ときめきメモリアルシリーズとは、コナミの恋愛シュミレーションゲーム「ときめきメモリアル」を軸とした、グッズ、ゲーム、ラジオ、アニメ、映画等の多岐に渡るメディアミックス企画の総称である。
ニコニコ動画ではゲームのプレイ動画が主だっているためここではときメモシリーズに共通するシステムを記述しておく。
それぞれの作品についての詳細は各作品を参照してください。
プレイ期間は高校生活三年間、文学、理系、運動、芸術、根性、容姿、娯楽といったパラメーターを上げながら、
ヒロインとイベントやデートを繰り返しながら親密になっていき、卒業の日にヒロインから告白されることが目的。
※SS版ときメモ1のみ、こちらから告白することも可能である。
ヒロインとの好感度・親密度をあらわす値で、パラメーターを上げたりデートを成功させたりすることで上げることができる。
このときめき度によってヒロインのこちらに対する態度が変わっていき、ときめき度の低いヒロインは態度が悪く総じて辛辣である。
(あまりの辛辣さゆえ、逆にこのことをネタにした動画が好評を得ているようだ。)
このときめき度を高め、ときめき状態に持って行くことがヒロインから告白される条件の一つである。
ヒロインに冷たくしたり、無視したりしてヒロインを傷つけると、
ヒロイン達の間で妙な噂が流れ、噂を流したヒロインの評価のところに爆弾マークがつく。
この爆弾マークがついたヒロインを放置しておくと、爆弾は爆発してしまい、
登場しているすべてのヒロインのときめき度が下がってしまう。
爆弾は、爆弾マークがついたヒロインをデートに誘うことによって解除することができる。
これによって、一度のプレイで一人のヒロインだけでなく、
いろいろなヒロインと接触させプレイのマンネリ化を防ぐことが狙いのシステムである。
エモーショナル・ボイス・システム(EmotionalVoiceSystem、以下EVS)とは入力した主人公の名前をヒロインに呼ばせることができるシステムである。
1では名前部分は呼ばれないが、2以降(2の場合指定した1キャラクターのみ、変更可能)はプレイヤーキャラクターの名前を呼んでもらえる為感情移入しやすくなった。
基本的に不適切な言葉は認識してもらえない。
かつてゲーム業界におけるギャルゲーの地位を飛躍的に向上させ、ギャルゲージャンル市場を開拓、その名を浸透させた、ギャルゲー界の英雄的作品「ときめきメモリアル」。
ギャルゲーブームに火をつけ一大ブランドまで成長、この世の春を謳歌し一時代を築き上げた・・・のも今は昔、もともとコアな層にしか受けなかったということもあり、現在ではシリーズを追うごとに売り上げは低下傾向、完全に「一昔前のギャルゲー」に収まりきってしまった感がある。
しかしながら、現在においても「ギャルゲーといえばコレ!」というイメージは色濃く、ファンは多数存在し、これはニコニコ動画においても変わりないようで、キャラクター動画、攻略動画、一部の実況プレイ動画、ネタ動画などが人気を博しているようだ。
ときめもシリーズの実況プレイ動画では、当然のごとく男性の実況者が多く、ギャルゲーに対する気後れ、気恥ずかしさからか複数で実況することが多い。
そのほとんどが二人一組で行われていて、実況スタイルとしては、ときめもをネタにボケたり突っ込んだりして実況者間でトークするというパターンがお決まりのようだ。
(もちろん、女性の方が実況している動画もあり、また最近では単独で実況する方も増えている模様、他のときメモ実況にはない独自の実況スタイルを模索しているようだ。)
ときめきメモリアルは、ギャルゲーということもあり、一見軟派で華やかなイメージを受けるかもしれないが、その実、堅実で硬派な「積み重ねのゲーム」である。
積み重ねゆえ、プレイ上の不確定要素が少なく、ある程度展開が予想できサプライズが起こりにくい。
このため、プレイにおける差別化を図りにくい、つまり、だれがやっても同じようなプレイ風景となるため、ニコニコユーザーの足が向きにくい傾向にある。
しかし、プレイで差別化を図れない分、実況者の腕や人気が試されるといっても過言ではない。
人気実況プレイヤーはるしげ氏とその友人オーバ氏による『男二人で「ときメモ」gdgd実況プレイ』という平均17000回再生を記録する化け物企画もあり、実況者の人気や実力が伴なったときのときメモ実況の爆発力は未だに未知数である。
難実況ギャルゲーではあるが、、プレイでの差別化が計れない分、実況の腕が試される試金石として、今後もときめもシリーズ実況に挑戦する者が現れ続けるものと思われる。
このゲームは以降のギャルゲーなどと違い、『彼女を振り向かせるために自分を磨く』という男らしいゲームでもある。
ひたすらパラメータを上げて、甲子園で優勝したりインターハイに行ったり、巨大ロボを作ったりして関心を買う。
メインキャラの藤崎詩織と友人美樹原 愛、ライバル?の伊集院レイ、親友の早乙女 好雄と妹優美以外は
パラメータ調整や所属クラブの関係で出現を抑えたり出来る。
あまりキャラを出しすぎると、デートが重なったり、不満を持った女の子から不穏な話(爆弾)が流れたりして
まともにクリアできなくなる…ので、調整する必要が出てくる。
また、自ら上げたパラメータ数値以外の必須イベントがほとんど無く、ファミ通のやりこみで
一回もデートせずにハッピーエンドを迎えるなんて事も可能なほど自由度が高かった。
だが、2以降は必須イベントが増えている。
慣れてくると、2時間ほどで終わる。
キャラ商売イメージが先行しているが、シミュレーションゲームとして十分成立している作品である。
ただ文章を呼んでいくだけ…のギャルゲーよりはゲームとして十分の出来である。
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最終更新:2024/04/25(木) 08:00
最終更新:2024/04/25(木) 08:00
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