パーミャチ・メルクーリヤ(アズールレーン) 単語

20件

バーミャチメルクーリヤ

5.2千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

パーミャチ・メルクーリヤ

「やっほー、指揮官北方連合所属・巡洋艦パーミャチ・メルクーリヤちゃんよ!今日からよろしくぅ!わたしのために、ビシバシ働いてね♪」

パーミャチ・メルクーリヤ(アズールレーン)とは、STGアプリゲームアズールレーン』に登場する、ロシア帝国海軍のボガトゥーイリ級防護巡洋艦パーミャチ・メルクーリヤ」をモチーフとしたキャラクターKAN-SEN)である。

CV吉岡麻耶 イラスト:ビョルチ

なお、名前が長いためタグ付けの際は「パーミャチ・メルクーリヤ(アズレン)」が推奨される。

やっほー指揮官、今日の概要は何から始めるの?

KAN-SEN
パーミャチ・メルクーリヤ
SN Па́мять Мерку́рія
基本情報
所属 北方連合
艦種 軽巡洋艦
レアリティ SR
CV 吉岡麻耶
イラスト ビョルチ
艦歴
ウクライナソビエト連邦
出身地 ニコラーエフ
ニコラーエフ海軍
艦級 ボガトゥーイリ級(カグール級)
防護巡洋艦2番艦
1902年5月20日
就役 1905年-1917年(ロシア海軍
1917年-1921年(ウクライナ軍)
1921年-1943年ソ連軍)
最期 1943年2月2日防代用として自沈)
備考

パーミャチ・メルクーリヤ

 

北方連合所属の軽巡洋艦。 ちょっと小柄で妙に(?)生意気な言動がトレードマークの、カワイ女の子。 艦としての性は多少心もとないが、アヴローラと同じく長いカンレ(※以下削除※)

ーーーー公式Twitter・艦紹介より

バーミャチ・メルクーリヤは、2020年2月27日に開催予定のイベント「凍絶の北海」にて、期間限定建造での実装されたKAN-SEN

例によってSRの限定建造はSSR以上に沼にハマりやすいと言われているが、同志指揮官諸君においては、決して焦ることなく革命的精でもって引き当てることをそう。

ふーん、秘書艦ねぇ…わたしが指揮官のために頑張るのもいいけどぉ、指揮官がわたしのために頑張ってくれたほうが嬉しいわよ?

実装前からその生意気なメスガキタイプの言動と、本邦ではあまり知られていないが、アヴローラ三笠と並ぶおばあちゃ…もといベテランカンレキというキャラクターがいかなるものになるか、期待されていた。

その性格は、生意気にして人使いが荒く、だらけまくってゲームなどの遊びもするというメスガキタイプ。しかも、自分が年長であることも結構自慢気に話し、一方で理な運動をするとをいためそうになるなど、歳相応な面もある。そして、戦いで勝利すると「ざーこ!」と敵を嘲って煽りまくる。出撃から帰ると食い物を要し、特に重桜ラーメン好きなようだ。

バッチ(アズールレーン)の例もあるので、蓋を開けたら実は性や慈を秘めているのでは…という見方もあったが、結局は上記のような少女であった。いじきたなくてゲーマーメスガキロリババアという属性の多重債務が起こってしまっているのであった。

もっとも、ロリとは言っても胸部装甲を始めとして、出るところはしっかり出た女の体であることは間違いない。そして、密度が上がれば可らしい面も見せてくれるようになる。さらに、ケッコンすればEXボイス完璧デレデレになる。それは、是非指揮官みずから確かめよう。

公式生放送によって、くも着せ替えが実装予告され、同時に実装された。

演習?着せ替え「挫かれし生意気」である。

メルクーリヤちゃんわからせる

に収監された囚人の姿で、饅頭たちによっての前にラーメンなどの食べ物をちらつかされながら、手を縛る鎖で届かないようにされるという拷問(に見える演習)を受けている。

上記のように、生意気なガキ婆さんなので、すこしはひどいに合わせてわからせてやるのも悪くはなかろう。そんなわけで、わからせたい指揮官ショップにいらっしゃいにゃ

実装後間もなく、公式4コマアズールレーン びそくぜんしんっ!」にも登場。港の食堂にやってきた彼女だが、なぜか食事そっちのけで綾波とのゲーム勝負になり…?その1exitその2exitその3exit。そして見切れなしのサービスカットexitも。

2021年2月25日に着せ替え「サクランボブイ」が発売されている。

サクランボ・ブイ

饅頭クッションの上でリラックスする「クーちゃん」の艶姿に、思わずルパンダイブしたくなったか護欲が湧いたかし指揮官は、ショップにいらっしゃいにゃ

ざーこ!わたしより弱いって何事ぉ?それともわたし、実は強いってことぉ?

