チャールズ・オースバーン(アズールレーン) 単語

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チャールズオースバーン

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「私と共に、正義仲間になって!」

セイギノミカタ

チャールズ・オースバーンとは、STGアプリゲームアズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時のアメリカ海軍所属フレッチャー級駆逐艦DD-570〈USS Charles Ausburne〉をモチーフとした正義の味方である。
デザインLinoCV森田さつき

指揮官、一気にやっちゃおう!これは正義を実行するチャンスよ!

ユニオンアズレン世界でいうところのアメリカ)に所属する駆逐艦レアリティSR175姉妹で知られるフレッチャー姉妹の一人にして、ビーバーズ隊のリーダー(ただし、実装されているビーバーズ隊では末っ子でもある)。

腕組みポーズ可愛いちびっ子だが、「正義」に燃えて「悪」と戦うという信念の持ちであり、指揮官を鼓舞してセイレーンとの戦いに身を投じている。そんなオースバーンでも、指揮官と仲良くなると、ちょっとオトメっぽくなったりする。ビーバーズ隊共通の帽子に付いている羽根飾りは、元ネタの第23駆逐部隊リトルビーバーズ)の部隊章のイラストから。

オースバーンの最大の特徴といえるのが、固有スキル「31ノット・バーク」。攻撃時4で発動。8間、全艦の移動速度が上昇し、さらに前衛艦隊回避が20.0(最大レベルで40.0アップする、というものである。
さらに2つのスキル火力全開」と「全弾発射-フレッチャー級」によって火力もそこそこたたき出せる。おちゃんこフレッチャーと組ませることでさらに強化するもよし、エルドリッジのような低速艦と組ませて欠点を解消させるもよし、である。
また、変わった使い方としてはロイヤル駆逐艦グローウォームと組ませることにより、一気呵成に敵艦隊に喊して接触ダメージを狙う「頭突き艦隊」がある。これに重桜駆逐艦荒潮を加えれば、彼女の「衝突禁止」スキルによってこちらのダメージを抑えることが可

ビーバーズ隊では一のSRであるため、図鑑報酬である「ビーバーズエムブレム」入手の肝となることも多い。入手したら是非オースバーンに装備してあげたい。
(ただし、その場合はスピードの出し過ぎで相手と衝突しないように注意されたし。上記「頭突き艦隊」の場合は話は別だが…)

ん…、正義の力が伝わるのを感じる!(史実)

USSチャールズ・オースバーンは、とにかく数の多いことで知られるフレッチャー級駆逐艦の一隻である。87番艦、らしい?
艦名は、第一次世界大戦時にアメリカ陸軍の輸送アンティルがドイツUボートによって撃沈された際、最後まで持ち場を守って戦死した線手のチャールズローレンス・オースバーンの名からとられた。
以下余談。この名を持つ艦としては2代目であるが、初代チャールズ・オースバーン(クレムソン級駆逐艦)は家族の申告で名付けたところ「オースバーン」のりが間違っていた(AusburneがAusburnになっていた)ことが後に発覚。2代目オースバーンは正しいりで付け直されたという。なお、日本では表記ゆれで「チャールズ・アウスバーン」と書かれることもある。

そんなオースバーン1942年11月24日工。その後戦地の南太平洋方面に配属され、「東京急行」(日本ソロモン方面への駆逐艦を使った輸送作戦)を妨する任務にあたった。1943年9月には日本軍の上陸用舟艇を撃破して初戦果を上げる。

そして、1943年10月23日には、アーレイ・バーク大佐揮する第23駆逐部隊の所属となり、第45駆逐群の旗艦に任命された。
この第23駆逐部隊こそが、「リトルビーバーズ」と呼ばれた部隊である。
※当然ながら日本海軍とは編成思想が違うので厳密には違うが、おおよそ「駆逐部隊」が日本で言う「戦隊」で、「駆逐群」が「駆逐隊」と思って良いかと。第23駆逐部隊には、オースバーンが旗艦の第45駆逐群と、スペンス、サッチャー、フートなどが所属していた第46駆逐群があり、バー大佐は第45駆逐群のも兼任していた。

