つけてないとは (ツケテナイとは) [単語記事]

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つけてないとは、本来そこに付随するはずのものが存在しない状態、一部が欠けた状態である。故意にそうしている場合もあるが、やむを得ない理由によりそうなっている場合もある。

概要

機械・道具類の部品が一部足りていない状況を指すのかもしれないし、文書や図画など意思・思想の表現上での欠落箇所があることを指すのかもしれない。生物の身体の一部欠損や人間の着ている衣類が一部足りていない状況を指すのかもしれない。また、コンドームを（以下略。・・・と、ここまでは読み飛ばしても問題ない。

解釈の幅の広すぎる表現であるが、特にニコニコ静画やpixiv等の2次元絵の投稿の場においては細かに説明する必要はないタグ名であり、（性風俗・服飾の地域・時代・文化的差異に関する議論はさておき）本来隠すべき身体部位を隠す衣類（下着等、肌を覆う面積が比較的小さいもの）がどう見ても装着されていないように見えることである。
もっと具体的には、女性の胸部周辺の露出具合から（実際どうなのかはともかく）ノーブラが予想される状態を指す場合が大部分である。
また、下半身に下着あるいはそれに類するものを着用してない（ように見える）場合であっても使える表現である。

前開きの衣服であからさまに胸元を開いている、あるいは・背中や脇腹などが大きく露出する服装など、一応は着衣の状態ではあるものの、ブラジャーの手がかり（ストラップやベルトなど）ががどこにも見当たらない、下乳／横乳がしっかり確認できたり、乳首の形が服の上からでも浮いているのが確認できるなど、「ノーブラの疑い」が濃い状態を指す。

また、確実にノーブラが判明していて乳房がある程度露出していても巧妙に乳首を隠す状況が生まれていてる場合にも、この「つけてない」が適用されることがある。

エロスを盛り込みつつギリギリのところで、アニメ・漫画における裸体描写規制やニコニコ静画での春画指定を回避する手段としても活用できるが、実際のところは、裸体をすべてさらけ出すより、この「うっかり動くと見えてしまいそうだがギリギリ見せない」状態に却ってエロスを感じる人たちからの需要も多いだろう。
ノーパン（が予想される）状態あるいは「パンツはいてない」と組み合わさるシチュエーションも多い。

プリキュア・シリーズのように、登場人物が下着を見せることは作品の方針としてタブーであるため、下着の描写を厳格に避けた結果、（本当に瞬間的ではあるが）「つけてない」状態がやむを得ず生まれた例もある。まったく大きなお友達の詮索好きには困ったものである。
→ 詳細は「スマプリ7話ノーブラ事件」を参照のこと。