スキル1:メルクーリイへ思い出を込めて
自身が戦艦重巡洋艦に与えるダメージが5.0(20.0)%アップ;自身がダメージを受けた場合15%で発動、5.0(MAX10.0)間全ての攻撃を回避する(この効果は20間に1回しか発動できない)

さすがに世代の古さは隠せないため、決して各ステータスは良いものではない。特に火力と対軽巡洋艦としてはかなり低い。だが、火力は上のスキル戦艦重巡洋艦相手の時に限りカバーできる。また座+1を持つため、ダメージは案外稼ぐことができる。

また、同じスキル無敵時間を持つため、意外に生残性も高い。ただし、発動条件がダメージを受けてのことだから、応急修理装置や燃料フィルターといった耐久値を上げる装備は必須となる。軽巡としては速が低いのもウィークポイントジャイロスコープカバーしたいところ。

そして、対はこのスキルでもカバーできないため、12章や13章といった航空攻撃のしいマップは不得手とする。使い所を考えての運用が必要になるだろう。

パーミャチ・メルクーリヤ、改造終了~!指揮官、可愛さだけでなく、わたしの実力も期待してて~!

2021年2月25日改造実装された。

全体に少し露出度が上がっている。特に胸部装甲横乳についをやってしまう指揮官は多いのではないだろうか。

スキル1:メルクーリイへを込めて
戦闘開始時、自身の対・命中が5.0%(MAX15.0%)アップ 戦闘中15毎、40.0%(MAX70.0%)で特殊弾幕Lv.1(MAXLv.10)を展開し、命中した敵の速を5間20%ダウンさせる(威スキルレベルによる)

火力面が大幅に強化され、装備が駆逐艦に変わる。代わりに軽巡は装備不可能となる。だが、上記の通り改造前から座+1を持っているので、逆に駆逐艦の手数の多さで敵をガリガリ削れるようになる。時限式で発射される特殊弾幕には減速効果もあるため、手動戦闘なら艦隊と連携してボスキャラへの攻撃必中を狙いたいところ。

も並みの重巡レベルにはなるし、命中も補強される。他の艦にフォローしてもらえば襲のしいマップでもなんとか使えるようになるかも。速が低いのは相変わらずのため、上記の通り装備でカバーしたい。

こう見えてもわたし、アヴローラやミカサたちと同世代の艦船だからね!なにかやるべきことあるんじゃない?指揮官としてぇ~

パーミャチ・メルクーリヤは、ロシア帝国海軍のボガトゥーイリ級防護巡洋艦5隻のうちの1隻として、「カグール」の名で1902年5月20日に進姉妹艦の「オチャーコフ」と共に黒海艦隊で初の防護巡洋艦となった。

そもそも、ボガトゥーイリ級は極東で活動する偵察用巡洋艦であり、その設計を流用して黒海にて運用するためにウクライナにて建造したのが「カグール」、「オチャーコフ」であった。

ところが、「オチャーコフ」の艦上で叛乱が発生。この不名誉をなかったことにするために同艦は名されることになり、「カグール」はそのまま名前を「オチャーコフ」に譲った。代わりとして旧カグールには「パーミャチ・メルクーリヤ」の名が与えられた[1]。この名は、「メルクーリイの記憶」と言う意味であり、かつてのロシアトルコ戦争にて活躍した帆船メルクーリイ」を記念した艦名である[2]ロシア海軍には何代も同名の艦が存在し、今回もつい先ほど引退した旧式巡洋艦から引き継いだものである。

当時の黒海と言えば、ロシア帝国の最重要な軍港セヴァストポリを擁する軍事拠点ではあったが、直接の仮想敵はもはや弱体化しつつあった当時のオスマン帝国つまりトルコであり、彼らはろくな装備を持っていなかった。そのため、決して最新とは言えない(石炭焚きボイラーとレシプロ蒸気機関)というカグール級でも十分な戦となった。

