ひょうきん懺悔室とは (ヒョウキンザンゲシツとは) [単語記事]

ひょうきん懺悔室とは、お笑い番組「オレたちひょうきん族」のエンディング前のコーナーである。

概要

番組収録時にNGを出した出演者やスタッフが懺悔室で神様による「まる」か「ばつ」の判定を受け、「まる」なら紙吹雪、「ばつ」なら水をかけられてしまうというものである。

水をかけられると後始末が大変（自分の服ならまだいいが、貸衣装だった場合は自前でクリーニング等を行う必要があった。）なため、なんとか判定を自らに有利なものにしようと、神様に賄賂（フルーツ盛り）を差し出そうとしたりする出演者も居た程である。また、せっかく「まる」の判定を受けても、受けた後に余計な一言を言ってしまったがためにその瞬間水をかけられてしまう、といったケースもあった。

ちなみに神様を演じていたのはグレート義太夫ではなくブッチー武者である（私も最近までグレート義太夫だと思い込んでいました(´・ω・｀)　）。

判定を下す瞬間のBGMは宇宙刑事ギャバンのBGM「ギャバン変身（蒸着1）」が使われている。amazonで試聴できる。

ひょうきん族は80年代の番組だが、最近アニメ「とらドラ!」（第5話）や「ジュエルペットサンシャイン」（第38話）で懺悔室のネタが使われたようだ。

また、アニメ版「うみねこのなく頃に」（第3話）において、テレビ番組としてひょうきん懺悔室が映るシーンがある。
うみねこのなく頃にの時代設定も1986年なので時代設定を反映している。

週刊トロ・ステーションの1周年企画でも、たびたび暴走するクロに反省を促すため「クロ懺悔室」が開かれた。