ときめきメモリアル3とは、コナミから発売されたプレイステーション2用恋愛シミュレーションゲーム。
「ときめきメモリアルシリーズ」第三作目。略称は「ときメモ3」、サブタイトルは「約束のあの場所で」。
概要
ゲームシナリオ
「学校近くの旧道の途中にある伝説の坂で、運命のその日、桜舞い散る中で愛を誓い合った二人は永遠に結ばれる・・・」
という伝説を持つ私立もえぎの高校に入学した主人公。
勉強や部活で自らを磨き、高校3年間で女の子から告白されるのを目指す。
登場人物
- 牧原優紀子(まきはら ゆきこ) cv:神田朱未
- 河合理佳(かわい りか) cv:服部加奈子
- 御田万里(おだ まり) cv:橋本涼子
- 相沢ちとせ(あいざわ ちとせ) cv:川口宰曜子
- 橘恵美(たちばな えみ) cv:安田未央
- 神条芹華(しんじょう せりか) cv:皆川純子
- 渡井かずみ(わたらい かずみ) cv:町井美紀
- 和泉穂多琉(いずみ ほたる) cv:片岡千珠
- 白鳥正輝(しらとり まさき) cv:今村卓博
- 矢部卓男(やべ たくお) cv:田中大文
『ときメモ3』の特徴
【トゥーンレタリング技術】
今作からトゥーンレタリングという技術が導入され、キャラクターを3D描写できるようになりヒロイン達の感情表現がより豊かになった。
しかし、3D描写によるヒロイン達の動きが如何にも不自然で慣れるまで時間を要する、また顔が皆同じに見えるとの批判も多い。(しかしながら、これを良しとするファンも少なからずいる。)
【EVS機能の拡張】
前作ときメモ2では、EVSが陽ノ下光、麻生華澄の二人にしか標準装備されておらず、他のヒロインに適応するには追加ディスクが必要だったのに対して、今作では全ヒロインに標準装備されており、さらに会話や好感度によって微妙にイントネーションが異なるよう改良された。
ついでの知識
- 史上初の個人ゲームファンド立ち上げ、フジテレビ番組「プレゼンタイガー」とのタイアップ、OP・ED曲にZARDを起用、ラッピング車両大量運行と、シリーズ最大規模の広告展開を実施。
- 当時はまだトゥーンレタリングによる恋愛ゲームを受け入れられる土壌が出来ておらず、3D描画が荒い、シリーズ恒例のイベントバトルが削られた等の不評要素もあり売り上げが激減。中古価格までが暴落し、キャラグッズ展開は即座に打ち切り、4までの8年間新作が途絶えるほどの不振を極める。ただし3の不振によって4の開発や発売がなかったとの公式の発言が無い為、記事の内容は書き手の恣意的な物とも言えるので受け取り方は個人の判断にお任せする。
- 2009年TGSにて大々的に新作「ときめきメモリアル4」を発表。1のヒロイン「藤崎詩織(金月真美)」と2のヒロイン「陽ノ下光(野田順子)」がお祝いに駆けつけたが、3のヒロイン「牧原優紀子(神田朱未)」は登場しなかった。
- 正確に言えば、牧原優紀子役の神田朱未は他のイベントに参加の為に一日目は欠席。二日目のイベントにはきちんと参加しており、9月27日付の自らのブログにて本作品への想いを語っている。にも関わらず上記の様な記事が作成されるのは非常に残念であると同時に、発売から年月が経っているもののシリーズ作品ゆえの人気と注目の高さによる、本作品へのアンチの存在とアンチ行為が実際に行われた証明となっている。
- 不振によりファンドも元本割れかと思われたが、もう1本の出資対象ソフト「ときめきメモリアル Girl's Side」が空前のヒットを記録、1口88円の償還に成功しマイナスは免れた。ただし税金や投資手数料を含むと赤字である。「ハヤテのごとく!」は突いてはいけない部分を突いてしまった。このソフト以降、「悪代官」など小規模な個人出資ソフトはあるものの、大規模なゲームファンドが組まれたことはない。
- 1、2、4は同一の舞台であるのに対し、今作は独立した世界観を築いている。
ただし、3に登場したアイテムや魔物(神条芹華イベントのアレ)が4に登場したりしている。
- ストーリーが完結しない、もしくは複線を回収し切れていないキャラクターがいる。おそらくは今後、外伝など展開を考えていたのであろうが、現在まで未解消のままである。
- サブタイトル「約束のあの場所で」は前述のテレビ番組「プレゼンタイガー」にて決定されたもの。
関連動画
【プレイ動画】
【実況プレイ動画
【イベント動画】
関連商品

関連項目
- ギャルゲの一覧
- ときめきメモリアルシリーズ
- ときめきメモリアル
- ときめきメモリアル2
- ときめきメモリアル4