どうしようもないもの

どうしようもないものとはBPM加速+わけのわからないもの（トイコンテンポラリーより長い）+ラス殺しで、まさにどうしようもないものであり、どうしようもないものであってどうしようもないものである。つまりどうしようもないもの、そのもの。……簡単に言えばわけのわからないものより難しい発狂。

どうしようもない概要

pop'n music 17 THE MOVIEのボス曲、『音楽』のEX譜面のことを指す。
ジャンル名は「サイレント」。
曲については別記事に書いたので、そちらを参照してほしい。→音楽(BEMANI)

登場してから現在、クリア出来たのはトイコンテンポラリークリア者のわずか三分の一。わけのわからないものを制覇したRoBo氏は初プレイでは撃沈された。 (その後、無事クリアを果たした。)それくらいどうしようもないものである。

このように、ポップン発の用語ではあるが、最近は別音ゲーの人外譜面にも使用されるようにもなっている。これらは、サイレント同様もう本当にどうしようもないものが多い。

本当にどうしようもないから、どうしようもないのだ。

詳しくはわけのわからないものより難しいのが基本だが、「わけのわからないものよりも発狂が長い」、「より複雑な配置」、といったものにこの言葉が当てはまる。

どうしようもない譜面たち

注　意 -N O T I C E-

入れるものは認識困難な難しい発狂がある譜面だけじゃ。

ただ難しいだけの卑しきものは入れてはならぬぞ…

～卑弥呼様の有り難いお言葉より～

MENDES (CSDJT専用・BLACK ANOTHER)

家庭用beatmaniaIIDX 15 DJ TROOPERSにて初収録。

逆階段という言葉を生みだした、弐寺史上最もどうしようもない譜面。もうそのどうしようもなさは言葉にできない。各自その目で確認してほしい。

現時点(2012年5月現在)で、SPでのHARDクリアを確認できているのは2名(dj quasar<MIRROR適用>、auzen)のみ。(H-RANDOM適用下でのHARDクリア者は複数確認されているが、H-RANDOMはスコアが保存されないので除く。) しかし、こんな譜面をアナコンでノマゲクリアする猛者もいるのだから恐ろしい限りである。

あまりに特異かつ難易度のぶっ飛んだ譜面のため、現状この曲の練習に使える譜面は実質無いと言われる。
こいつを撃破したプレイヤーにすら、「普通に遊ぶだけじゃ絶対クリアできない代物」と言わしめるほど。
そのような意味でも「どうしようもないもの」である。

DPの方は更にどうしようもない譜面になっており、一応EASY CLEAR達成者は出ていたものの、しばらくノマゲ以上のクリアは確認できていなかった。そして、時が経ち2012年4月22日。ノマゲををすっ飛ばしてDJ SILENTによりHARD CLEAR陥落。(FLIP+2P MIRROR適用)。

これ以上の進展は見られないのではないかと思われていた黒麺。しかし、ゴリラ人間たちは留まるところを知らず………。

2012年7月1日、WASEDAによるSPのFULLCOMBO CLEARが達成された。
一体ゴリラたちはどこへ向かうのだろうか……。

ちなみにAC版ではLEGGENDARIA譜面が新設されており、各種黒譜面もLEGGENDARIAとして襲来しているため、将来的にはこの怪物譜面もAC版やINFINITAS等で日の目を見る……のかもしれない。

Almagest (DP ANOTHER)

初出はbeatmaniaIIDX 17 SIRIUS。同作のボスフォルダワンモア専用曲。SPAは発狂にチャージノートをからめてくるなど、☆12の中でもなかなかの難易度を誇る。

……が、こちらはまだかわいいもの。DPAこそが真の姿である。CN地帯は、片手でCN+軸+αを捌き、もう片方の手で階段を捌くというもの。更に同地帯の直前、SPと同様に異様な密度の発狂が降ってくるどうしようもない譜面であり、DP皆伝ですらクリアが危うい譜面である。

quell ～the seventh slave～ (DP ANOTHER)

初出は家庭用beatmaniaIIDX 13 DistorteD。後に17 SIRIUSにてACに移植された。

SPAも一度皆伝入りした経歴を持ち、なかなかの難易度を誇るが、やはりこの曲もDPが真の姿。その譜面内容はまさに「喰えない」譜面。曲開始から他の☆12の譜面たちを遥かに凌駕する密度の譜面が押しにくい配置で延々と降り注ぐ。そして最後には長い超密度地帯が来た挙げ句、トドメの32分階段でゲージをごっそり減らさせるという強烈なラス殺しが待っている。

