ワールドウィッチーズ ミュージックフェスタ(仮)
2019年8月4日 川崎クラブチッタにて開催!
みんデキとは、メディアミックス作品「ストライクウィッチーズ」シリーズのイベントの名称である。
「ストライクウィッチーズ」シリーズの大規模イベントの通称が「みんデキ」である。当記事では、同シリーズ(「ブレイブウィッチーズ」「ワールドウィッチーズ」等含む)の大規模イベント一切について扱う。
メインキャラクターの各声優が出演するアニメ作品イベント。トーク、ライブ、バラエティ企画などが行われ、大型の新展開を告知する場となることもある。あわせてイベント関係の作品グッズなども展開される。
「みんデキ」は略称であり、「みん」は「みんな」、「デキ」は「デキる」もしくは「デキた」から取られている。正式なイベント名は毎回異なるが、基本的にはアニメ『ストライクウィッチーズ』当時の名フレーズ「わたしにできること」をもじる形で、「みんデキ」(もしくは「みんでき」)と略すことができるような名称がつけられている。
「みんデキ」の略称は公式でもしばしば使用される公認のもので、近年では「みんデキ」がイベント名に使用されることもある(2019年3月「みんデキ2019 Fly up to the Future!」の例)。
イベント名に冠される作品名は直近のアニメ作品のものがつけられることも多く、一定しない。このため、「ストライクウィッチーズ」を冠した例、「ブレイブウィッチーズ」を冠した例、「ワールドウィッチーズ」を冠した例などが混在する。
同一のイベント目を連続使用した例が数回あるが、いずれも「2」などではなく「bis」をつけて区別する。「bis」は「二度」などを意味するラテン語で、「ストライクウィッチーズ」関連ではペリーヌ・クロステルマンの『ストライクウィッチーズ2』以降の乗機「VG.39bis」でおなじみ。
最初の「みんでき」以降、常に同じ展開でみんデキが実施されているわけではなく、その内容・状況は回によって異なる。いかに挙げるのは近年のみんデキでの「だいたいこんな感じ」という流れであり、初回から毎回このようになっているわけでも、次回のみんデキでもこの通りにイベントが進むとも限らないことに留意されたい。
開演前の会場内には秘め歌(キャラクターソング)や印象的な劇伴曲がメドレーで流されており、開演時間が近づきフェードアウトする(ここで察知した会場内が一瞬沸くことも)と前説となる。
前説(諸注意)は登場キャラクターが担当する。その時々のみんデキ出演声優がキャラクターによる掛け合いのかたちで諸注意を述べることが多いが、声優が欠席しているキャラクターが行うこともある(2018年7月「10周年みんデキ」昼公演でのミーナ/田中理恵の例。夜公演でのラル/佐藤利奈とあわせ隊長コンビとなった)。昼夜二回公演の際は別々のキャラクターが担当するため、当然掛け合いも異なるものとなる。
オープニングパートは、基本的に石田燿子によるウィッチーズシリーズOP曲の歌唱と、出演者全員の登壇による挨拶で構成される。欠席したメインキャラクター担当声優からの伝言(後述)が流されるのも大体このパートである。
その後はメインパートへと移行するが、その内容の方向性は回ごとに一定しておらず、バラエティ中心のこともあればライブ中心で行われることもある。昼夜二回公演の場合、こうした大枠は昼夜で同じだが、内容(企画や曲)は昼夜で異なることも多い。
バラエティ中心の場合では複数の企画が実施され、過去の例としては作品内容のクイズ、今日のエンジン音、Barかよ(お悩み相談)、ソフトグライダー投げなどがある。翼端灯(後述)を使用する観客参加型の企画やボイスドラマのこともあり、特に大型の告知はボイスドラマ連動のことが多い。ライブ中心の場合は秘め歌(キャラクターソング)のライブとなるが、大体は複数人で歌う曲が使用され、ソロ曲が歌われる例は少ない。欠席者のために本来の歌唱者が揃わない場合、石田燿子や他の声優がヘルプに入ることも多く、意外な組み合わせが見られることも。