1943年11月2日未明に、アメリカ軍のブーゲンビルへの上陸作戦とそれを阻止しようとする日本軍との間で戦が勃発する。ブーゲンビル戦である。この闘で日本側はほとんど自爆で負けている(日本側の被った被害のほとんどが、実は視界不良の中で艦同士が衝突したためで、特に重巡妙高と衝突した駆逐艦初風艦首を喪失して動けなくなり、その後撃沈されている)。まぁアメリカ側もフートが航行不能になったり、スペンスとサッチャーが衝突したり、挙げ句に駆逐艦同士が危うく同士討ちをしかけたりと、色々やらかしてはいたのだが。ともあれ、この戦いで日本側は初風に加え川内も失い、アメリカ側は(いろいろあったが)沈没しという勝であった。

同年11月24日のセントジョージ戦においては、ブカへの輸送をしていた日本部隊への攻撃が、第23駆逐部隊へ命じられた。

31ノット・バーク、ブカ~ラバウル撤退線を横切れ。敵が探知した場合は、官はなすべきことを知っているはずだ

この命電文が、以降有名になる「31ノット・バー」の初出である。
元々、フレッチャー級駆逐艦フルパワーを出せば36ノットが出せたのだが、この時点では前述したスペンスの機関が不調だったため、部からの問い合わせに対してバー大佐は「部隊は31ノットで航行中だ」と返答。それに返す形で前述の電文が出されたのだ。ちなみに電文を作成した部の参謀はバー大佐をよく知る友人だった、というオチもある。

この戦では、バー大佐の編み出した夜戦戦法が駆使され、日本夕雲型駆逐艦大波、巻波が撃沈され、さらに集中火を浴びた夕も沈められてしまった。かつては日本のお芸だった夜戦でも新戦術と新兵器レーダー)を駆使するアメリカ側に勝てなくなったという、地味ながら重要なターニングポイントの一つであった。

こうして、第23駆逐部隊はその後1942年2月までのおおよそ4ヶの間に大小22回もの戦闘をこなし、軽巡1隻(川内)、駆逐艦9隻を撃沈するという大きな戦果を上げた。

その後も、大きな戦果こそないが、チャールズ・オースバーンは着実に任務を遂行し続け、終戦時は沖縄方面で活動していた。

終戦後、9月沖縄を離れて帰への途につく。10月ワシントンDCへ帰投し、彼女を含む第23駆逐部隊大統領からソロモン闘についての殊勲部隊を受けた。また、オースバーン自身には11のバトルスターが授与された。

その後、オースバーンは、サウスカライナ州チャールストンにて1946年4月18日に予備役に入った。

しかし、まだ彼女の艦生は終わっていなかった。1960年4月12日、なんと西ドイツに譲渡され、Z6という新しい名前を得ることになる。1962年には、元Uボートの艦長がZ6の艦長になっている。
その後、1967年12月1日米軍リストから抹消され、1968年10月ドイツ海軍からも除籍され、解体された。

なお、第23駆逐部隊はその後も、所属艦は変われども編成されており、現在は第9艦隊に所属している。
ちなみに別名の「リトルビーバーズ」というのは当時流行していた漫画キャラである。
乗組員達が「まるで俺達ビーバーみたいに忙しく働いてるよな」という軽口を交わしていたところから、駆逐艦クラクストン(オースバーンの次のにあたる)の魚雷発射管に、ある乗組員が漫画キャラリトルビーバーズのラクガキをしていた。
ところが、クラクストンの整備中たまたまそのラクガキバー大佐が見つけてしまった。激怒するかと思いきや、そのラクガキをいたく気に入ったバー大佐は、第23駆逐部隊部隊章に採用してしまい、部隊もそのキャラの名で呼ばれるようになった、という。
(余談だが、このクラクストンはオースバーン西ドイツまで行動を共にし、Z4と名付けられていた)

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