ラス殺しによりHARD推奨かと思いきや、道中も他の☆12と比べて異常な難易度のため、DP皆伝ですらHARD突破できる人物が限られるというどうしようもない譜面になってしまっている。

そんなこんなでクリアレートは長らく1％を誇っている。しかしこれは限りなく0％に近い1％である。
しかし、近年になってこれが2％に上がったとの信じがたい報告が。
その後すぐに1％に戻ったようだが、これはクリアできる人物が確実に増えていることを表しているのだろうか……。

SIRIUS時代はボスフォルダ「PARALLEL ROTATION DistorteD」にて出現したのだが、なんとこの譜面でA判定を取り、なおかつASSIST無しでクリアすることがG59(DPA)出現条件の一つになっていた。そのため、G59のDPAを出現させられた人数は非常に少なく、情報不足のためにG59のDPAの鍵条件が確定しないままボスフォルダが閉鎖されてしまった。

なお、この譜面が原因となり「穴クエがウイニングラン」と化した皆伝曲目が存在する。

DP攻略wikiにおいてのこの譜面のページはまさに阿鼻叫喚。AC曲初の非公式難易度12.5(最高)を冠した、当時のACDP最凶のどうしようもない譜面。(CSでの最強譜面は・・・お察しください)

ちなみにこのquellコンビ(dj TAKA&DJ YOSHITAKA)、再び降臨した時も規格外の物量譜面を引っさげて現れている。→Elemental Creation

Line Times (CS pop'n music 8)

ジャンル名はクラシック8。クラシックシリーズ8作目の楽曲。EXは初のLv43であり、(前作はCS8で41に直された)唯一ACに収録されていない、CSでのみプレイできる幻のLv43譜面となっている(N・HのみAC11にて移植)。

序盤に後のサイレントというくらいの大発狂があり、途中からBPMが180→70になりさらに難易度を上げている。そこはAC筐体にとって問題ないのだが……。

問題は魔王(シューベルト)地帯の高速同時押し16分階段と高速縦連打であり、AC筐体で実際やると筐体が壊れる危険性があるため、いまだに未収録のままである。譜面データ自体は11から基板中にあるのらしいだが、特別なことをしない限りプレイ不可能。

一網打尽 (GuitarFreaksXG/MASTER)

曲自体の初出はGuitarFreaks & DrumMania V4 Яock×Rock。XGではJukeBox#1曲として登場した。

作曲者の96ちゃん初参加となったV4のPREMIUM ENCORE専用曲。Vシリーズでも凶悪だったEXTREME(赤)が、XGのMASTER(紫)となってさらに凶悪化。ただでさえ常人には難しいEXT(赤)の単色運指を、全体的に2色運指も足して従来の高速3連、さらに終盤には高速階段など、他の9.xx台の譜面にも見ないような鬼畜っぷりに、金ネの実力があったとしてもクリアできる人が限られるほどの凶悪さを持つ譜面。クリア者は極少数であり、ランカーですらクリアが不安定という有様。まさに、曲名の通りランカー達を一網打尽にしてしまった譜面である。

表記難易度ではXG2までは「天庭 おとこのこ編(紫BASS)」の9.80を下回り、更にはXG3のロケテにて追加された「ゴーイング マイ ウェイ!」のMASTERがLv9.85であったため、その座が危ぶまれていたがAOU2012に出店されたXG3においてこの曲の表記難易度がGuitarFreaksXG・DrumManiaXG通じて初となる9.90に昇格し、名実共にGuitarFreaksXG最強譜面となった。そして、GuitarFreaksXG・DrumManiaXGがGITADORAに名前を変えてバージョンアップした際、この曲の難易度もとうとう9.99に昇格。ついにこの難易度表記になってからの限界値に到達することとなった。
なお、XGでの難易度は9.70であったが、XG2では9.75とわずかに昇格していた。

Rock to Infinity (DrumManiaXG/MASTER)

「6928」だとか「∞」、「RtI」と略されることが多い。曲自体の初出はGuitarFreaks & DrumMania V5 Rock to Infinity。

Vシリーズでとんでもない出現条件でもって登場したV5のラスボス曲で、XGではJukeBox#2曲として登場。ただでさえ凶悪なVシリーズEXTREME(赤)がMASTER(紫)となって、更に凶悪化して帰ってきた。

後半殺しなのはVシリーズと変わっていないが、その後半殺しの配置が複雑化されており、更にツーバス高速連踏追加など、これでもかというほど凶悪になっている。難易度9.97を誇る難関譜面である。

ちなみに、この曲はギターMASTER(紫)も難易度が9.85と、難易度が非常に高い。

Valkyrie dimension (SP CHALLENGE)

初出はDance Dance Revolution X2。
ボスフォルダ「Replicant D-Action」のENCORE EXTRA STAGE専用曲として登場した。

リザルト後に強制進出であったため、ボスフォルダにてプレイできた譜面はEXPERT(激)譜面のみ。この譜面が出現したのは2011年2月23日。ボスフォルダ「Replicant D-Action」の楽曲が無条件解禁となり、同時にマラソンモードにてこの曲のCHALLENGE(鬼)が出現したのである。しかも、その難易度はDDR史上初のLv19。解禁直前にDDRスタッフブログで魔法少女まどか☆マギカのネタが使われたせいなのか、解禁直後は「こんなの絶対おかしいよ」という声が続出していた。

この譜面を最初にYouTubeにアップした人のコメントから、「全ての譜面が過去になった」というタグも使われる。この譜面はこちらのタグの方が「どうしようもないもの」より使用率が高かったりする。

肝心の譜面の内容であるが、

• 最初の超加速地帯のフリーズアローが全て滝に変化
  • BPM480の8分(BPM240の16分)を約5秒間踏まされる
• ただでさえ鬼畜なEXPERTに捻り＋同時踏み大量追加
• 低速＋フリーズアロー＋単踏みの強烈な捻り
• EXPERTのフリーズアロー＋停止ラッシュが強化。さらに高速な移動を強要される。
• 滝の中にちゃっかり同時踏みを混ぜてくる

……と、真・足神さまの称号(当時世界で5人ほど)を持つ人でさえ閉店しかけており、登場した2011年2月23日では全一でさえクリアランクB判定だったという恐ろしい譜面である。(2011年2月27日にはA判定でのクリア者が確認されている)従来の最強曲、Pluto RelinquishのCHALLENGE(通称：紫芋プリン)が霞んで見えるほどの圧倒的難易度。まさしく、一夜にして全ての譜面が過去になったのである……。

POSSESSION (DP CHALLENGE)

初出はDance Dance Revolution X2。
この譜面は元々はX2のロケテスト時のEXPERT(激)(Lv18)であったが、その時から相当ヤバいとの報告があった。

そして、2011年2月23日。ボスフォルダ「Replicant D-Action」の楽曲が無条件解禁。期待通り、ロケテスト版から若干の修正が施されたPOSSESSIONのCHALLENGE(鬼)(Lv18)が出現していた。Valkyrie dimensionのDP CHALLENGEもSPと同じく前代未聞のLv19であったのだが、「Lv19のあれよりLv18のこっちの方が明らかに難しい」という詐称報告が続出。

……そして、X3のロケテにてLv19へ連行されたことが確認され、製品版でもLv19に連行されていた。やっぱりな。

• EXPERTのラス発狂が前半に登場
• BPM370で左右往復(同時踏み混じり)＋高速八分滝
• 従来の最強曲、Pluto RelinquishのEXPERT(通称：抹茶プリン)のような高速三連符発狂＋超遠配置
• 常時渡り難

譜面内容は以上のような超鬼畜譜面である。体重移動や運足がとにかく難しく、悟りを開いてしまいそうなのか、この譜面は「哲学譜面」または単に「哲学」とも呼ばれる。

PARANOiA Revolution (SP/DP CHALLENGE)

初出はDance Dance Revolution X3 vs 2ndMIX。
当初は2ndMIXモード限定の条件付きFINAL STAGE専用曲だった。

出現当初は「全ての過去が譜面になった」と言われるMANIAC(現EXPERT、激)までしか確認されていなかったが、2012年8月2日のアップデートで始まったイベント「CROSSOVER DDR」にて、条件を満たせばX3側でプレイできるようになると同時に、QUICK PLAYモード限定でCHALLENGE(鬼)が追加された。

その難易度は再び足神たちを絶望の淵に突き落とす、SPでは第二、DPでは第三のLv19。

最大の問題はSPDP共通する特徴。それは、頻出するBPM360の8分縦連及びラス殺しのBPM360の16分3～5連打という、最早人の構造を無視したかのような熾烈極まりない配置である。
(※スキップではかつてPluto Relinquishの激・鬼譜面でBPM400の16分2連が存在したが、現在では8分に修正されている。)

瞬間的とはいえ、毎秒24ﾊﾟｧｰﾉｩというValkyrie dimensionの毎秒16ﾊﾟｧｰﾉｩの実に1.5倍の速度は、もはや忙しいなどという生易しい言葉では言い表せず、一周回ってお茶目な要素とすら化している。登場した2012年8月2日の全一は、SPでC判定クリア、DPに至ってはE判定(クリア者0人)という、X2初出のLv19たち以上に死屍累々な惨状となっていた。どうしてこうなった。

他にも大量の人外配置が存在する。各譜面の狂った詳細はPARANOiA Revolutionの該当項目を参照して参照してほしい。

それでも、SPでは翌日にB判定クリア、5日後にはA判定クリアが確認され、DPも5日後に初クリア(C判定)が確認されている。人類って凄いね！

13年続いたRevolution(大変革)の末に行き着いたこの速度。これからこの速度はどこまで変革するのだろうか……。

その他のどうしようもない譜面

• Jungle (DrumManiaXG/MASTER)
  • 終始リズムが取りづらく、振り回しの強い乱打が延々と降り注ぐどうしようもない譜面。
• A.DOGMA (DrumManiaXG/MASTER)
  • ただでさえ難しかった前半が更に難化。しかしそれでもフルコン者が出ているという始末。
  • この上記2曲、の難易度は9.95。どちらにしろ化け物である事に変わりは無い。
• Go Berzerk (CS beatmaniaIIDX 11 IIDX RED/DP ANOTHER)
  • 通称ﾎﾟﾝﾃﾞｽﾃｰﾝ。IIDX史上初めての非公式難易度12.5を冠した超鬼畜譜面。
• †渚の小悪魔ラヴリィ〜レイディオ†(beatmaniaIIDX 20 tricoro/DP ANOTHER)
  • 元々はjubeat saucerの11月最終解禁曲でtricoroとの連動企画「Café de Tran」にて登場した。押し辛い配置の同時押し、怒涛の高速乱打、その乱打中もお構いなしと絡む声ネタスクラッチ、しまいには鍵盤とスクラッチの複合螺旋階段等、AC最上位クラスの難度を誇る2084ノーツの超☆極悪譜面に仕上がっており、プレーヤーには渚の小悪魔を通り越して渚の大魔王とまで呼ばれる始末であり、電波曲でありながらGo Berzerkやquell等と同様非公式難易度12.5を冠している。

これがはじまり

748 名前： 爆音で名前が聞こえません [sage] 投稿日： 2009/06/04(木) 10:20:04 ID:F1G85oGiO
トイコン越えた人がどうしようもないならどうしようもないな

751 名前： 爆音で名前が聞こえません [sage] 投稿日： 2009/06/04(木) 10:21:24 ID:x3iM8OlL0
トイコンですらどうしようもないのにどうしようもないトイコンが出来る人がどうしようもないとか
どうしようもなくどうしようもないわ

753 名前： 爆音で名前が聞こえません [sage] 投稿日： 2009/06/04(木) 10:22:25 ID:4cZJ/BdX0
やめてくれどうしようもないがゲシュタルト崩壊する

758 名前： 爆音で名前が聞こえません [sage] 投稿日： 2009/06/04(木) 10:24:31 ID:dv1boFDt0
わけのわからないもの　は
どうしようもないもの　に　しんかした！

どうしようもない関連動画

※このタグは、『音ゲー関連動画』推奨のタグじゃ…
　　それ以外の動画にはむやみやたらと付けぬ事…
　　それが守れない卑しき者は…
塵へと、帰れ。

～卑弥呼様からの有り難いお言葉より～

どうしようもない関連商品

どうしようもないものに関するどうしようもない市場のどうしようもないものをどうしようもないもの。

各種サントラはコナミスタイルなどで自分で探さないとどうしようもないもの。

どうしようもない関連コミュニティ

どうしようもない関連項目

• pop'n music
• BEMANIシリーズ
• wac
• 音楽(BEMANI)
• わけのわからないもの
• 君ニ幸アレ
• 3Q
• 全ての譜面が過去になった
• BEMANIシリーズの用語一覧
• 音楽ゲームのボス曲一覧
• どうにかなった人
• 人間卒業おめでとう
• わけがわからないよ