○○ありがとう(けものフレンズ)

「○○ありがとう(けものフレンズ)」とは、けものフレンズ1話「さばんなちほー」に多く書き込まれた、何ものかに感謝を伝えるコメント群のこと。

概要

2017年3月28日深夜に地上波で放映されたけものフレンズ第12話『ゆうえんち』は、けものフレンズ視聴者の多くを感動させる最終回となった。

第11話の絶体絶命・危機的な状況から、物語が完全な大団円で終幕し、それが事前の高いハードル・期待に答える内容だったことから、視聴者は第1話のコメント欄にて森羅万象に感謝の気持ちを伝え始めた。

「○○ありがとう」一覧と解説

各「○○ありがとう」と、各項目についての簡単な解説を行っていく。表題の時間は、第1話での各コメント発生時間（参考情報）である。

0:00〜「ありがとう」

第12話放映後から、単に「ありがとう」と記述されたコメントが並び始めた。「○○ありがとう」の中でも最もシンプルな形式である。

特に最終話放送終了直後は、第一話冒頭20秒に「ありがとう」が大量に並び、コメントが流れてはすぐ消える状態となっていた。第11話放映直後と全く違うその温かい雰囲気は、本作けものフレンズの世界観にも合致するような非常に一体感ある温かいコメント群となった。

0:00〜「たつき監督ありがとう」

本アニメにおける最大の功労者と思われるたつき監督には、第12話放映直後から大量の「ありがとう」が送られた。

最終話直前の第11話は、最終話でのバッドエンドすら予想される展開で、最終話までの1週間は「たつき監督を信じろ」と念仏のように答える視聴者が大量発生していた。

物語がどのように終わるか不安でたまらない多くの視聴者は、とにかくたつき監督を信じるしかない状況だったが、そんな中で最終話を見事に大団円で終わらせたこと、超えられないと思われたハードルを超えてきたこと、そして何より「けものフレンズ」というアニメの監督を最後まで務め上げたことに対して、たつき監督にすべての視聴者から圧倒的な感謝の気持ちが送られることとなった。

0:00〜「けものフレンズありがとう」

本アニメ作品自体に対しても「ありがとう」が送られた。

第1話放映時点では高いとは言えない評価だったが、監督・声優を始め、アニメ制作に関わるすべての人が最後まで素晴らしい作品を作り上げようと努力してくれたことで、最終的に本作は多くの視聴者に愛される作品となった。その素晴らしい作品をリアルタイムで見ることができたこと、そしてただ見るだけでなく、ニコニコ動画で本作品を他の視聴者と楽しむことができたこと、感謝するべき様々な要素があるものの、とにかく素晴らしい時間を提供してくれたこと全てに対して、本作品に感謝の気持ちが送られた。

0:16〜「サーバルちゃんありがとう」

本アニメの主人公の一人、サーバル初登場シーンにて、視聴者からサーバルに「ありがとう」が送られた。

第1話放送開始時点では演技やキャラクターに対する批判も見られたが、最終話を迎えて視聴者に「この形しかない」と思わせてくれたその完全なキャラクター性、声優の演技、かばんを救おうとした最終話での役割、そして1クールを通して汎用性の高い語録を提供してくれたことなどに対し、視聴者から非常に大きな感謝の気持ちが送られることとなった。

0:58〜「ジャンプありがとう」

サーバルがジャンプしたシーンにて、視聴者からジャンプに「ありがとう」が送られた。ここはジャンプに感謝するべきだと感じた視聴者がいたものと思われる。

1:03〜「うひひひありがとう」

サーバルが「うひひひ」と言いながらかばんを追いかけるシーンにて。サーバルに関しては、この他にも一挙一動に対し感謝の言葉が述べられている。視聴者の温かい心の様子が伺える。

1:05〜「かりごっこありがとう」

サーバルがかばんを追いかけるシーンにて。

この「かりごっこ」からサーバルとかばんの物語が始まり、視聴者に素晴らしい経験をさせてくれたと考えると、かりごっこに感謝の気持ちを述べるのもあながちおかしいとは言い切れない。

