「さあ、世界を救うぞ!」とは (サアセカイヲスクウゾとは) [単語記事]

「おま……今なんて言った？」

「世界を救うと言った！」

「ちょっと待て」

「さあ、世界を救うぞ!」とは、フラム・マサト氏がニコニコ静画に投稿しているオリジナル漫画作品である。

「さあ、概要を書くぞ！」

作品タイトルは魔王、サターニアが発した勇者ニルクへの第一声。この直後にニルクがツッコミを入れた所(片や勇者、片や魔王、そして最終決戦直前)から物語が始まるという、なんともゆっるい内容の作品。だがそれがいい。

内容は作品内の世界でモンスターの凶暴化が始まったことで、それを解決するためにニルクとサターニアが五人の四天王一人ひとりを調査していくというもの。ニルク爆発しろ。

(登場人物全員俺の約4倍生きててこの天然さか━━……)

ニルク・ブレイブ：人間の勇者、二十歳
物語の主人公。銀髪で赤目。ツッコミ体質。
元々孤児だったのでファミリーネームは勇者っぽいからという理由で自分で付けた。
死んでも所持金半分になって宿屋に戻るというドラ○エ設定に理由付けしたような特殊能力を持つ。
サターニアを始めとした周りが人外だらけなので本人は謙遜しているものの、戦闘能力自体は人間の中で高水準に纏まっており、前述の能力も併せて勇者の名に恥じない実力を持つ。

サターニア：魔族の王、81歳
長い金髪。青肌の美少女。ボケ担当。
あまりにも強大な力を持つため警戒心のない純真無垢な性格。ニルクの嫁。
智力、戦闘力共に申し分ない実力を持つがそれを一気に掻き消す強烈なド天然。
その天然ぶりにニルクですら初対面で毒気を抜かれた。
物語のモンスターの凶暴化をいち早く察知し、解決のためにニルクに協力を求める。

ファイニア：闘魔族の戦士、79歳
五人いる四天王の一人。活発な見た目に違わぬ表裏のない明るい少女。貧乳はステータスだ。
サターニアや他の四天王と同じく天然であり、数分間仲よさげに会話していたニルクを勇者と把握した途端アイエエエした。
ア○ドゥルみたいな炎使いにを目指し日夜筋トレに励んでいる。

ウィンネス：風魔族の少女、82歳
五人いる四天王の一人。おっとりとしていて家事全般が得意なので四天王達のオカン役をしている。
趣味の菓子作りは魔族の間では市場に出回って即完売するほどの逸品であり、ニルクの舌を唸らせた。
総合能力としては他の四天王に僅かに劣るものの、風の能力の特性上引けをとらない実力を持つ。

マドゥルー：泥魔族の少女、73歳
ひなたぼっこと昼寝が趣味の四天王。目を見開くと怖い。
かつてはサターニアと魔王候補として並んだ実力者。モンスターの凶暴化が凶暴化では無いことをニルク達に教えた。
防御力は全魔族中最強を誇り、潜在能力はサターニア曰く自分以上とのこと。

ウォルテア：鏡魔族の女性、90歳
四天王の一人。ボクっ娘。そして巨乳。
BLもNLもイケる割りとガチな変態であり、サターニア本人が無頓着なことをいいことにセクハラまがいの要らん知識を植え付けてニルクに怒られる。
しかしその知識は深く、モンスター凶暴化のプロセスを二人に解説していた。

エレヴィラ：閃魔族の女性、98歳
四天王最年長。年長者としてサターニアや四天王にも慕われる。
驚異的な洞察力を誇り、一目見て勇者であるニルクが敵でないことを理解した。
キツそうな口調だがファンシー趣味且つ可愛いは正義を地で行く人物で、四天王やサターニアに対して少々どころじゃない過保護っぷりを発揮している。