ある日、一人の男が碁会所の前を通った。その男は名を「銀歯」という。彼がふと碁会所の中を覗くと一人の男が目に入った。彼の目は勝利の色に光っており、それが銀歯のプライドをくすぐるのにそう時間はかからなかった。
「なんだ、あのおやじ。にやにやしやがって……」
その瞬間銀歯の胸に宿った小さくも熱く煌く炎は、日ごとにその大きさを増していった。彼はふと見かけたたった一人の男を倒すため、想像を絶しない程度の修行に明け暮れ、ついには、男の前に立ちはだかった。
「手合わせを願おう」
銀歯の声が震えていたのは怯えのためだけではなかった。彼の胸のうちの大きくなった炎が彼を戦いへと誘う。
そして・・・
その男は碁会所では七段でとおり、プロと打つときは二子という本物の強さを持った人であり、銀歯の胸のうちの炎はみるみる消火されてしまったそうな。
下のニコニコ静画、黒の配置がが銀歯流の基本的な構えである。初手で六の六を打ち、白が隅を占めてもお構い無しと六の六を打っていく。六の六を全部打つ以外にもパターンがあるようだが、六の六が銀歯流の骨格である。隅の陣地なんか知るか!といわんばかりの宙に浮いた黒石が織り成す一局は、相手に「ふざけんじゃねえ!」といわせんばかりの珍妙さであろう。だが本人曰く、「ネット碁だけではなく、リアルでも打っていて、勝率はいい」とのこと。
2010年 三月十三日 午前一時二十分、ニコニコ生放送にて囲碁放送をしていた銀歯マンの元にひとつのコールがあった。
「ぎんばまぁんぬ。」
異国の方にも放送は見られていたらしく、日本語の達者な外国人さんからの突然の凸であった。
「I love ぎんばまぁんぬ」 との発言や、囲碁はできるのか?との問いに「デキマセン」など答えるなど、大いにリスナーと銀歯マンを笑わせ、眠るつもりだった銀歯マンの眠気を吹っ飛ばして嵐のごとく去っていった。凸終了後、しばらくするとスカイプのコンタクトが届いた
「ツヨイダロ、オレ」
ヒカルの碁のネタをばっちりおさえての終劇(襲撃)であった。彼が本当に外国人だったのか、囲碁はできなかったのか、真相は闇の中であるがただひとついえること、それは、
ぎんばまぁんぬ
ゲーム中に失敗しした時に「あぁ!!」と叫んだ経験はありませんか?
銀歯氏は叫ぶのではなく、「あぁん...」と色っぽく喘ぎます。
「その男はまるで狂おしく、身をよじるように喘ぐという...」
銀歯マン(生放送主)に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
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最終更新:2024/04/25(木) 13:00
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