1:46〜「低予算ありがとう」

「けものフレンズ」は低予算アニメと見られており、PPPのダンスシーンなどでは「予算が溶ける」など散々に煽られていた。

しかしその低予算という環境が、現場に一体感や脚本の重視などに繋がり、結果として評価の高い作品を生み出すことに寄与したとすれば、低予算という概念に対して感謝の念を述べる余地はあるものと思われる。

1:56〜「食べないでくださいありがとう」

サーバルとかばんの出会いのシーン、そして最終話でも重要な役割を占めた言葉である。

「食べないでください」「食べないよ！」の流れは作中何度も出現したが、第1話冒頭から最終話まで、視聴者を和やかな気持ちにさせてくれたそのセリフ・流れに対して、心からの「ありがとう」が送られた。

2:15〜「背景のアレありがとう」

背景に「サンドスターの吹き出す山」が映し出されたシーンにて。背景のアレが何を指すかは定かではないが、確実に今回の物語で重要な箇所だったことから、視聴者より「ありがとう」が送られた。

2:42〜「すしざんまいありがとう」

サーバルが両手を広げ「ここはジャパリパークだよ！」と発言するシーンにて。両手を広げたポーズを、すしざんまい社長の有名なポーズと重ね合わせる視聴者が第12話放映以前から大量発生しており、それを受けてのコメントとなっている。物語自体には全く絡まなかったものの、第1話でちょっとした笑いどころを提供してくれたことに対して、寿司屋にありがとうが送られた。

蛇足だが、「すしざんまいがパークを救った」という全くアニメを見ていないと思われる視聴者のコメントも一部見られた上、「すしざんまい食べに行きます」というよくわからないコメントも存在した。

2:53〜「スシローありがとう」

「すしざんまい」に関する弾幕が流れる中で、視聴者により「スシロー」への感謝の念が同時に述べられることとなった。スシローは一切物語と関係がない。他「くら寿司ありがとう」「はま寿司ありがとう」も同様。寿司屋や魚類は本作品と一切関係がない。

2:44〜「ジャパリパークありがとう」

サーバルが両手を広げ「ここはジャパリパークだよ！」と発言するシーンにて。ジャパリパークは第1話から最終話までの舞台を演じてくれた。様々な気候や様々なフレンズを抱えるその大舞台に対して、視聴者から感謝の気持ちが述べられることとなった。

3:02〜「そこに転がっている石ありがとう」

石が転がっているシーンにて。

3:08〜「ナーバリアありがとう」

サーバルが「縄張りは？」とかばんに聞くシーンにて。「縄張りは？」を「ナーバリア」と空耳する視聴者が多く、最終話後は「ナーバリア」に感謝する視聴者が発生した。なおナーバリアが何かは不明。（過去ログ：2017-3-

3:15〜「サンドスターありがとう」

「昨日のサンドスターで生まれた子かな？」とサーバルが述べるシーンにて。サンドスターのお陰でかばんちゃんが生まれたと考えると、サンドスターに感謝を述べることも順当である。

3:35〜「へびのこーありがとう」

「フードがあれば、へびのこー！…でもない」のシーンにて。サーバルが「へびのこー」というときの可愛らしさに対して、「ありがとう」が送られた。

3:44〜「ココニハネありがとう」

「とりのこなら、ここに羽！」のシーンにて。「ここに羽」という言葉を「ココニハネ」という固有名詞に解釈した視聴者によって、ココニハネに感謝の気持ちが送られることとなった。

3:45〜「かばんありがとう」

サーバルが持ち物のかばんに気づくシーンにて。最終話までちゃんとかばんの持ち物を収納してくれていたこと、黒セルリアンに飲み込まれたあとも無事に帰ってきてくれたことなどから、思わず視聴者も「ありがとう」と言わざるを得なかった。

