4ノ研究(よんのけんきゅう)は、「4(よん)」に関する研究・調査・考察をまとめた学術書。著者は言語学・数理社会学者の美濃竹治郎(慶応4年4月4日~令和元年6月1日)全44巻。
本著は長大かつ難解で、全編が漢字カタカナ表記であったこと、また禁忌とされた「4(よん)」を主題とすること等から読まれることが少なく、近年まで一部の研究者(科学史、数理哲学史など)による解説書があるのみであった。近年インターネットによる言語活動が盛んになったことから「4」の概念が問い直され、漢字ひらがな表記による復刻版が出版されると共に様々な有識者による解釈が行われている。令和元年5月には著者の曾孫である美濃健文による現代風の超訳書が出版された。(「超訳ッ!4の研究…。」球々新書)なお、本記事は主にその超訳書の解釈に基づく。
―「4」が命の消失を示す記号となったこと、実はそれほど古くはありません。そもそも「シ」と読まれるに至ったのも偶然であったのです。それは単なる「気づき」の印であったのです。自然の調べ、いわゆる『ロジックワールド』に対する調和的な「気づき」ということです。
―友人が問題を出す。あなたは答えを考えるだろう。「1?2?3?」いずれも異なる。だが「近い!」その時、あなたは鋭い霊感により閃きを得るだろう。「ああ、4(よん)ね。」と。
26巻ノ後編「卑近ナル4ノ誤用」
本著でよく知られるのは、名作RPG「DraqonOuest(ドラクォンオゥエスト・通称ドラオエ)」をモチーフとした「4」の段階の考察である。解釈は解説書によりやや異なるがおよそ以下のような内容。
全体的消失(All) | 集団(group)の消失 | 単体(one)の消失 | |
呪文 | サラキーマ | サラキ | サキ |
4の段階 | みんな4ね | まとめて4ね | ひとりで4ね |
美濃はこの段階考察の中で「いわゆる一般社会学的な目線で申し添えるのであれば、最も注意を要するのは中間者である集団(group)の消失である。単体消失は蓋然性が高いが対象が限定され、また全体的消失は対象を不特定多数に廓大することによる確立低下が著しい。結果的に『だれでもよいから4ね』と然程相違が無く、対処法が類似するのである」とし、何より集団消失が危険であると喚起する。
前述の超訳書(「超訳ッ!4の研究…。」)の出版にあたり、訳者である作家・美濃健文の序文が話題となった。以下抜粋
444444444444444444444444444444…
私の見る限り、これほど儚い光景はありません。4とは非常に美しい数であると共に、私を未来の「読み(4み)」へと導いてくれた「気づき」の記号であったのです。
近年の言語空間においては、ある特定の集団(またそれに属する何か)を抽象化し「〇〇4ね。」と表現されることが増えました。それは「気づき」の印であると私は思います。決して、希望を失ってはならない、見落としがある、陥穽にはまる、その前にはこの単純だが扱いの難しい記号が存在するはずです。また曾祖父の考察は、四元数論的数理社会学のよい入門書ともなると私は考えます。
そういうこと言ったらだめだよ!(半笑い)
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/19(金) 02:00
最終更新:2024/04/19(金) 02:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。