あてうま白書 単語

アテウマハクショ

1.2千文字の記事
これはリビジョン 3300625 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

職業――【当て馬】
プロフェッショナルな童貞である

『あてうま白書』とは、高草木こぶによる漫画作品。

概要

競走馬の繁殖において、種牡馬の種付けの前に繁殖牝馬の発情を確かめるためにあてがわれる「当て馬」を主人公にした馬のお仕事漫画。

マッグガーデンの「ワンアイデア×動物まんが賞」大賞受賞作。2024年9月5日発売の「月刊マッグガーデン」10月号に読み切りとして掲載、同誌のWEB漫画サイト「マグコミ」にも同日掲載されると、X(旧Twitter)の競馬ファンを中心に大きく話題となった。

作者の高草木こぶは元牧場従業員で、X(旧Twitter)で競走馬の二次創作漫画を発表しているほか、競馬専門誌や一口馬主クラブの会報などに漫画やイラストを寄稿、トレセンの厩舎のロゴイラストなども手掛けている。特にリアルに描くのが難しいとされる馬の画力の高さには定評があり、漫画的なデフォルメを交えつつもリアルな競走馬の作画が本作では存分に活かされている。

作中に登場するのは実質2頭の馬のみ、名前のみの登場を含めても4頭だが、絶妙なリアリティのある設定と競馬ファンのツボを撃ち抜く描写から、主人公・アカギファルコの勝ったGⅡはどのレースなのかといった考察や、アカギファルコやパルメニオンの現役時代についての幻覚を語り出す競馬ファンが続出、「アカギファルコ」がトレンド入りするまでに至った。

「ワンアイデア×動物まんが賞」の募集要項によると大賞受賞作は連載確約だそうなので、本作も連載化されるものと思われる。

登場馬

アカギファルコ
都築スタリオンステーションで繋養されている「当て馬」。栗毛。種牡馬経験はなく、競走馬の引退以来10年、未だ本番の種付けをしたことはない。現役時代はGⅡを最低人気で勝利し、それがきっかけで当て馬の仕事を得たらしい。本番ができない当て馬の仕事に不満がないわけではないものの、誇りを持って仕事にあたる中年サラブレッド。
イスカンダル
都築スタリオンステーションで繋養されている種牡馬。無敗でクラシック三冠・有馬記念を制し、翌年も国内外でGⅠを4勝したのち有馬記念を連覇して引退、種牡馬入り。漆黒の馬体と圧倒的な強さから「魔王」の異名をとり、種牡馬としても大人気となっている。アカギファルコを「おじさん」と呼んで懐き、慣れない種牡馬生活に疲れてアカギファルコの馬房に入り浸る。
パルメニオン
イスカンダルの兄。GⅠ6勝を挙げ、生涯で敗戦は一度のみという歴史的名馬。

関連リンク

関連項目

  • 漫画作品一覧
  • 競馬 / サラブレッド
  • 種牡馬 / 当て馬
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/10(水) 07:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/10(水) 07:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP