国民民主党(日本2018-) 単語

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コクミンミンシュトウ

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国民民主党(こくみんみんしゅとう、Democratic Party for the People)とは、日本政党である。

正式には1996年民主党以来続く民進党の後身となる2018年結党の旧党と、新規設立された2020年結党の新党の2つがあり、法律上は異なり別法人であるが、政治グループとしては連続性があるため、両方とも本項で扱う。

略称は「こくみん」「国民党」「民主党」など。

結党まで

2017年10月10日示の第48回衆議院議員総選挙を前に、民進党前原誠司代表が導し、9月25日に結党された希望の党への合流を決定したが、一部衆議院議員参議院議員は民進党に残留していた。

衆議院選後、希望の党の支持率が一部調で0.3となるなど党勢が伸び悩む中、2018年1月には、両党の統一会が模索されるなど両党の合流等に向けた動きがみられた。

2018年4月民進党希望の党が吸収される形での両党の合併が決定し、同党名が発表された。

2018年平成30年5月8日民進党希望の党が合流したことによって結成された。

総選挙希望の党に参加しなかった議員により結成された立憲民主党への参加や協を模索して不参加となる議員などが相次ぎ(岡田克也元代表、野田佳彦首相など)、民進党53人、希望の党54人のうち、新党への参加者は6割程度の62人となった。また、希望の党保守議員は松沢成文を代表として、5人で新「希望の党」を結党。希望の党の議員は、「国民党」を形式上結成し、新党に参加することとなった。

結党当初は民進党代表大塚希望の党代表の玉木雄一郎が共同党首となった。

同年9月に代表選挙が行われ、玉木雄一郎が代表に就任。

2019年4月には、小沢一郎率いる自由党が合流。

同年7月第25回参議院議員通常選挙では、選挙区では現職全員当選させるなど地を見せた一方、例区では7%弱の得票にとどまり、野党内でも立維新、共産の後を拝した。結党以降、2020年3月までに国会議員9人が散発的に離党するなど党勢は伸び悩んだ。

9月には立憲民主党などと統一会を結成。妥協の産物であったことから、衆議院で「立民主民・社保・所属フォーラム」、参議院で「立民.新会・社民」と会名が長大になっている。

12月に入ると立との間に合流協議が始まったが、対等合併か吸収合併かという方針などの違いから協議は一度決裂。しかし2020年7月に立側が「両党を解党した上で新党を設立する」など譲歩案を示し、合流協議を再開した。これを受けて玉木は同年8月、合流賛成と反対で「分党」を実施する、と表明。同年9月11日の分党大会をもって分党し、14日に総務省に解党を届け出た。

再結党(2020年~)

2020年9月15日に新「国民民主党」設立大会を開いた。新党参加者による協議を経て、玉木が引き続き代表に就任した。設立大会時点で参加した国会議員は衆参計15人。

9月14日には参院統一会を解消し、会国民民主党・新会」を再結成した。10月23日衆院統一会も解消し、新会国民民主党所属クラブ」を設立した。

衆院選2021では、立選挙区調整で合意したものの、立・共産・社民・れ新・市民連合が締結した共通政策には署名しなかった。10月31日の投開票では小選挙区6・例代表5の計11議席を獲得し、選前の8議席から議席を増やした。

政治思想

中道を掲げ、穏健保守から穏健革新リベラル)までの勢が中心。玉木はこの方針を堅持しており、立憲民主党共産党との野党共闘には「政策やす方向が違う」として参加しないことも多い。そもそも現党の設立理由が立憲民主党との合流を提案された際の政策不一致が原因なので、共闘しないのは当然といえば当然と言える。

100総理大臣を決める首班選挙では枝野幸男から協の要請を受けて野党各党が軒並み枝野投票したのに対し、国民民主党だけは要請を拒み玉木投票している。

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