歌声ソフトウェアシンセサイザ「初音ミク」を用いてニコニコ動画にて多くの楽曲を発表しているアマチュア・ミュージシャン。
パラパラ漫画作成フリーソフト・Easy toonを学生の頃に発表。
プログラマとしてはブログ・Radium softwareが有名だが、2006年8月よりYoutubeでDenkitribeのハンドルネームでKORG・Electribe(通称・勃起部族)の演奏動画の投稿も開始する。 KP3,KAOSSILATOR,Electribe等グルーブ機器の演奏ではYouTubeではトップレベルの演奏技術を持つ。
2007年10月には、Electribeを用いてニコニコ動画の“チーターマンアレンジ集”祭りにも参加し好評を博する。なおこの動画「チーターマンのテーマ(ACID MIX)」ひとつでニコニコ動画内でElectribe投稿動画のジャンルの祖となり彼にあこがれて生産中止間際のElectribeを購入する人々が増加、その後のElectribeの生産終了の中止という事態を呼び込んだというエピソードがある。この際のITMediaの記事から、彼の演奏動画に「高田社長P」のタグがつくこともあった。
初音ミク購入後は、「借金ソング」をyoyodyne(よよだいん)のハンドルネームで投稿。この時点では、このyoyodyne氏がDenkitribe氏であることを知っているリスナーはまずいなかったと考えられる。
2曲目「数学ガール」(数学に関する解説書)は原作者である結城浩氏が大喜びし、後の漫画連載化を(投稿者本人さえも予想していなかった形で)バックアップするという意外な展開をみせた。
その後「年越しソング」「恋するロードランナー」「すごいよ!!初音さん」「裁判員制度のうた」などを矢継ぎ早に発表するものの、「数学ガール」「恋するロードランナー」に特定のリスナーが弾幕を発生させる以外はこれと言ってボーカロイド・ファンの認知度は高まっていなかった。
状況が一変するのは「ブライトワルト」を発表してからであり、この頃から注目度が徐々に高まりだし、動画のコメントがきっかけで「よよPだっこし隊」が結成される運びとなった。
(あるリスナーがよよPを、「だっこしたい」「おっさんでもいいからだっこしたい」とコメントしたのがきっかけだった)
続いて、「数学ガール」に続く数学関連ソング「はいぽせしす」、中国のギョーザ問題に端を発する政変M@d曲「ギョーザ食べよっ!」などを発表。
一時期のブランクを経て発表された「消えるメモリー」は、よよP曲としては初の週刊ボーカロイドランキング入りを果たした。
2008年8月2日には神威がくぽを起用したオリジナル曲『愛が足りない』を発表。今後の活躍に期待がかかる。
2008年8月末~9月上旬にYouTubeで動画「Electribe MX」の再生回数が12万再生を越え、YouTube Electribe 動画の再生回数第一位となり、ニコニコ動画での 「チーターマンのテーマ(ACID MIX)」と合わせ、世界で一番見られているElectribeミュージシャンとなった。
ボーカロイド曲では音楽的クオリティの高い楽曲を特徴とする。ベースはJ-POP、渋谷系、テックハウス、エレクトロハウス系。一度聴いたら印象に残るキャッチーなメロのサビが多くインパクトのある楽曲が多い。楽曲のクオリティとともにミックス技術も高くまた研究熱心。詞の傾向としては、中二病的な幼さが一切なく大人の視線。キャッチーなフレーズ以外にも数学的帰納法を男女の恋愛に導入したり、時事ネタを導入したりと意欲的。おそらく自分の年代相応なのだろうがニコニコ動画のメイン視聴年齢層のちょっと上を狙っている傾向がある。また周期的にシリアス曲とネタ曲を交互に発表していい意味で固定ファンの期待を肩透かししている。初期のボーカロイド曲では手持ちのグルーブ機器の音色をそのまま使っていたようだが、最近では曲ごとにサンプリングCDのドラムを切り替えるなどしているようだ。
プレイ動画では即興性を重視しているので楽曲の傾向は未判別。YouTubeにある唯一のカバー曲がDEVOのモンゴロイドであるので旧テクノポップの影響がわずかに感じ取られるのみだ。
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最終更新:2024/04/25(木) 00:00
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