アイドルマスター シンデレラガールズ U149 単語


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アイドルマスターシンデレラガールズユーイチヨンキュウ

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アイドルマスター シンデレラガールズ U149とは、日本の漫画作品である。

概要

ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』を原作とするコミカライズで、サイゲームスのWEB漫画サイト「サイコミ」で連載されている。作者は、漫画:廾之(きょうの) 原作:バンダイナムコエンターテインメント。
なお、廾之氏は以前からアイマスの二次創作で活動している経歴がある。

小学生アイドルたちを主役とした作品であり、タイトルの「U149」は、主要人物となるアイドルが全員身長149cm以下(Under149)であることに由来するもの。

舞台となる事務所については、名前は語られないがアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」と繋がりはない独自の設定。

あらすじ

子供ばかり集められた「第3芸能課」はプロデューサー不在で仕事が回ってこず、部屋も物置同然。所属アイドルたちはレッスンばかりの日々に飽き飽きしていたが待望の新プロデューサーが来ることに。どんな素敵なプロデューサーが来るのか想像に思いを馳せる面々だったが、やって来たプロデューサーはなんと「子供みたいなプロデューサー」だった。

登場人物

プロデューサー CV.米内佑希
第1芸能課から第3芸能課に異動となり、初の担当アイドルを持つことに。身長が低く童顔で成人に見えないことがコンプレックス。個人的な好みとしては大人のアイドルが好きだが、特に子供が嫌いというわけでもなく、時に近い目線に立ちつつも大人としてしっかり見守り助けている。
ドラマCDでの声優参加に伴い、通例に倣って「米内P」と呼ばれることもある。
橘ありす(12歳 141cm)
何かとプロデューサーに苦言を呈するのがお約束。仕事では桃華へのライバル意識が強く、当番回以降は桃華だけ名前で呼ぶようになっている[1]。「歌のお仕事がしたくてアイドルになった」という(わりと忘れられがちな)設定も拾われている。プロデューサーが(意外にも)全員を「(名字)さん」と呼ぶため、定番ネタの「橘です」は晴に対して使ったことがある程度。
櫻井桃華(12歳 145cm)
年に似合わぬ優雅さが存分に発揮されており、年長(12歳)組の中でもひときわ大人びた、他メンバーを見守るような立ち位置。プロデューサーをちゃま呼びしない。
赤城みりあ(11歳 140cm)
唯一アニメでも主要人物の一人だったが、それに比べると同僚が同年代だけな影響か、やや奔放に過ごしている。一方で人一倍聡く本質を突く部分もしっかり発揮される。
的場梨沙(12歳 143cm)
勝気な性格や意識の高さに加えて、同じく大人びたありすや桃華に比べて行動的なので進行上よく目立つ。ありすと並んでよくプロデューサーに食って掛かるが、歯に衣着せぬ傾向からプロデューサー的には(ありすより)わかりやすいという認識がある様子。「パパ大好き」キャラがあまり表に出てこないが、親が不在がちな仁奈に配慮して控えているらしい。
結城晴(12歳 140cm)
飄々としており、年少組と一緒になって遊んでいたりもするがダンスに関しては随一。当番回など梨沙との関係が深いが、日常ではありすやみりあとの絡みも印象的。アイドルになった経緯は原作通りで、それゆえにモチベーションが希薄という部分がクローズアップされるが、解決してしっかり目的意識を持つようになる。
古賀小春(12歳 140cm)
12歳組は何かしら技能に秀でた面々が揃う中、唯一そういった取り柄がなく、時にそれを憂う一面も。性格的に合うのか千枝と一緒にいることが多い。喋るとしばしば周囲に花が咲く独自の演出を持つ。ペットのヒョウくんが未登場で、言及すら長らくなかった。
実は原作で小学生と確定していないのだが、各所の描写からして少なくともU149では小学6年生設定と思われる。
佐々木千枝(11歳 139cm)
健全な漫画なので小悪魔とか合法とかの要素はなく、内気で健気なところが色濃い。第3芸能課初の本格的なライブの仕事――第1・第2芸能課の合同ライブのオープニングアクトで、気配り上手ぶりを評価したプロデューサーの発案でリーダーを務めることに。
龍崎薫(9歳 132cm)
最年少の一人であり、この面々の中でも子供らしい天真爛漫さを存分に発揮する。桃華などと同様、「せんせぇ」呼びは今の所なし。
市原仁奈(9歳 128cm)
いつも着ている動物パーカーの種類が多彩で、動物のきもちにもしばしばなる。年齢的にも性格的にも近しい薫とセットになることが多い。U149でもやっぱり両親は多忙だが、みんなとアイドルをすることを楽しんでおりそこまで強く気にしてはいない。
横山千佳(9歳 127cm)
22話より参加。新たに加わったというわけではなく、元から在籍はしていたがオープニングアクトの仕事を期に両親からアイドル活動の許可が下りたとのことである。ラブリーチカ要素はなし……ということはなく普通に出てくる。
福山舞(10歳 132cm)
28話より参加。合流が遅れた・合流できた要因は語られていない。自身は未参加であるダンスを事前に練習していたり、持ち前の勤勉さで遅れた分を取り戻そうとしている。