4:02〜「図書館ありがとう」

「わからないときは、図書館で教えてもらうんだ！」というサーバルのセリフを受けて。図書館にいた博士が最終話でも重要な役割を担っていたため、いろいろな感情を込めて図書館にありがとうが送られたものと思われる。

4:20〜「案内ありがとう」

サーバルが「途中まで案内するよ！」といったシーンにて。しかしこの「案内ありがとう」は、物語や森羅万象に対する感謝ではなく、単にかばんちゃんの心情を代弁しただけのコメントの可能性があり、注意が必要。

4:20〜「立つ木ありがとう」

枯れ木が映し出されるシーンにて。「立つ木」と「たつき」をかけたものであるため、初見の視聴者は注意。第11話放映後も、「立つ木助けて」というコメントが多く、この第1話4:20時点の木は、一種の御神木的な扱いを受けている。

4:49〜「草ありがとう」

草が映し出されるシーンにて。木や草などに感謝しているところから、視聴者の間でアニミズム的価値観が芽生えている様子が伺える。

5:03〜「サバンナシマシマオオナメクジありがとう」

シマシマな巨大ナメクジのようにみえるシマウマに対して、大きな感謝の気持ちが述べられた。サーバル以外でかばんが初めて出会ったフレンズであり、また第1話で視聴者に「？」を生み出した最初のフレンズである。

第11話後に「サバンナシマシマオオナメクジ助けて」というコメントが見られた際は「ナメクジに助けを求めるのは草」というセリフも見られたが、最終話後は、すべての視聴者がサバンナシマシマオオナメクジを温かく受け入れている様子だった。

5:16〜「トムソンガゼルありがとう」

サーバルが「トムソンガゼル」を紹介するシーンにて。全く微動だにしないその様子から、「不動明王ありがとう」「静止画ありがとう」というコメントと同時に感謝が述べられた。

また「トーマス・エジソンありがとう」というように「トムソンガゼル」を聞き違えたものや、ほか「ありがとう.jpg」という前衛的な表現の感謝が見られた。

本記事は作成途中です。第1話のすべてのありがとうについて加筆を行う予定です。

他の「○○ありがとう」一覧

• すべての存在にありがとう
• すべてのフレンズにありがとう
• 全フレンズありがとう
• 阿蘇山ありがとう
• この世のすべてにありがとう
• 大自然ありがとう
• 吉崎先生ありがとう
• 後ろに見えてる岩手山ありがとう
• 四神ありがとう
• サバンナ地方ありがとう
• パワポケの外藤っさんありがとう
• 縄張りありがとう
• ジャンプの効果音ありがとう
• ぴょんぴょんありがとう
• ふひひひありがとう
• あら＾～ありがとう
• 雲ありがとう
• ナマケモノありがとう
• 川ありがとう
• 流木ありがとう
• 重力ありがとう
• 岩ありがとう
• なまけものありがとう
• 崖ありがとう
• サーバルダンスありがとう
• メトロノームありがとう
• 般若心経ありがとう
• ありがとうございますありがとう
• た（つき監督ありがとう）
• コーナーありがとう
• ボブありがとう
• 坂道ありがとう
• ノポン族ありがとう
• 自慢の爪ありがとう
• QKありがとう
• テーブルありがとう
• タチャンカありがとう
• 太陽ありがとう
• 木蔭ありがとう
• 鳥のフレンズありがとう
• 職人ありがとう
• たまーにありがとう
• ライオンありがとう
• 涅槃ありがとう
• はあはあありがとう
• ジャンプ力ぅ…ありがとう
• しんざきおにいさんありがとう
• 若干ゃ草ありがとう
• バオバブの木ありがとう
• 星の王子さまありがとう
• 水ありがとう
• 水場ありがとう
• 大腸菌ありがとう
• カバありがとう
• 注意ありがとう
• 震度7強ありがとう
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関連項目

• けものフレンズ
• けものフレンズ　1話「さばんなちほー」
• けもフレ11話ショック
  • たつき監督を信じろ
  • ○○助けて（けものフレンズ）