ときめきメモリアル2 ミュージックビデオクリップ ~サーカスで逢いましょう~とは、2002年4月18日にコナミからPS2用に発売されたアクションゲームである。
タグでは「サーカスで逢いましょう」がつけられている(さすがにフルネームは長すぎるので)。
概要
『ときめきメモリアル2』シリーズ唯一のPS2用ゲームにして、唯一のアクションゲーム。
本編および本作以外の派生ソフト(サブストーリーズ、ぱずるだま)は恋愛要素をメインとしていたが、本作ではその要素はほとんど無く、主人公の野咲すみれを操作して三種類のミニゲームでポイントを稼いで5種類のPVをゲットするという内容であり、最終的に主人公とヒロインが結ばれる内容の本編・本作以外の派生ソフトとは一線を画していた。
PVの映像は新規アニメであり、公式人気投票で上位5人となった陽ノ下光(1位)、八重花桜梨(2位)、麻生華澄(3位)、赤井ほむら(4位)、伊集院メイ(5位)がそれぞれのPVで登場、歌もそれぞれが歌っている。
ちなみに本来の主人公は、本作では登場しな…かったような気がする。
登場キャラクター
- 野咲すみれ(CV:本井えみ)
- 本作の主人公。『2』本編では隠し攻略キャラだったタケヒロサーカスの花形スター。全てのミニゲームに登場。
- デイジー
- 『2』本編ですみれが飼っているイタズラ好きのメガネザル。すみれ同様に全てのミニゲームに登場。
- ライオン
- 火の輪くぐりですみれ達を乗せて操作する事になるライオン。スタッフロールでもすみれ達を乗せている。
ミニゲーム
ミニゲームは以下の三種類。
- 火の輪くぐり
- 主にライオンを操作するが、火の輪をくぐる時はその高さによってはすみれとデイジーも個別にジャンプさせることになる。PVをゲットできるかどうかはこのゲーム次第といっても過言ではない。
方向キー左右:移動、R1:ダッシュ、×:ジャンプ、◯:すみれをジャンプさせる、△:デイジーをジャンプさせる
- ジャグラー
- ジャグリング…要するにお手玉みたいなもので、制限時間までにピンまたはボールを地面に落とさないで投げ続ければいいが、一回落とすごとにポイントが減っていく。投げるピンまたはボールの数でポイントが違う。
R2:右側のピン(ボール)を投げる、L2:左側のピン(ボール)を投げる、◯:デイジーからピン(ボール)を投げてもらう
- 綱渡り
- 本作で一番難しいとされるゲームで、制限時間までにすみれが綱から落ちないようにバランス良く歩かせて距離を稼ぐというもので、途中のバナナもポイントとなる。綱から落ちるとその分だけ時間をロスしてしまう。
方向キー下:前進、方向キー右:右重心移動、方向キー左:左重心移動、◯:デイジーをジャンプさせる
本作には「練習モード」があるので、どうしても上手くいかない時は、このモードでじっくり練習した方がいいだろう。
楽曲
- 涙のリング(作詞:竹広将史 作曲:メタルユーキ 編曲:Nories M・鶴由雄 歌:本井えみ)
- 本作のオープニングだが、ときメモのオープニングらしくない曲であり、映像も含めて本編すみれシナリオの元ネタとされている『世界名作劇場』のノリに近い。
- 笑顔の決心(作詞:竹広将史・くまのきよみ 作曲:メタルユーキ 編曲:岩崎元是 歌:野田順子)
- 嵐が始まる時(作詞:白崎美津子 作曲:メタルユーキ 編曲:米元亮 歌:鳥井美沙)
- 桜樹のささやき(作詞:永森羽純 作曲:メタルユーキ 編曲:岩崎元是 歌:村井かずさ)
- 生徒会長!赤井ほむら(作詞:竹広将史 作曲:メタルユーキ 編曲:Nories M・鶴由雄 歌:くまいもとこ)
- The most Electric Girl in the world(作詞:竹広将史 作曲:メタルユーキ 編曲:木塚次郎 歌:田村ゆかり)
- PVの時間は一人当たり約1分40秒と短い(最短は陽ノ下光の約1分半弱)。
赤井ほむらの楽曲はスタッフロールと説明書とでは名前が違っており、スタッフロールでは上記の名前となっているが、説明書では「ゆけ!!赤井ほむら!」となっている。
- 雲を追いかけて(作詞:竹広将史 作曲・編曲:メタルユーキ 歌:本井えみ)
- 本作のスタッフロールの曲であり、本編2年目のデートですみれが歌った曲でもある。
関連動画
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関連項目
- ときめきメモリアルシリーズ
- サーカスチャーリー
- ゲームの一覧