第3世代から登場した特性。宙に浮き、じめんタイプの技を無効化する。ひこうタイプと似た性質を持ち、以下のような特徴を持つ。
タイプではないためじめんタイプ以外との相性は一切変化しないが、空中で動けるという性質上、ひこうタイプ同様に多くのポケモンがスカイバトルへ参加することが出来る。
第六世代までに登場したポケモンの中で特性がふゆうのポケモンは33種で、最終進化系だけで数えても22種いる。更に最終形態の中で20種類がふゆう以外の特性を持たない。専用特性が与えられているため複数の特性を持たないと言うポケモンは多いが、専用でもない特性を与えられつつ他の特性を持たないと言うポケモンはふゆう持ちに多く見られる特徴である。特性がふゆうのポケモンは大きく分けて2つに分類され、複合タイプの関係でひこうタイプを持てないためこの特性を持つものと、ガスや念力などの力で宙に浮くためひこうタイプではなくふゆうの特性を持つものがいる。
ビブラーバ、フライゴン、ラティアス、ラティオス、ギラティナ(オリジンフォルム)、サザンドラ
翼を持ち空を飛ぶことが可能だが、既に2つのタイプを持っているためひこうタイプの代わりにふゆうの特性を持っている。翼の力で飛んでいるため、ひこうタイプ持ちと同じようにそらをとぶを覚え、はねやすめ、はがねのつばさなど翼を使う技も幾つか覚えられる。
なお、今のところこれに該当するのは全てドラゴンタイプを持つポケモンのみである。空を飛ぶための翼を持つが、ドラゴンともうひとつのタイプの力を操るためひこうタイプを持てず、特性のふゆうで空を飛んでいる。スピアーやモルフォンなど、どう見ても羽で飛んでいるむしタイプ/どくタイプ複合のポケモンでふゆうの特性を与えられた奴は1匹もいない。
ゲンガー、マタドガス、アンノーン、ネンドール、ドータクン、ロトム、ユクシー、エムリット、アグノム、シビルドン、フリージオ等
体内のガスやエスパーの力で浮いたり、体を風に漂わせて宙を舞ったりするためふゆうの特性を持っている。要は地に足が着かない連中。ふゆう持ちポケモンの大半はこちらに属する。マタドガスやロトムなど、この特性のおかげで弱点を減らしているポケモンも多く、シビルドンに至ってはこの特性により素の状態で弱点がない。一方でゲンガーは両足が地に付いているくせにふゆうの特性を持ち、じめん4倍のジバコイルはどう見ても浮いている見た目なのにふゆうの特性を持たないと言った矛盾も多い。
ふゆう持ちの中でヨマワル、ドーミラー、ドータクンのみふゆう以外の特性を持つ個体が存在する。特にドータクンは第五世代まで弱点がほのおかじめんのみで、特性「ふゆう」か「たいねつ」によりどちらかひとつへ耐性を持つようになるため、弱点を狙いにくいポケモンであった。
特性ではないため「かたやぶり」で無効化できず、一時的な効果しか得られないが、じめん技や地上の設置物をスカせて、地上に落とされると影響を受けるようになるという点だけはふゆうとほぼ同じ効果となる。
第五世代から登場したアイテム。持たせたポケモンはふゆうとほぼ同じ効果が得られる。ただしこちらは消費アイテムで、相手の攻撃を受けるとふうせんが割れてしまう。アイテムなのでかたやぶりは効かないが、さしおさえやマジックルームなどアイテムを無効化する技を受けても効果がなくなるが、この間は攻撃を受けてもふうせんが割れることはない。
5ターン限定でふゆうと同じような効果を得られる。技による効果なので、効果が継続するターン以内であれば一応バトンタッチで引き継ぐことが出来る。覚えるポケモンはでんきタイプやはがねタイプなどじめんタイプを弱点とするポケモンだが、相手に先制されると意味がなく、先制で使用できても相手がじめんタイプの技を打たなければ1ターン無駄になる。
3ターン限定で相手から受ける一撃必殺以外の技が必中になるが、じめんタイプの技は当たらなくなる。相手は低命中技を当て放題になるため、受けた側が不利な状況になりやすく、じめん技をスカせることの恩恵は少ない。交代されると効果が消えるため、相手としても使い所に悩む技となる。なお、いつも地中から顔を出しているディグダ、ダグトリオには効果がない。
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最終更新:2024/04/25(木) 19:00
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