山城(アズールレーン)

「あの、扶桑姉さまの妹やまひ…山城です！生まれつきで運が悪いんですけど、姉さまのおかげで元気に育っています！こう見えても連合艦隊の旗艦も務めたのです！コウクウキ……？なんですか？美味しいものですか？」

山城とは、アズールレーンの登場キャラクターである。イラストはRain Lan。CVは小清水亜美。

殿様殿様、概要です！

元ネタは日本の扶桑型戦艦二番艦「山城」。陣営は重桜に属する。

黒い着物を着ており、猫のような耳と尻尾が生えている。手の仕草もどことなく猫を思わせる。
甘えたがりな性格で、指揮官の事を「殿様」と呼び、慕っている。

明るい雰囲気とは裏腹に生まれ持っての不幸艦らしく、歩いてるだけで廊下の花瓶が割れたりする。
一方でよく転んだりお茶をこぼしたりするドジっ子でもある。指揮官の目の前で主砲が暴発しそうになったりまでする。やめてくださいしんでしまいます。

姉の扶桑と共に巫女としての役割も担っているらしい。
ちなみにこの巫女、神聖な職のようなのだが、扶桑曰く色事に対する制限がないどころか、跡継ぎの為に積極的に夫を探すこともあるとか。

つまり、・・・そういう事が公に認められているという事である。そのせいかは不明だが、着物は実に際どく、かつあざとい。大きく開いた谷間が気になって仕方ない姉に対し、こちらは腋から大きな膨らみがこぼれそうにはみ出ている。下の方も、裾がろくに仕事をしていない。白いニーソックスから上は、男ならチラ見をする誘惑に駆られること間違いなしの絶対領域である。姉の方はスカートを内側に履きこんで、申し訳程度の貞女さを主張しているが、この妹はそんな気すらないらしい。
髪の毛には狐のお面を着けているが、これは姉に内緒で神楽を踊る練習をしているためらしい。

ストーリーではイベント「紅染の来訪者」に登場する。
「聖域」にたどり着いた瑞鶴を排除するように命令されていたが、従うつもりはなかったらしく、戦った後にわざと情報を漏らしたりと影で協力してくれる。
ちなみにこの時、「昔の人たちがずっとやり遂げたかった」という航空戦艦に改造されている。
（扶桑型は航空戦艦に改造される計画があったが、結局伊勢と日向のみにとどまった）

姉の扶桑同様建造では入手できず、通常海域では6-2～6-4でのドロップで入手可能。

プレイヤーも改造を最終段階まで進めると航空戦艦に改造することができる。
外見的には、紅白の縄を締めた姿となり、よりカラフルなイメージとなる。

特別衣装「夏の大作戦？」ではゼッケンに「やましろ」と書かれたスクール水着を着用する。
さすが戦艦というべきか、いろいろ破壊力のある格好である。ミニイベントでの配布だったため、2019年1月現在では入手不可能。イベント復刻を待とう。

2017年12月のクリスマスイベントでは、サンタ着せ替え衣装「聖夜の大作戦？」が実装された。2019年1月現在では入手不可能。イベント復刻を待とう。

2018年9月のサービス開始1周年記念では、ミニイベントで着せ替え衣装「盛装の黒猫」が実装された。イベントクリアでもらえる仕様だったので無料だが、2019年1月現在では入手不可能。イベント復刻を待とう。

2019年2月14日のアップデートでは、ケッコン衣装「白無垢大作戦！？」が実装された。当然山城とケッコンを交わしていなければもらえない。それにしても、胸部の膨らみがはみ出ていいる仕様はケッコン衣装でも踏襲されているようだ。

2019年9月19日のアップデートでは、アトレ秋葉原コラボイベント着せ替え「看板娘大作戦」が実装された。またもイベントクリアでもらえる事実上の無料衣装である。それにしても、腋からこぼれそうになっている胸部装甲は、指揮官に手を突っ込みたくなる誘惑との戦いを強いる代物だ。

2019年10月8日のアップデートでは、制服着せ替え「制服大作戦！」が実装された。今度はショップの限定販売なので、欲しくなった指揮官はショップへ急ぐにゃ。買い逃したなら、復刻を待つことにゃ。

さらに、海の家風(？)着せ替え「観光地大作戦！」が実装された。ホットパンツに黒シャツのフランクでカジュアルなファッションがこれまた凄い。

弾薬庫よし……いっけー！(能力)

能力的にはレアリティRの標準的戦艦である。しかし、下のスキルのおかげで最終的火力はかなり高くなる。しかも恒常発動なので安定して標的に大ダメージを与えることが出来る。軽巡洋艦砲を副砲として装備できるため、自爆ボート迎撃も得意。

スキル1:砲火制圧 戦闘中、自身の火力値が10.0%(MAX20.0%)アップ

そして、航空戦艦への改造後は下のスキルも加わる。

スキル2:予備攻撃隊　航空攻撃後、航空弾幕Lv.1(MAX10)を発動する。1度の戦闘中に1回しか発動できない

戦艦の改造図の他に空母の改造図や艦載機強化パーツを消費するなど手間がかかるが、改造後は航空攻撃に参加できたりと幅広く活躍することができる。
航空戦艦にすると戦艦の砲撃と航空攻撃の弾消しと防空を両立、またスキル上巡洋戦艦や戦艦と同時編成できないティルピッツと組むことが可能になる。
反面、装備の副砲が水偵に変わってしまうため自爆ボートの迎撃ができなくなる、主砲砲座が1つ減ってしまい自身のスキルの恩恵が減ってしまう（補正自体は165％と非常に高いが）こと、三笠のスキル『丁字戦法』の対象から外れるのに加え、ハードモードで戦艦枠として出撃できなくなる。

上記のメリット・デメリット故に、艦種が変わる近代化改修の手前で改造を止める通称『山城半改』で彼女を運用する指揮官も多い。指揮官によっては山城改と半改の両方を持っていることも。半改の場合、三笠や日向と一緒に出撃すれば、スキルのバフを受ける上に自身のスキルで相当主砲の威力アップが望める。出来れば406mm三連装砲MK6T3を装備し、一撃で敵艦を海の藻屑としてやろう。

2021年11月現在では、水上機のバリエーションが増えて、コアショップで買える「晴嵐」や兵装開発で作れる「彗星ニ一型T0」がある。これらは爆弾の威力が大幅に上がっている。さらに兵装開発で作れる「強風」もある。これは機銃が強くて戦闘機並みの制空力を誇る。航空戦艦の問題点だった「搭載機の性能がイマイチ」という点も解消されつつある。

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