベントゲーム版の発売と同日開始。
機体はゲーム版に合わせた、「テムジン707(上条当麻)」「ライデン "Judge Igniters"(御坂美琴)」「スペシネフ "Rusty Blood"(一方通行)」「フェイ・イェン・ザ・ナイト "Judge Igniters"(白井黒子)」の4体がコラボガシャ限定排出(テムジンのみ低レア版が配布)、報酬は機体「バルルルーインデックス)」と、上条当麻御坂美琴インデックス用のボイスつきパイロットパーツとなっている。当然ながらこれらのCV原作準拠となっており、上条当麻役の阿部敦氏とインデックス役の井口裕香女史はこれがスパロボ初参加作品となる。

また、これまで参戦の機会がかったスペシネフバルシリーズは、これがスパロボ史上初登場となる。

あらすじ

今回の事件の黒幕であるブルーストーカーとの死闘に決着がつき、富良科タングラムによって「学園都市世界に属する人間である」と存在を書き換えられ、消滅をまぬがれた。
そして上条当麻と富良科は元の世界、いや「限りなく同一であるが何かが違う世界」へと帰還を果たす。「電脳戦機バーチャロンという存在などなかった」世界へと。

帰還を果たした上条当麻はしばしの間平和な日々を過ごしていたが、そんな中彼がふと部屋の隅を見やると、見覚えのあるポータブルデバイスからあるニュースが流れてきた。
「『電脳戦機バーチャロン』というフリーゲームに流行の火が点いています。製作者の名前は富良科さん。このゲーム現在普及しつつあるポータブルデバイスを利用し…」
その後歴史は繰り返され、バーチャロン若者の間で大人気のゲームとなった。

上条当麻と富良科のみぞ知る2度バーチャロンの流行。普通ゲームとして遊ばれているを見て、「ま、前のバーチャロンのことなんても覚えていないか」と安堵する上条当麻
しかし、一部の者達は気付いていた。今回のバーチャロンに隠された裏事情を。時々の世界興味々な眼差しで見つめている存在を。

「いつか『』の冠が取れる日が来ますように」という言葉で締めくくられ小説版『とある魔術の電脳戦機』から約2年。その言葉が現実となる日がやってくる。
ゲーム部分はシリーズコアスタッフたる重朗とカトキハジメらが手掛け、ストーリー原作者の鎌池和馬が書き下ろし。電戦機と学園都市が再び交錯して生まれた新たな物語に、括せよ。

詳細

登場人物

上条当麻 with「テムジン707G VSL」

オーソドックスな第二世テムジンだが、小説版と異なりカトキ氏による「VSL(Virtualoid Sport Line)」のカラーリングが施されている。なお、テムジンに限らず全機体にVSLのカラーリングが用意されている他、DLC購入でオラタン時のカラーリングも選択できるようになる。 
武装もほぼ第二世テムジンを踏襲しているが、TCWの縦カッター麻痺効果が付与されているといった若干の差異あり。

ブーストウェポンは彼の代名詞でもある幻想殺し(イマジンブレイカー)
そげぶ」のシャウトと共に高速突進、右手でぶん殴って大ダメージを与える技で、ヒットした敵機のブーストモードを解除する効果がある。

インデックス with「バル・ルルーン」

小説版では「インデックス専用バル・バドス」という表記であったが、ゲーム化の際に固有名詞が与えられた。彼女の設定を反映してか、RWのリングレーザーネコに、LWのマインアイスクリーム金平糖といったお菓子に変わっている。また、元となったバル・バドスと異なり「初心者向けチューニング」となっており、TRW&LWは「ERL設置後、数後に自動で射撃を行う」技に変化している。

ブーストウェポン自身周囲に黄金羽根を散布する「竜王の殺意(ドラゴンブレス)」
この羽は相手の射撃攻撃を吸収後、レーザーで自動反撃するバリアとして機するが、単品の性としては強ではない。むしろブーストモードによる立ち回り強化及び与ダメアップの効果を当てに発動することが多い。

