アクティオンゾウカブトとは (アクティオンゾウカブトとは) [単語記事]

アクティオンゾウカブトとは、主に南米大陸に生息するカブトムシの一種である。

概要

ゾウカブト属（メガソマ属）に分類される昆虫で、同属のエレファスゾウカブトと並び世界で最も重いカブトムシの一つとされる。

体重はだいたい50g程度（ちなみにヘラクレスオオカブトは40g程度）。

エレファスゾウカブトが全身に茶色い毛が生えているのに対し、アクティオンゾウカブトは毛が全く生えていない真っ黒な体をしているのが特徴。

同じく真っ黒なゾウカブトとしてマルスゾウカブトがいるが、両脇の胸角が異なる点で区別できる。

巨体の割には頭角がそれほど長くならないため体長ではヘラクレスオオカブトに劣るものの、横幅が大きいため体全体の大きさではヘラクレスオオカブトを上回る。

流石にコーカサスオオカブトほどではないものの、ゾウカブトの中では気性が荒く、闘争心が強いとされる（これに対してエレファスゾウカブトは臆病な性格をしている）。また超重量級のカブトムシだけあって、パワーもヘラクレスオオカブトを上回るとされる。

ただし実際の戦闘となるとリーチが短いのが災いしてか、ヘラクレスオオカブトやコーカサスオオカブトといったリーチが長いカブトムシに勝つのは難しいと言われている。