「やっほー、指揮官、北方連合所属・巡洋艦のパーミャチ・メルクーリヤちゃんよ!今日からよろしくぅ!わたしのために、ビシバシ働いてね♪」
パーミャチ・メルクーリヤ(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、ロシア帝国海軍のボガトゥーイリ級防護巡洋艦「パーミャチ・メルクーリヤ」をモチーフとしたキャラクター(KAN-SEN)である。
なお、名前が長いためタグ付けの際は「パーミャチ・メルクーリヤ(アズレン)」が推奨される。
KAN-SEN名 | |
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パーミャチ・メルクーリヤ SN Па́мять Мерку́рія |
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基本情報 | |
所属 | 北方連合 |
艦種 | 軽巡洋艦 |
レアリティ | SR |
CV | 吉岡麻耶 |
イラスト | ビョルチ |
艦歴 | |
国籍 | ウクライナ(ソビエト連邦) |
出身地 | ニコラーエフ |
造船所 | ニコラーエフ海軍工廠 |
艦級 | ボガトゥーイリ級(カグール級) 防護巡洋艦2番艦 |
進水日 | 1902年5月20日 |
就役 | 1905年-1917年(ロシア海軍) 1917年-1921年(ウクライナ軍) 1921年-1943年(ソ連軍) |
最期 | 1943年2月2日(堤防代用として自沈) |
備考 | |
北方連合所属の軽巡洋艦。 ちょっと小柄で妙に(?)生意気な言動がトレードマークの、カワイイ女の子。 艦としての性能は多少心もとないが、アヴローラと同じく長いカンレ(※以下削除※)
バーミャチ・メルクーリヤは、2020年2月27日に開催予定のイベント「凍絶の北海」にて、期間限定建造での実装されたKAN-SEN。
例によってSRの限定建造はSSR以上に沼にハマりやすいと言われているが、同志指揮官諸君においては、決して焦ることなく革命的精神でもって引き当てることを目指そう。
実装前からその生意気なメスガキ?タイプの言動と、本邦ではあまり知られていないが、アヴローラや三笠と並ぶおばあちゃ…もといベテランのカンレキというキャラクターがいかなるものになるか、期待されていた。
その性格は、生意気にして人使いが荒く、だらけまくってゲームなどの遊びもするというメスガキタイプ。しかも、自分が年長であることも結構自慢気に話し、一方で無理な運動をすると腰をいためそうになるなど、歳相応な面もある。そして、戦いで勝利すると「ざーこ!」と敵を嘲って煽りまくる。出撃から帰ると食い物を要求し、特に重桜のラーメンが好きなようだ。
バッチ(アズールレーン)の例もあるので、蓋を開けたら実は母性や慈愛を秘めているのでは…という見方もあったが、結局は上記のような少女であった。いじきたなくてゲーマーなメスガキロリババアという属性の多重債務が起こってしまっているのであった。
もっとも、ロリとは言っても胸部装甲を始めとして、出るところはしっかり出た女の体であることは間違いない。そして、親密度が上がれば可愛らしい面も見せてくれるようになる。さらに、ケッコンすればEXボイスで完璧にデレデレになる。それは、是非指揮官みずから確かめよう。
公式生放送によって、早くも着せ替えが実装予告され、同時に実装された。
監獄に収監された囚人の姿で、饅頭たちによって目の前にラーメンなどの食べ物をちらつかされながら、手を縛る鎖で届かないようにされるという拷問(に見える演習)を受けている。
上記のように、生意気なガキで婆さんなので、すこしはひどい目に合わせてわからせてやるのも悪くはなかろう。そんなわけで、わからせたい指揮官はショップにいらっしゃいにゃ。
実装後間もなく、公式4コマ「アズールレーン びそくぜんしんっ!」にも登場。母港の食堂にやってきた彼女だが、なぜか食事そっちのけで綾波とのゲーム勝負になり…?その1、その2、その3。そして見切れなしのサービスカットも。
2021年2月25日に着せ替え「サクランボ・ブイ」が発売されている。
饅頭クッションの上でリラックスする「クーちゃん」の艶姿に、思わずルパンダイブしたくなったか庇護欲が湧いたかした指揮官は、ショップにいらっしゃいにゃ。
スキル1:メルクーリイへ思い出を込めて
自身が戦艦・重巡洋艦に与えるダメージが5.0(20.0)%アップ;自身がダメージを受けた場合15%で発動、5.0(MAX10.0)秒間全ての攻撃を回避する(この効果は20秒間に1回しか発動できない)
さすがに世代の古さは隠せないため、決して各ステータスは良いものではない。特に火力と対空力は軽巡洋艦としてはかなり低い。だが、火力は上のスキルで戦艦・重巡洋艦相手の時に限りカバーできる。また主砲座+1を持つため、砲撃ダメージは案外稼ぐことができる。
また、同じスキルで無敵時間を持つため、意外に生残性も高い。ただし、発動条件がダメージを受けてのことだから、応急修理装置や燃料フィルターといった耐久値を上げる装備は必須となる。軽巡としては速力が低いのもウィークポイント。改良型缶やジャイロスコープでカバーしたいところ。
そして、対空力はこのスキルでもカバーできないため、12章や13章といった航空攻撃の激しいマップは不得手とする。使い所を考えての運用が必要になるだろう。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/azurlane_staff/status/1364804594115567622
全体に少し露出度が上がっている。特に胸部装甲の横乳につい目をやってしまう指揮官は多いのではないだろうか。
スキル1:メルクーリイへ愛を込めて
戦闘開始時、自身の対空・命中が5.0%(MAX15.0%)アップ 戦闘中15秒毎、40.0%(MAX70.0%)で特殊弾幕Lv.1(MAXLv.10)を展開し、命中した敵の速力を5秒間20%ダウンさせる(威力はスキルレベルによる)
火力面が大幅に強化され、主砲装備が駆逐艦砲に変わる。代わりに軽巡砲は装備不可能となる。だが、上記の通り改造前から主砲砲座+1を持っているので、逆に駆逐艦砲の手数の多さで敵をガリガリ削れるようになる。時限式で発射される特殊弾幕には減速効果もあるため、手動戦闘なら主力艦隊と連携してボスキャラへの攻撃必中を狙いたいところ。
対空も並みの重巡レベルにはなるし、命中も補強される。他の艦にフォローしてもらえば空襲の激しいマップでもなんとか使えるようになるかも。速力が低いのは相変わらずのため、上記の通り装備でカバーしたい。
パーミャチ・メルクーリヤは、ロシア帝国海軍のボガトゥーイリ級防護巡洋艦5隻のうちの1隻として、「カグール」の名で1902年5月20日に進水。姉妹艦の「オチャーコフ」と共に黒海艦隊で初の防護巡洋艦となった。
そもそも、ボガトゥーイリ級は極東で活動する偵察用巡洋艦であり、その設計を流用して黒海にて運用するためにウクライナにて建造したのが「カグール」、「オチャーコフ」であった。
ところが、「オチャーコフ」の艦上で叛乱が発生。この不名誉をなかったことにするために同艦は改名されることになり、「カグール」はそのまま名前を「オチャーコフ」に譲った。代わりとして旧カグールには「パーミャチ・メルクーリヤ」の名が与えられた[1]。この名は、「メルクーリイの記憶」と言う意味であり、かつてのロシアとトルコの戦争にて活躍した帆船「メルクーリイ」を記念した艦名である[2]。ロシア海軍には何代も同名の艦が存在し、今回もつい先ほど引退した旧式巡洋艦から引き継いだものである。
当時の黒海と言えば、ロシア帝国の最重要な軍港セヴァストポリを擁する軍事拠点ではあったが、直接の仮想敵はもはや弱体化しつつあった当時のオスマン帝国つまりトルコであり、彼らはろくな装備を持っていなかった。そのため、決して最新型とは言えない(石炭焚きボイラーとレシプロ蒸気機関)というカグール級でも十分な戦力となった。
それがひっくり返ったのが第1次世界大戦の開戦であった。1914年7月、イギリスに追われたドイツ海軍の巡洋戦艦「ゲーベン」と巡洋艦「ブレスラウ」がイスタンブールに逃げ込み、それぞれ「ヤウズ・スルタン・セリム」「ミディッリ」と改名した上でトルコの指揮下に入ることを表明したのだ。両艦は最新式のタービン機関を搭載しており、カグール級は速力の点で大きく劣っていた。
性能で優位に立つ「ヤウズ・スルタン・セリム」らに悩まされながらも、「パーミャチ・メルクーリヤ」と「カグール」は黒海でトルコ軍を相手に奮闘した。通商破壊や偵察任務、トルコ軍の動きを封じるための海峡封鎖などに駆け回ったのである。
再び彼女らの運命が大きく揺るがされることになったのが、1917年から始まったロシア革命である。黒海艦隊はロシア臨時政府の管轄下に入ったが、トルコ軍との戦争は継続されることになった。同年10月に一応トルコとの戦争状態は終わり、「パーミャチ・メルクーリヤ」は予備役に入った。
同じ月に今度は10月革命が起きてロシアが共産主義化した時流に乗る形で、ウクライナは共和国として独立。しかし共産主義政権はこれを許さずに赤軍・ウクライナ軍・ドイツ軍の三つ巴の戦いが起こることになった。ウクライナ軍は赤軍に対抗するためにドイツ軍と手を組み、1918年5月1日に「パーミャチ・メルクーリヤ」はドイツ軍に接収された。同艦はウクライナの旗を挙げ、ウクライナの反ロシアの象徴的人物の名を記念した「ヘーチマン・イヴァン・マゼーパ」という艦名に改められた。しかし、彼女の流転の運命はまだまだこんなものではなかった。
同年にドイツ帝国が降伏し、11月にはイギリス・フランスの連合軍がセヴァストポリに進駐してきた。イギリス軍は黒海艦隊を戦利品として扱い、今度はロシアの反革命派との内戦を繰り広げる赤軍が同地に迫ると、彼らに利用されないようにとウクライナを含むロシア反革命派の意向を無視して勝手に自沈・爆破での処分を始めてしまった。再び「パーミャチ・メルクーリヤ」に名前が戻っていた彼女だが、蒸気機関に爆薬を仕掛けられて破壊され、航行不能となってしまった。内戦が終わり、赤軍は彼女らをようやく自分のものとしたが、完全に機関を破壊されたそれらは使い物にならず、修理を諦めざるを得なかった。
1922年、赤軍は生ける屍と化した「パーミャチ・メルクーリヤ」を何とか活用すべく練習巡洋艦として復活させることを決議。同年に解体された姉妹艦「ボガトゥーイリ」から蒸気機関の主要部品が移植され、彼女は蘇ったのである。同年末に「コミンテルン」と名を改められた彼女は、1923年に修理完了。ようやく安息の日々を取り戻した。1925年には有名なプロパガンダ映画「戦艦ポチョムキン」の艦上シーンのロケにも使われた。
なお、妹艦の「カグール」は、内戦に破れたロシア反革命派の人物を乗せて逃亡し、フランス軍に接収。結局抑留されたままフランスの民間業者に売却され、1933年に解体されている。
時は流れ、今度は第2次世界大戦が開戦。1941年、独ソ戦が始まった頃には機雷敷設艦として活動していた「コミンテルン」は、1942年7月2日にドイツ空軍機の爆撃を受けて損傷。その修繕中に追討ちを受けて大破した。修理は断念され、翌年には武装を沿岸砲台に提供して事実上の廃艦となり、船体は防波堤代わりとして黒海のホビ川河口に沈められた。現在もその船体は残っているという。
着せ替え「挫かれし生意気」
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最終更新:2024/04/20(土) 12:00
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