インデックスwith「バル・バドス」

小説版では登場しなかったプレーンのバドスだったが、ゲーム版では追加されている。
体験版ではインデックスが搭乗していたが、「ペンデックス(「自動書記ヨハネペン)」を発動したインデックスあだ名)が乗るのでは?」という推測も一部では聞かれたが、特に何もなかった。
こちらはルルーンと異なり全に上級者向け。近接ボタンと各射撃ボタン同時押しで脚ERLを使った攻撃が出せるため、単純に攻撃のバリエーションが1.5倍近く増加している。そしてTRWとTLWはオラタン同様ERL設置、そこから出せる特殊技もCISディスポジャーブラックホール)以外は存在が確認されている。

ブーストウェポンインデックスと共通。

御坂美琴 with「ライデン【Judge Igniters】」

小説版での搭乗機のデザインを忠実に再現した機体。マテリアルアナライズの補正がいのか動きは鈍重だが重装甲・高火力は健在。さすがにS.H.B.V.D仕様じゃゲームにならないし。また、触れた相手を麻痺させるTCWの「フラグメント・クロー(通称「ネットレーザー」)」はハーフキャンセルにも対応。

ブーストウェポン超電磁砲レールガン)」の異名にちなんだレーザー攻撃
高威・長射程・い発生・優秀な射補正ありと非の打ち所がない性ネットレーザーレールガンの連携はタイマンでも2on2でも猛威を振るう。

白井黒子 with「フェイ・イェン・ザ・ナイト【Judge Igniters】」

こちらも小説版の搭乗機のデザインを忠実に再現
能面もこれまでのフェイ・イェンを踏襲し、火力と防御は低めだが、機動と手数の豊富さで射撃戦を有利に立ち回れるし、焦って接近してきた敵も性が高めの近接攻撃で返り討ちにできる。

ブーストウェポンは自身の間移動(テレポート)」で上に退避後、数間相手の頭上にの矢を落とし続ける技。
相手の攻撃を見てから反撃余裕でした、という戦法が取れる。特に避けづらいそげぶレールガンも、カットインを見てから発動すれば高確率で回避しつつ攻撃に繋げられる。

一方通行 with「スペシネフ【Rusty Blood】」

小説版では「に塗り分けられ、さらに各部が不気味に脈動している」という外観であったが、ゲーム版ではその二つ名の通り、背中EVLバインダーに鮮血を思わせるカラーリングが施されている。
誘導性の高いLW(火もあるよ!)でプレッシャーをかけつつ、トータルバランスに優れたRWとCWで仕留める、というスペの基本は変わらず。また、ジャンプターボ攻撃が全て封印弾なので、2on2の支援機としての一面も。

ブーストウェポンは自身が窮地に陥った時に発現するを展開後、敵機を猛な勢いで吸引するブラックホールを生み出す
ダメージこそ与えられないものの移動阻が凄まじく、最終的にはダッシュジャンプでもブラックホールから抜け出せなくなってしまう。そしてそこにスペシネフが追撃を加えることで大ダメージポイント大量獲得を狙えるため、相手にとってかなりの脅威となる。
なお、本機のブーストウェポンは性コロコロ変わっており、「ヒットした敵機に特大のスリップダメージを与える大玉発生&自機に弱めの射撃武器反射付与」→「NDEセルフクラッシャー発動(発動後13間被ダメージゼロ、ただしタイムリミットが来ると自爆)」を経て、今回の形に落ち着いた。

食蜂操祈 with「エンジェラン【Hive Eaters】」

小説版の食機を再現した機体。
武装はほぼオラタン準拠(TCWは地上が「ミラー」、ジャンプTCWが「双」になっている。)。ただし原作で言及されていたジャミングはあまりなく、さらにHPがかなり低めに設定されているのか被ダメージが他の機体より明らかに多い。

ブーストウェポンは随伴する氷同期し、通常時の限界えた飽和攻撃を繰り出す心理掌握メンタルアウト)」
体当たりを射出した後、時間差でアイスミサイルを8発射出、そしてその間もエンジェラン自由に動け、ブーストモードの性強化も相まって強な連携を繰り出せる。
ちなみに、エンジェランのブーストモードはこれまでの「エクロージョンモード」を模したものとなっており、背中から天使の羽が生えたり近接戦闘HP吸収効果が備わったりする。また、【Hive eatersカラーを選択した際は背中の羽がの羽に変わっているいう芸の細かさを見せる。

佐天涙子 with「アファームド・ザ・ストライカー【Judge Igniters】」

原作小説では名前イラストだけの登場であったが、ゲーム版で満を持しての登場。
 予想通りメンバーとおいのカラーリングであるが、頭部の形状がメット状に変わっているのをはじめ、佐自身のリクエストによる「アファームドコンセプトを少々逸脱した」チューニングが施されている。具体的には「兵装が『当たればデカいが当てにくい』」という特徴があり、そのせいでタイマンでのキャラ評価は最低クラスまたストライカーは弱いのか ただし闇討ちを狙う機会が格段に多くなる2on2ではそれらの兵装の有用度が増すため、上手く当てられればスーパーストライカーとなれる。

ブーストウェポン至近距離の敵機を投げ技のごとく吸い込んだ後、バットでかっ飛ばす「フルスイング」
相手に密着しないと空振りとなって特大の隙をさらしてしまうが、素の威が高いうえに空振りする度に(3回まで当てるチャンスがある)威が倍加する性質を持つ。最終的にはカンストダメージダウン後の追い打ちを含めて大量ポイントを獲得できる、(威だけを見れば)最強クラスのブーストウェポン

初春飾利 with「グリス・ボック【Judge Igniters】」

佐天さんと同じくゲーム版で満を持して登場。
支援活動に向いている初春グリス・ボック仕様マッチしているせいか、ミサイルSTダメージが高めでポイント勝負に強い。また、他の機体ではあまり使えない横や後ろダッシュ攻撃にも有用な攻撃が用意されているため、多種多様なミサイルを駆使した遠距離戦や、2on2での支援撃において価を発揮する。ただし、攻撃全般においてHPへのダメージが低めで、近接戦闘の性最低クラス。近距離でまとわりつかれると厳しい戦いを強いられる。

ブーストウェポン2機のドローンを相手の頭上にり付かせた後、ジャミングを加える「パルスミサイル
相手の頭上へのり付きは回避不能で、その後断続的にレーザーを射出する。そして、このレーザーダメージこそ低いものの「敵機がロックオン不能になる」効果が付与されており、その効果中は索敵および攻撃を当てるのが困難となる。

後方のアックア with「アファームド・ザ・バトラー」

小説版未登場キャラがまさかの参戦。
ローマ正教『神の右席』の一人で、「後方のアックア」の称号を与えられた武人。長らくロンドン閉されていたが、「バーチャロンに秘められた何か」を探るべく学園都市にやってきた。だから「乗らない方が強い」とか言うのはナンセンスである。
近接戦闘に特化した機体となっており、ダブルロックオン距離が最長であるため中距離からいきなりりかかることができる。ただし射撃戦では他の機体の後を拝するため、「いかに敵機を追い詰め、近接戦闘に持ち込めるか」が勝敗を決めることになる。

ブーストウェポンは彼が所持する殺しの聖剣アスカロン」。
アスカロン時に具現化し、どこからでも敵機頭上にワープしてりかかる。確定状況下における最大反撃や2on2時の奇襲攻撃といった活用が見込める。

神裂火織 with「アファームド・ザ・コマンダー」

まさかの参戦2人
イギリス清教第堂区『必要悪教会』所属の対魔術戦闘エキスパートで、彼女もまた「バーチャロンに秘められた何か」を探るべく学園都市にやってきた。「七」を用いた兵戦を得意とすることから、搭乗するバーチャロイドも実体を運用するコマンダーを選択した。なぜ清がいない
テムジン同様の武装を持つ器用万機体で、「近距離戦におけるダメージレースではテムジンを上回る」という差別化が図られた。特に強なのがターボCWの「マチェット投擲」で、バージョンアップにて下方修正を受けてもなお兵装の座に収まっている。弱体前はあまりにも強すぎたため、敵機を常時補足し続けられる「スマートモード」を選択し、ひたすらマチェットを狙うコマンダーが「スマンダー」と呼ばれて機体扱いされた程。

ブーストウェポン彼女の必殺でもある「」。
居合切りで衝撃波を飛ばす技で、ヒットした敵をしばらくの間ガード不能状態に陥れる効果がある。

土御門元春 with「ドルドレイ」

小説版ではチョイ役程度の登場だったが、ゲーム版では青髪ピアスに代わってドルドレイを駆ることになった。武装はオラタンドルドレイと近く、ドリルCD特攻も健在。ただしCWがドルカスファランクスを模した範囲攻撃となっており、ドルドレイとは違った運用・攻撃の組み立てがめられる。

ブーストウェポンは「四獣ニ命ヲ(はたらけバカども)」。
ドリルを突き刺して周囲に衝撃波を飛ばし、さらに巨大化して一部の攻撃が変化する。オラタンでは巨大化ネタ技だったが、今回はガチで使える技に生まれ変わった。

レッサー with「サイファー」(CV:高田憂希)

まさかの参戦3人プレイアブルな上メディアミックス初登場。
イギリス魔術結社予備軍『新たなる』に所属する少女。なぜ彼女学園都市を訪れたのか、その的は明らかになっていないが、外部の者だからこそ知り得る特殊な事情が存在するらしい。
耐久力が低い代わりに機動が高く、特に中においては2段ダッシュ攻撃ができたり、ダッシュ攻撃1段からトランジションに移行できる…と優遇されている。地上と中を行ったり来たりして敵の攻撃をのらりくらりとかわし続けて隙を誘い、視認しにくい頭上からの攻撃や、密着LW多段ヒットで大ダメージを与えるのが基本戦法。その様子は初代OMGの「バイパーII」を彷彿とさせる。

ブーストウェポン彼女の霊装を再現した「鋼の手袋」。
4本のレーザーが相手に向かって飛び、ヒットした敵機にスリップダメージとウェポンゲージ回復速度低下のデバフを与える

富良科凛鈴with「サイファー2000」(CV:樋口智恵子)

小説版からの続投キャラで、本作でもストーリーの中核に関わっている。前回のバーチャロンでは「守られる側」であった彼女だが、本作では自身の的と信念のため、ブルーストーカーが乗っていたサイファーデータサルベージして参戦した。やっぱり今回のバーチャロン普通じゃなかったよ
能面ではまさかの「重量級サイファー」。ライデンドルドレイを上回る耐久力を誇り、サイファーが持つ中制御も健在。また、CWの性レッサー機とは別物となっており、通常時は低消費・低威ヒット時に状態異常を付与する誘導弾を、ターボ攻撃では高威フォービームを撃ち出す。ただし動きは重量級らしく鈍重で、巨体ゆえに攻撃が当たりやすく、ノックバック耐久値が低いため多段ヒットで大ダメージを受けてしまうことも。

ブーストウェポン戦闘機形態に変形後、高速の突撃を行う「S.L.C.ダイブ」。
そげぶに似た性ではあるが、非常に優秀な回頭性及び誘導性を持つ(背後にいる敵機にすら直撃させられる!)代わりにガードが可となっている。

月詠小萌

上条当麻の通っている高校教師で、「チュートリアルやらせるならこの人だろう」というワタリの意向で登場が決まった。
「補習」と称したチュートリアルモードで登場したり、実況中継時のレポーター役を買って出るなどバーチャロンに対して好意的である。
いつからチャロンは教科になったのだろうか

打ち止め(ラストオーダー)

シスターズ」と呼ばれる御坂美琴クローンのうちの1体で、彼女たちが構築している「ミサカネットワーク」の管理者でもある。一方通行によくなついており、一説によると彼はスペシネフが搭載するEVLバインダーデメリットをミサカネットワークで強引に抑え込み、そのメリットのみを享受しているという。というか原作再現とはいえなんてモンゲームに仕込んでるんですか富良科さん

レイヴィニア=バードウェイ(CV:大地葉)

レッサー同様メディアミックス初登場。
魔術結社『明け色の陽射し』のボス少女。今回は世界各地で観測されるようになった異常事態に学園都市で流行しているバーチャロンが関わってると睨んで探りに来たらしい。
結社のボスとしての立場からは離れた活動のようで、レッサー後方のアックアらと行動を共にしつつ、徐々にの核心へと迫ってゆく。

オティヌス(CV:瀬戸麻沙美)

彼女メディアミックス初登場。
グレムリン』のメンバーにして魔神。新約10巻以降の時系列からの出演の模様。かつて上条当麻と戦った際の漆黒世界にも似た異間で、交差した並行宇宙からの来訪者と対峙する。
余談だが、オティヌスとは北欧神話の最高オーディン異名の一つ。そして彼の乗るが「スレイプニル英語読みだと「スライプナー」)」である。これは一体何を意味するのか…。

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