めだかの婚約者

めだかの婚約者とは、『めだかボックス』の主人公・黒神めだかと婚約できる七つの家柄に属する者のことを指す。

概要

黒神めだかが中学に進学した際に行われた『漆黒宴（しっこくえん）』から始まる。

この会合に参加した七つの家柄は鶴喰鴎が属する『鶴喰』を含め、『潜木』、『寿』、『桃園』、『贄波』、『叶野』、『杠』の7つ。『地獄の宴会』とも言われ、流血してまで争われたようである。結果、勝者は鶴喰家の鶴喰梟（鴎の父）であったが、何者かによって殺された。

それから約3年。月氷会（月下氷人会）の兎洞武器子により、再び『漆黒宴』が始まり、黒神めだかは安心院なじみ、球磨川禊、不知火半袖、不知火半纏、鶴喰鴎を連れて向かうことになるが―

『めだかの婚約者』

『めだかの婚約者』は、めだか側に加わっている鴎を除くと、6人いる。最初に登場した6人の『変態』は影武者であり、性別が女性の方が”真の婚約者”である。

贄波生煮

「るきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるきるき」
『る斬』！

最初に登場しためだかの婚約者。

『陰険道』の持ち主で、両手に3本ずつ刀を刺し、さらにもう一本刀を手に持って『七刀流』のスタイルで攻撃をしかける。この武道は『剣道三倍段』という言葉では通じず、『無限倍』という表現を使う。

黒神めだかの『改神モード』に似たスキルを持った人吉善吉に八重歯で噛まれたところを『お願いやめて』とデレたところで勝負あり。

• 影武者：贄波錯悟

血まみれの女の子が好き。安心院さんの精神系スキル×100の前に敗れた。

叶野遂

叶野家代表の『婚約者その6』。

『どす』といった、やけにエセくさい京都弁で話す。

『漢字を使う』スタイルを持ち、たとえば名瀬夭歌の過負荷（マイナス）スキルである『凍る火柱（アイスファイア）』の『氷』から『点』を『下』ろして『氷点下』とし、氷から点を取ってただの『水』にするスタイルを発動させた。

漢字は2136個使用することができ、現在の常用漢字登録数と同じ数である。”常用漢字を全部使える”ではなく、”常用・常用外合わせて2136字使える”が正しい。そして『読み』を自由に使えるため、その使用範囲は広い。なお、漢字の『誤読』でも敵を弄べる（『拳』を『あげる（正しくは『挙』）』と読んだ）。

名瀬夭歌との決着がついておらず、人吉善吉一行と共に南極へ着いた。

• 影武者：叶野仮輝

眼鏡大好き人間。眼鏡っ子が一番。安心院さんの生物系スキル×100の前に敗れた。

潜木もぐら

分解系（ぶんけい）女子、『婚約者その1』。

自分から「人生という勝負では私が優勝」と豪語する。

腐食系女子、江迎怒江と対決するが、手ブラジーンズ先輩球磨川禊が乱入した。

言葉使いのスタイルは『誤変換』。つまり、叶野遂が漢字を真っ向から正しい文字で使っているのに対し、もぐらの場合は漢字を誤変換させることで別の意味に変える。例えば、『滑る』ならば『全る』→『統べる』で『すべてを統べる攻撃』となる。存在しない言葉は『なかったこと』となってしまう。

この戦いで人吉善吉は切腹し、江迎怒江は涙した。ちなみに、贄波生煮も感動した。

その後、手ブラジーンズ先輩球磨川禊が『却本作り（ブックメーカー）』を使い、もぐらは封じられた。安心院なじみが解くのに3年かかったことから、もぐらに換算すると30年かかるらしい。

• 影武者：潜木怪儡

踏んでほしいといわんばかりのドM。安心院さんの刀剣系スキル×100の前に敗れた。

現在未登場

第143箱にて”真の婚約者”6人が既に登場しているが、名前を名乗っていないため、まだ未登場の姓がある。

桃園

第143登場した婚約者のうち、夢につけ込んでいる女性がいるため、この女性の可能性が高い。

• 影武者：桃園幻実

四次元ポケットより二次元ポケットが欲しい人間。安心院さんの魔法系スキル×100の前に敗れた。

寿

第143箱に登場した婚約者のうち、明らかに子供の姿をした描写がいるため、この子供の可能性が非常に高い。しかし、ラスボスっぽい口調をしていること、黒神めだか以外をカード化したことから、寿ではなく杠という声も。

• 影武者：寿蜃気郎

「好きな幼女は八歳です！」というロリコン。安心院さんの格闘系スキル×100の前に敗れた。

杠

第143に登場した婚約者のうち、パンツを丸出しにした女性がいるため、この女性の可能性が高い。

• 影武者：杠偽造

最凶の影武者。該当項目参照。

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単行本未登場。

関連コミュニティ

関連項目

• めだかボックス
• 黒神めだか
• 鶴喰鴎
• 兎洞武器子
• 球磨川禊
• 安心院なじみ
• 不知火半袖
• 不知火半纏
• めだかボックスに登場する地名一覧