とっとこハム太郎4 にじいろ大行進でちゅとは (トットコハムタロウフォーニジイロダイコウシンデチュとは) [単語記事]

とっとこハム太郎4 にじいろ大行進でちゅとは、任天堂より発売されたゲームソフト。
漫画やアニメ、その他のメディア作品については「とっとこハム太郎」の記事を参照のこと。

概要

2003年5月23日発売。対応ハードはゲームボーイアドバンス。ゲーム「とっとこハム太郎」シリーズでは第4作目に当たる。また本作より、ゲーム開発元がパックスソフトニカからアルファドリームに変わっている。

前作「とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ」と同じアドベンチャーゲームではあるものの、ハム語集めの要素がなくなり、かわって「ハムアクション」というアクションミニゲームが主体となった。

全135種類の「ハムアクション」のほか、全30種類の「ぬりえ」、全451種の「シール」あつめなど、やりこみ要素は豊富である。

ある晴れた日…ハム太郎たちは虹をながめていました。
すると、虹が消えたのと同時に空からにじハムくんが落ちてきました！
にじハムくんが虹の国に帰るために必要な虹の七色の材料を探しに、
ハムちゃんずは大冒険にでかけたのでした…

公式サイトより抜粋

「虹の七色の材料」とは、「赤」「オレンジ」「黄」「緑」「水色」「青」「紫」各色を象徴するような物のことである。例えば「オレンジ」なら「オレンジ（果物）」、「黄」なら「ひまわりの花びら」など。

今作はハム太郎を含め、最大8匹のハムちゃんずと一緒に冒険が出ることができる。最初のEDを見れば、ハム太郎以外の7匹を自由に選べる。ただし道中には各ハムスター専用の「ハムアクション」があり、これらをクリアしないと先に進めないことがあるため、一緒に冒険に出る7匹は冒険先に合わせ慎重に選ぶ必要がある。

EDは２つあり、「虹の七色の材料」を全て集め終わると最初のEDが、にじハムくんからもらったチケットを全て配り終えると真EDが見られる。

本作が初登場のオリジナルキャラクター。

にじハムくん: 虹の国の王子様。虹をつくりだす傘が故障してしまったことで、空から落っこちてきた。
地上のことを何も知らないためか、ハム太郎たちとは冒険に出ずに虹の七色の材料が集まるのを待っている。
原作者・河井リツ子がデザインしたオリジナルキャラクターで、てんとう虫がモチーフ。

にんじんハムくん: にんじんのふりをして地面に埋まっているハムスター。にじハムくんと字面がよく似ているが別人（ハム）。
地面から引っこ抜くと、にんじん2本でシール1枚と交換してくれる。
ゲームが完成する2～3ヶ月前に誕生したキャラクターとのこと。

本作は海外でも「Hamtaro: Rainbow Rescue」というタイトルで、ヨーロッパで2004年10月29日に発売された。北米では発売されていないが、ヨーロッパ版にのみ搭載されている言語設定モードで設定すれば英語でもプレイ可能。
ゲームソフトの発売より早い2003年5月1日に小学館から攻略本　「ワンダーライフスペシャル　任天堂公式ガイドブック　とっとこハム太郎4 にじいろ大行進でちゅ」が発売された。
本作はアルファドリームが初めて手がけたキャラゲーである。ソースはこちら。
ゲーム「とっとこハム太郎」シリーズでは、今作から初めて「斜め移動」が可能となった。
特定の場所でコマンド入力をすることで、塗り絵が手に入る。なお、公式サイトで一部情報が明かされている。

とっとこハム太郎のゲームソフト
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