それがひっくり返ったのが第1次世界大戦の開戦であった。1914年7月イギリスに追われたドイツ海軍巡洋戦艦「ゲーベン」と巡洋艦ブレスラウ」がイスタンブール逃げ込み、それぞれ「ヤウズ・スルタン・セリム」「ミディッリ」と名した上でトルコ揮下に入ることを表明したのだ。両艦は最新式のタービン機関を搭載しており、カグール級は速の点で大きく劣っていた。

で優位に立つ「ヤウズ・スルタン・セリム」らに悩まされながらも、「パーミャチ・メルクーリヤ」と「カグール」は黒海トルコ軍を相手に奮闘した。通商破壊や偵察任務、トルコ軍の動きを封じるための峡封鎖などに駆け回ったのである。

再び彼女らの運命が大きく揺るがされることになったのが、1917年から始まったロシア革命である。黒海艦隊はロシア臨時政府の管轄下に入ったが、トルコ軍との戦争継続されることになった。同年10月に一応トルコとの戦争状態は終わり、「パーミャチ・メルクーリヤ」は予備役に入った。

同じに今度は10月革命が起きてロシア共産主義化した時流に乗る形で、ウクライナは共和として独立。しかし共産主義政権はこれを許さずに赤軍ウクライナ軍・ドイツ軍の三つの戦いが起こることになった。ウクライナ軍は赤軍に対抗するためにドイツ軍と手を組み、1918年5月1日に「パーミャチ・メルクーリヤ」はドイツ軍に接収された。同艦はウクライナの旗を挙げ、ウクライナの反ロシア徴的人物の名を記念した「ヘーチマン・イヴァン・マゼーパ」という艦名にめられた。しかし、彼女流転運命はまだまだこんなものではなかった。

同年にドイツ帝国が降し、11月にはイギリスフランス連合軍がセヴァストポリに進駐してきた。イギリス軍は黒海艦隊を戦利品として扱い、今度はロシアの反革命との内戦を繰り広げる赤軍が同地に迫ると、彼らに利用されないようにとウクライナを含むロシア革命の意向を無視して勝手に自沈・爆破での処分を始めてしまった。再び「パーミャチ・メルクーリヤ」に名前が戻っていた彼女だが、蒸気機関爆薬を仕掛けられて破壊され、航行不能となってしまった。内戦が終わり、赤軍彼女らをようやく自分のものとしたが、全に機関を破壊されたそれらは使い物にならず、修理を諦めざるを得なかった。

1922年、赤軍は生ける屍と化した「パーミャチ・メルクーリヤ」を何とか活用すべく練習巡洋艦として復活させることを決議。同年に解体された姉妹艦「ボガトゥーイリ」から蒸気機関要部品が移植され、彼女ったのである。同年末に「コミンテルン」と名をめられた彼女は、1923年に修理了。ようやく安息の日々を取り戻した。1925年には有名なプロパガンダ映画戦艦ポチョムキン」の艦上シーンのロケにも使われた。

なお、艦の「カグール」は、内戦に破れたロシア革命の人物を乗せて逃亡し、フランス軍に接収。結局抑留されたままフランス民間業者に売却され、1933年に解体されている。

時は流れ、今度は第2次世界大戦が開戦。1941年独ソ戦が始まった頃には機敷設艦として活動していた「コミンテルン」は、1942年7月2日ドイツ空軍機の爆撃を受けて損傷。その修繕中に追討ちを受けて大破した。修理は断念され、翌年には武装を沿台に提供して事実上の艦となり、体は防波代わりとして黒海のホビ河口に沈められた。現在もその体は残っているという。

今日はわたしが関連動画を配信する番よ。ありがたーく楽しなさい♪

関連静画があるよー、やってー。あっ、こっちはゲームで忙しいから

着せ替え「挫かれし生意気」

関連項目の限界があるから、あまりわたしを働かせちゃダメだからね!

脚注

  1. *資料によっては、「カグール」は名されずに「オチャーコフ」が直接「パーミャチ・メルクーリヤ」に名されたとするものもある。
  2. *メルクーリイ」とは「メルクリウス」つまりローマ神話マーキュリーロシア語読みである。
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/20(土) 12:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/20(土) 12:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP