がんばりやの機関車とは、映像作品「きかんしゃトーマス」の原作となる「汽車のえほん」(原題:The railway series)シリーズの第18巻である。
原題は「Stepney the "Bluebell" Engine」。
概要
汽車のえほんシリーズ第18巻。英国では1963年に出版された。日本では1980年に出版されたが、2004年ごろに品切重版未定となった。しかし、2010年12月に「汽車のえほん」シリーズ65周年記念として本商品、ミニ新装版が発売された。
この巻より、挿絵はガンバー&ピーター・エドワーズ夫妻が担当する。
収録作品
| 邦題 |
原題 |
TVシリーズ対応回 |
| ブルーベル鉄道のステップニー |
Biuebells of England |
第102話 トーマスとステップニー |
| ステップニー、りんじ列車をひく |
Stepney's Special
|
| ステップニーとクリケットのしあい |
Train Stops Play |
第104話 しあいちゅうだん |
ディーゼル機関車とやまたかぼう
|
Bowled Out |
第103話 ディーゼルとぼうし |
キャラクター
- ステップニー:この巻の主役。イングランドのブルーベル鉄道に実在する機関車。ソドー島にやってくる。ソドー島にいる間は、他の機関車とおしゃべりをしたり、臨時列車を牽いたり、貨車を牽いたりして過ごしていた。ブルーベル鉄道へ帰るときはソドー鉄道の機関車総出で見送った。
- パーシー:ソドー鉄道にステップニーがやってくるのを聞いて楽しみにしていた。3話では貨車を牽きたいというステップニーに貨車を牽かせる。
- ドナルドとダグラス:1話では、ダグラスのみ登場。パーシーとブルーベル鉄道や、イングランドの鉄道について話していた。4話では双子揃って登場し、不遜なディーゼルの態度に、怒り心頭の様子だった。この間から塗装が青になる。
- エドワード:ウェルズワース駅で、ステップニーの話を聞いていた。
- ダック:ステップニーと入れ替え作業を行い、友だちになった。ステップニーがブルーベル鉄道に帰る日には、重連で列車を牽引した。
- トーマス:ステップニーの臨時列車に待たされることになったため、不機嫌だった。後に誤解が解け、ステップニーと友達になる。
- トビー:2話と3話、4話の挿絵に登場。チョイ役。
- ジェームス:ディーゼルの態度に憤慨。チョイ役。
- ヘンリー:ディーゼルの態度にこちらも怒っていた。チョイ役。
- ゴードン:こちらもディーゼルの態度に憤慨。列車を引っ張ってきたステップニーとダックを労った。
その他のキャラクター
- キャロライン:3話に登場したクリケット選手所有の自動車。女性。古い型で、長い距離を走りオーバーヒートしてしまった。
- ディーゼル(イギリス国鉄クラス40):ソドー鉄道に助っ人に来たディーゼル機関車。かなりの自惚れで、蒸気機関車たちを怒らせる。
- 鉄道監督官:ソドー鉄道に視察に来ていた。山高帽が自慢。
- ブルーベル、プリムローズ、クロムフォード、アダムス、キャプテン・バックスター:ブルーベル鉄道の保存機。ステップニーの話に出てくる。
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一番右の商品がオリジナルの英語版、中央の商品が旧版である。
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