こうした内容の途中には告知パートが挟まれる。告知内容はイベントグッズ、シリーズのノベルやコミック新刊、秘め歌などCDの新作情報といったものが中心で、GOBOSEI.Inc(後述)の宣伝映像などもここで流される。
エンディングパートはオープニングと同様で、石田燿子を含む出演者全員でのウィッチーズシリーズED曲の歌唱と各出演者の挨拶が基本となる。アンコールのようなかたちで複数のED曲が続けて歌われることも多く、観客もあわせた全員の熱唱によってみんデキは幕を閉じることになる。
『ストライクウィッチーズ』『ブレイブウィッチーズ』ともにメインキャラクターが多いことから、担当声優も人数が多い。みんデキ出演者数最多は2018年7月「10周年みんデキ」における圧巻の21名で、石田燿子に加えストライクから7名、ブレイブから10名全員、ルミナス(新発表のため中盤以降出演)から3名という内訳になる。
それぞれのメインキャラクター担当声優全員がみんデキに集合することは非常に珍しく、ストライクに至っては2019年時点でみんデキでは一度も全員揃ったことがない(ブレイブは「10周年みんデキ」で揃っている)。ただし、出演経験自体は全メインキャラクター分ある(2009年9月「みんデキbis」終盤のみ参加した沢城みゆき含む。初期に坂本美緒役を務めた千葉紗子は未出演だが、引き継いだ世戸さおりは出演している)。
ストライク、ブレイブ(雁淵孝美/末柄里恵含む)、ルミナス以外のキャラクターの担当声優の出演では、花澤香菜(諏訪天姫役。2009年6月「みんでき」)、浅野真澄(竹井醇子役。2009年9月「みんできbis」)、内田彩(服部静夏役。2013年1月「みんデキ」、10月「みんデキbis」、2016年2月「みんなの想いでデキること!」)、佐藤有世(山川美千子役。2015年6月「大感謝祭みんデキ」、2016年2月「みんなの想いでデキること!」)の例がある。
欠席者の欠席理由はミリタリーアニメらしくもっぱら「別任務のため」と称されており、イベント内で当人からの伝言や映像が流されることもある。その内容は割と真面目な挨拶からりえしょんまで様々。ちなみにブレイブ勢はアイドル活動での欠席率が高い。
ウィッチーズシリーズを通して主題歌を歌唱する石田燿子のこと。
もとは2013年10月の「みんデキbis」にて、ライブパートがボイスドラマと連動する形だったことから、ドラマ中に石田燿子のライブパートを指して「石田隊」と呼んだもの。この時点でスタッフから「もうウィッチーズの一員」と言われていた。その後2015年3月の「みんなの笑顔があるからデキること!」ではボイスドラマに「扶桑皇国海軍軍楽隊の石田大尉」が登場し、石田燿子本人が声を当てた。
こうしたことからファン公式問わず石田燿子を指して「石田大尉」と呼ぶことが多くなり、2018年にはデビュー25周年&ワールドウィッチーズ10周年アルバム「ソラノウタ」リリースにあたって原作・島田フミカネ描き下ろしの「石田大尉」の立ち絵(当然ウィッチである)が裏表紙に使われるなど、「石田大尉」の存在は本当にワールドウィッチーズの一員となりつつある。
「誘導灯」とも。「みんデキ」におけるペンライト、サイリウム類の呼称。過去にはイベントグッズとして「翼端灯」を称するペンライトが販売されるなど、公式での使用に由来する呼び名である。「翼端灯」だけに赤と青の二色が基本で、イベント中に振られるペンライトも赤と青のみの使用が定番となっている。
公式でもイベント前に「赤と青のペンライトの持ち込み」が推奨されることがあり、そうした場合には「翼端灯」を活用し、クイズやアンケートなどファン参加型の企画も行われる。もっとも特徴的なのはボイスドラマでの使用で、シナリオ内で「視界不良のため誘導が必要」といったような展開になり、観客が支援部隊としてウィッチの指示に応じ赤青のペンライトを用いてウィッチ(土方の車だったこともあるが)を誘導する、という形になることが多い。
壇上から行われる指示は「会場の左半分が赤、右半分が青」「前が赤、後が青」「前後に振って」といったもので、参加する精鋭たちの指揮統制値団結力が試されることとなる。色の違う光は特殊部隊かネウロイだ。誘導の結果、新作戦の情報がもたらされる(=新展開が告知される)こともあるので地味に気が抜けない。
みんデキ名物となりつつある大橋歩夕プロデュースによるアパレル系グッズのブランド。ある時、大橋歩夕がラジオ「501st.JFW.OA.」内のあるコーナーで口から出まかせであることないこと述べ立てた結果生まれた「五芒星会社」なる謎の会社名が採用されてしまったもので、大橋歩夕CEOのほか「社員」として中村繪里子(黒田那佳役)、高森奈津美、佐藤有世といったメンツを抱えている。
2016年2月の「みんなの想いでデキること!」以来、社章入りのアパレルグッズ(バンド、ショルダーバッグ、ペンライトケースなど)や社畜Tシャツをイベント物販として販売している。イベント内の告知パートでは大橋CEOらによる宣伝映像が流れることが定番となっており、みんデキ随一のゆるいコーナー。ふしぎなおどりでMPをすいとられたりいきなりいらん子中隊リブートが発表されたりもするけど
みんデキにも当然裏方を担う作品スタッフがいるわけだが、なかでも一部のスタッフはイベント内で登壇して司会を務めたり「ワールドウィッチーズチャンネル」の生放送に出演するなど顔出しの機会も多く、ファンにも名を知られている。みんデキではイベントTシャツなどのアパレルグッズを着用して物販ブースまわりを視察していることも多い。
ミリタリーアニメらしく階級を付けて名乗っており、ゴツい中年おじさんが西山伍長、美人OLが兄部兵長。前者は作品初期から長く宣伝担当を務めた古参のスタッフで、記念すべき最初の「みんでき」で司会を務めたほか、GOBOSEI.Incの宣伝映像でグッズのPVに出たりしている。すでに担当を離れているが、その後もみんデキでは毎回のように会場外で顔を見かける。後者は『ブレイブウィッチーズ』よりウィッチーズシリーズの宣伝を担当する、うっかり属性持ちのクルピンスキー好き。
みんデキでは、しばしばグッズとしてキャラクターイラストなどを用いたタオルが販売される。イベントのエンディングに出演者がそれぞれ自身のサインを入れたタオルを持ち込み、ラスト曲を歌う際に客席に向けて投げるのがほとんど定番となっている。
幸運にもタオルを掴み取った観客が周囲に羨ましがられるのはもちろんのことだが、投げる出演者側も、うっかり舞台袖に引っ掛けたり明後日に投げてしまったりして客席を沸かせる。一方で高森奈津美はタオルを球状に固めて思いっきりぶん投げることに定評がある。タオルとは思えぬ飛び方をする。
「みんデキ」への参加を記念するものとして販売されるグッズ。ぶっちゃけどう見ても勲章の略綬(リボンのアレ)。というか防衛記念章。章そのものだけでなく章を取り付けるレールも発売されるガチなやつである。
2019年3月の「みんデキ2019」から発売され、今後もイベントごとに販売されるとか。
章 | 着用者 | 開催日 |
---|---|---|
青地に白い三つ星、縁は青と薄青の斜めストライプ | 「みんデキ2019 Fly up to the Future」の参加者 | 2019年3月30日 |
基本的に毎回機材席から録画は行われているようで、事前に「公演の収録が行われる可能性」が明示されていることも多い。しかし、みんデキの様子が実際にソフト化されているのは2009年9月の「みんながいるからできること!bis」のみで、他はソフト化されていない。
ニコニコチャンネル「扶桑皇国チャンネル(→ワールドウィッチーズチャンネル)」の開設後は、みんデキ直後の生放送において生コメンタリーのかたちで振り返りが行われており、公演の抜粋や舞台裏の様子、出演者へのインタビューといったものを見ることが出来るようになっている。
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最終更新:2024/04/25(木) 23:00
最終更新:2024/04/25(木) 23:00
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