えっちなのはいけないと思いますとは (エッチナノハイケナイトオモイマスとは) [単語記事]

　　　,,ｖ‐ｖ-/l＿　　(⌒)
　　_「／￣　　く　　 /
　　lＹﾉﾉ/_ﾉl_ヽ)）
　　＜ｲ（ l　l ）l＞　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　＜|）'|l､"(ﾌノ|l　　＜　えっちなのはいけないと思います！
　　,(ヨﾘ<>o<>ﾘ'］　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　|ト‐!］-ム- i'］l
　　ヽ_ﾉｖ＿＿l/ /
.　ﾉ［//‐─‐/_/､
　（ /E|, 　　(フlﾖ＼
　,-|　El＿＿＿lﾖ　/
└-＼｀＾＾＾＾＾＾´／
　　　　￣￣￣

えっちなのはいけないと思いますとは、えっちなのがいけないと思うことである。対義語は「けしからん!もっとやれ!」。

概要がえっちなのはいけないと思います！

元ネタは20世紀末から21世紀初頭に連載されていた漫画「まほろまてぃっく」のヒロインであるアンドロイド、
V1046RヴェスパーハイパーソルジャーMAHOROこと安藤まほろ(声：川澄綾子)の台詞から。

中学生男子、美里優に仕えるメイドである彼女は、主人が隠し持っているエロ本を発見した際、
人差し指を立てながら眉間に皺を寄せて、「えっちなのはいけないと思います！」と発言する。
エロ本を発見した際や、下ネタを聞いた際など、「えっち」で済まされる事柄に対してのみ発言されており、
優に欲情する式条先生など、度を越した変態に対しては鉄拳制裁を下すだけで、この台詞を発してはいない。

男性を説教する際に使う台詞だと思われがちだが、優のクラスメイト女子三人組「とりおまてぃっく」は、
まほろの義妹、安藤みなわからこの台詞で説教されているほか、男子の風呂を覗こうとした際に、
「えっちなのは……」と言いかけたまほろに対して「良いと思いま～す♪」と返答している。

劇中ではまほろの好敵手であるリューガや、とりおまてぃっくに風呂を覗かれた優達など男性陣も発言しており、
更には普段、変態行為を連発している式条先生も言った事がある。お前が言うな。

一方、作画担当のぢたま某は表紙カバー裏のオマケ漫画において、
まほろが全裸で優と混浴している事、その割にえっちな事態を想定してみなわと混浴させない事を指摘し、
「どんなえっちを想像したんですか、えっちえっちって、いつもえっちなコトばかり考えてるまほろサーンッ！？」
などと問い詰め、まほろさんムッツリスケベ説を提唱した（アニメ版では優の祖父、近衛勇一郎の台詞に変更）。

実際、まほろが優から自身に対する性的な視線、行動を拒絶した事は無い。
（優がまほろにそうした視線を向ける事も少ないが）
むしろ、豊胸器具を使用した際など、まほろさんが優に対する性的アピールを行った事は多い。
やっぱりまほろさんが一番えっちじゃないか

なお、まほろがえっちな事を嫌いな理由は、劇中で3つ提示されている。
一つ目は、まほろが貧乳コンプレックスを抱えているのに、優が巨乳フェチである事への苛立ち。
二つ目は、上司の美里良（優の父親）が言い遺した「えっちなのはいかん！」という言葉を遵守している為。
（実際は良もエロ本愛好家であり、まほろにエロ本を見られて誤魔化そうとした際の言葉なのだが）
そして三つ目は、作品の根幹設定に関わる壮大かつシリアスな理由なのだが、ネタバレなので割愛する。

その他の使用例

転じて、二次元画像に対してや、幼女のパンチラ、ブラチラといったソフトエロ、どう考えてもそういうキャラじゃないのにエロを織り交ぜるなどした際、一時期頻繁に使われるようになっており、「トロ・ステーション」でトロがクロに対して同じような台詞を放ったこともある。何故か三次元のお姉さんや薔薇百合ネタにはあまり使われることが無い。

近年では、男子諸君のモラルの低下からか、寧ろ「もっとやれ!」と煽る傾向が続いているようである。嘆かわしい。
えっちなのはいけないと思います。

何故えっちなのはいけないのか?

男子諸君はある一定の年齢を超えると、必ず意識するようになるのが異性の身体。

そして、ある時期に快楽を覚えると、それを自身の愛する他人と味わうことを夢見るようになる。
まさにこれぞ、動物の、ひいては雄という性別に産まれた性である。

しかし、女性に対して快楽を共にすることは即ち互いの身包みを全て捧げるに等しい。
勿論、羞恥心が高い女性はなかなか許可をしてはくれない。会話でそんなことを交えれば当然嫌な顔をする。
果たして嫌いな人物の血筋が後世に受け継がれることを、あなたは望むだろうか?

つまり、感情的に女性が嫌だから、そして嫌な人物の子孫など自分が遺すに値しない、それが「えっちなのはいけない」の全てともいえる。

そのために、男は仕事や勉学、特技や容姿、ファッションやセンスで感情に訴えることで女性に如何に自分が魅力的な存在であるかをアピールするのである。
そして、自分を受け入れてくれたとき初めて、えっちなのはよいこととなるのである。

中には無理やりに快楽を共にしようとする悪人も存在するが、当然それは犯罪で、いけないことである。

なお、中にはまったくえっちなのに興味が無いという男子もいるが、それはそれで逆にいけないことかもしれない。
えっちな感情とは、即ち自身が遺伝子を後の世に遺したいとする本能である。
それを拒むことは自身の子孫を遺すことを拒否するに等しい。

全くえっちでないことは、男性としてある意味では社会に出たときに困るであろう。いろいろな意味で。
(女性付き合い、会社の会話、飲み会などではある程度その手の話題は許容される)

また、君たちを産んで育ててくれた両親も、当然ながらえっちだったからこそ
君たちが存在していることを忘れないでいてほしい。
また、これを読んでいる、親になった君たちも
過剰にえっちなことをいけないことと教育することだけは避けてもらいたい。
少なくとも筆者は、保健体育の教科書だけを読んで
子供をどうやって創造するかを知りえた聖者に出会ったことは無い。

別に節度さえ守れば悪いことではないのだ。全宇宙の男子諸君よ、ほどほどにえっちでいよう。