第3芸能課以外の登場人物

描写のある限りでは全員同じ事務所に所属しているようである。

ニュージェネレーションズ(島村卯月、渋谷凛、本田未央)
本作では「憧れの先輩」ポジションの代表格であり、0話に始まりしばしば背景や名前が出てくる。凛は話に絡む役どころで一度登場。特にありすが凛のことを意識しているような描写がしばしばある。
一ノ瀬志希
宮本フレデリカとのユニット「レイジー・レイジー」の企画の中で、晴と梨沙が彼女のバックダンサーを務めることになる。
城ヶ崎莉嘉、メアリー・コクラン
その際にフレデリカ側のバックダンサーを務めていた。のちに第3芸能課より一足早く本格デビューを果たす。
ちなみに、莉嘉は身長149cm以下の12歳だが中学生で、メアリーは小学生だが身長150cm以上[2]と、それぞれU149のコンセプトから微妙に外れている共通点がある。
インディゴ・ベル(高森藍子、道明寺歌鈴)
背景や名前だけも含めて、比較的登場回数が多め。
ガールズ・パワー(月宮雅、岸部彩華、衛藤美紗希)
最初の特別編[3]の1コマで雑誌に写っており、本人はインディゴ・ベル共々オープニングアクトに参加する形で初登場。直後の特別編でも絡んでいる。
三船美優、佐藤心
初めてのTV番組ロケで、その番組のメイン出演者を務めている二人。
特に美優は、その後にも先輩としてアドバイスする機会があったり、初期からプロデューサーの好みの代表格として名前とか写真とか等身大パネルとかが出てきている。「はあ!? 三船さんは清楚だろ!!?」
日野茜
本人はほぼ未登場に等しいのだが、思わぬ形で第3芸能課を助けることに。
千川ちひろ
プロデューサーと面識はあるが専任というわけではない、普通の事務員として登場。
プロデューサーの上司
第1芸能課の担当。プロデューサーが新しい仕事を要求したり発案したりする際は決まって彼に話を通す形となるため、登場頻度は高い。プロデューサーとは親しげだが、仕事に関しては私情を挟まない厳しい上司。

単行本付録CD

単行本は既刊3巻まで全て、CDつきの限定版が発売されている。ボイスドラマの他、出演キャラクター(第3芸能課以外も含む)による歌が収録されている。

収録曲の太字は新曲。
歌唱メンバーの太字は新たに歌唱することになった(これまでCDでの歌唱がない)メンバー。

収録曲 歌唱メンバー
1巻 ハイファイ☆デイズ 櫻井桃華、橘ありす
Orange Sapphire 市原仁奈龍崎薫
お願い!シンデレラ 橘ありす
2巻 青空エール 赤城みりあ、結城晴
明日また会えるよね 櫻井桃華、佐々木千枝
お願い!シンデレラ 結城晴
3巻 ドレミファクトリー! 櫻井桃華佐々木千枝橘ありす結城晴龍崎薫
絶対特権主張しますっ! 佐々木千枝、高森藍子
BEYOND THE STARLIGHT
(M@STER VERSION)
一ノ瀬志希結城晴

発売記念イベント

リアルイベントの他には、掲載誌の生放送番組である「サイコミTV」において、単行本発売時には決まってU149中心の回が放送されている。

巻数 日程 会場 内容 出演者
1巻 2017年8月19日 AKIHABARA
ゲーマーズ本店
トーク&サイン会 廾之、佐藤亜美菜
2017年9月16日 アニメイト大阪日本橋
2巻 2018年4月1日 AKIHABARA
ゲーマーズ本店
トーク&サイン会 廾之、小市眞琴、
佐藤亜美菜、米内佑希
3巻 2018年6月24日 アニメイト新宿 トーク&お渡し会 廾之、今井麻夏、佐藤亜美菜、
春瀬なつみ、米内佑希
2018年7月15日 AKIHABARA
ゲーマーズ本店
トーク&お渡し会 廾之、今井麻夏、小市眞琴、
佐藤亜美菜、米内佑希
2018年8月19日 科学技術館
サイエンスホール
トーク&ミニライブ
(2回公演)
今井麻夏、小市眞琴、佐藤亜美菜、
春瀬なつみ、米内佑希

原作でのコラボなど

デレステでは、2018年2月12日~17日に行われた「シンデレラキャラバン」イベントが「U149応援」と題したものとなった。
イベント内容自体は何も変わらないのだが、イベント報酬アイドルが晴と梨沙であり、2巻の発売直後である晴はボイスつき(同時に共通ボイスも実装)。モバマスではまだボイス未実装だったので、原作サイドでの初めてのボイス実装がこの機会となった。また、イベント配布ルームアイテムも1話で登場したものを模した「ペットボトルボーリングセット!」。

モバマスでは、3巻の発売日である2018年5月30日に更新されたリフレッシュルームが晴・梨沙・小春の回。同時に配布されたぷち衣装が、最初のお仕事のエピソードで着た衣装であり、(小春の提案で)その衣装を着て現れて「この衣装で仕事をした時のことを懐かしむ」という話で、直接的な表現はないものの明らかにU149が意識された内容だった。また、この時デレステでは、3巻収録の回でプロデューサーが皆の緊張を紛らわすために作った「即席うさぎちゃんパペット」がルームアイテムとして配布されている。
また、2018年2月3日~4日にはイベントのライバルユニットとしてみりあ・小春・千枝の「ポップングリッター」が初登場していた。この3人はみりあ主役回で話の中心となった3人であり、多少なりとも意識している部分はありそうである。

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関連項目

  • アイドルマスター シンデレラガールズ
  • アイドルマスター シンデレラガールズ After20 (同誌掲載のコミカライズ)

関連リンク

脚注

  1. *本編ではいつの間にか呼んでいるが、1巻のボイスドラマで経緯を掘り下げている。
  2. *これに該当するのはメアリーだけで、他の12歳以下アイドルはみんな149cm以下。
  3. *主にエピソードの合間に挟まれる箸休め回。基本的には4コマ仕立て。
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